能登からのskn、オレの財産と非核三原則

11月15日 土曜日 晴れ 

 「skn」と書くとオレの界隈では魚ちゃんを意味するんだけど。今日は違うよ。魚のこと。

 NYから兄弟分が来日中。で、うちに泊まってた。そこに、かの能登半島、輪島のマリンタウンにある中小路鮮魚店から発泡スチロールに入った魚たちが送られてきた。正確には店を通じて、ともだちが贈ってくれたものなのだが、能登で食せなかった魚たちを、あの魚屋のあんちゃんが目利きをして、ともだちの意思も理解して贈ってくれたものだと瞬時に理解。

 まずね。刺身。ちゃんと「骨抜き」と記してある。これは魚の扱いがまるでできないオレへの初心者特典と見た。「骨抜き」をヒロシへ。悪くない。悪くないぞ。

 てか、オレが切っていいのか、と自問自答しながら(61年も生きてるのに恥ずかしながら、生の魚を切ったことがない!!)自慢のうぶけやの包丁で切って、みんなでいただいた!包丁が素晴らしいから、細胞の断面は悪くなかったと思うのだが、繊維に対する向きはこれで良かったのかどうか甚だ自信なし。

 でもね。

 な、な、なんだこの魚たちは。(正確にはイカもあった)能登半島おそるべし。ニューヨーカーもオレものけぞる芳醇さ。sknがふくよかでいて、甘い。てか、もっとsknに慣れている人が切ったなら、もっと美味かったと思う。ごめん。

 実は客人が和食を食いたいと申すので、絶品sknたちの到着を知らなかったオレは、スーパーで干物を大量に買ってきていたのだ。んなもん、同じsknでも今日は食べちゃいかん。大量の豚汁も作っておいたが、今日はメインディッシュを譲ることにする。

 そして。発泡スチロールのsknたちの下にはカニ「たち」が潜んでいたのだ。カ、カニですか!オレ、61年の人生で自分の金でカニを買ったことがないんです。だから、食べ方もわからない。それゆえ、すかさず輪島のあんちゃんに連絡。これって、どうやって食べたらいいの?返信に添付されたyoutube。そして面倒くさいなら、味噌汁にぶっ込んでください的なメール。笑。な、ことできるわけないじゃん!笑。

 てかね。我ら刺身たちだけでお腹いっぱいになったんです。カニって何日持つの?なので、カニたちを氷まみれにして、明日(今日ね)朝ごはんでいただいてみることに。朝から能登のカニ!

 つーか!能登のsknは半端ないぜ。sknのこと、素人だけど、マジで半端ない。みんなも機会を作ってぜひぜひ能登のsknを。そういえば、金沢の近江町市場が今みたいに観光客相手のものではなく、市場としてシチズンのためにファンクションしてたころ、ほんとに魚介類が素晴らしかったのを思いだしたよ。あれは、かなりの部分で能登のsknだったんだろうなぁ。

 ありがとう。ともだち(能登出身)と中小路鮮魚店。

 朝からコーフン気味の文章、アイム・ソーリー。NYからの客人が加賀の漆器で抹茶を飲んでたから、帰ったら件の輪島塗、見に行きなよって。そんな風に日々は繋がっていく。彼がこう言ったんだよね。今日はヒロシの財産をいただいてるって。その通りだよ。クソみたいな世界だけど、このリレーションこそが財産だとオレも思ってる。

 でね。あの首相が非核三原則を反故にしようと動いてる。みんなも広島や長崎に行ったことあるよね?日本人としてと、あいつが日の丸の元でそんなことを言うのなら、ほぼ狂人としか思えないんだよね。われわれの祖先が頭上にあんなものを落とされて、どれだけの地獄絵図を生き抜いてきたのか。敵とか味方とか国防とか、そんな問題じゃない。その地獄を経験した我々がそれを止めなくて、誰が止めるんだよ。

 原発があんなことを引き起こしておきながら、喉元すぎたら、原発を輸出することになんの抵抗もしない国民ゆえ、これもまたのほほんを受け入れるのかもしれないけど。

 非核三原則のうち「持たず」「作らず」は引き続き堅持するにしても、「持ち込ませず」については「守るのは、国民の命か、非核三原則か」という究極の事態に至った場合、「邪魔になることを懸念」して「削除して欲しい」と要請した。

 ↑とあいつは言っておる。まぁ、あいつはトランプの子分だから。JAPANはアメリカの属国だから。でもね、これはイデオロギーの問題じゃない。政治にまつわることでもない。人としてってことだよ。

 最後の一人になったとしても、オレは認めない。

 最後に

 毎年、この1年で読んだ本、blogの読者に差し上げてるんだけど、今年もたぶん30冊くらいあります。誰か読んでくれるかな?ただし、本の扱いは酷いです。あちこちにいろんなこと書いてあります。でも、読めます。今年買ったCDも含めて差し上げようと思ってるんだけど。もらってくれる?

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能登からのskn、オレの財産と非核三原則 への22件のコメント

  1. ndgydg より:

    自分も絶対に絶対に認めません。なんと言われようと平和を願い続けます。

    洋さんが読んだ本やCD興味深いですね。

    ご存知でしたらアレですが年明けにまたM.Wardさんいらっしゃるようですよ!

  2. R&Rが好きな脳外科医 より:

    気になります!欲しいです。でもただで差し上げるのではなくて、少しは対価を払ってもらい、MLMMとして能登に送るのがよいのではないでしょうか?

    非核三原則、武器の輸出、人間としてありえません。
    今の総理大臣のイメージがいい、リーダーシップがある、支持率が高い、私にはまったく共感できません。
    維新の会は野党ではなく、自民党のダメなところ、悪いところの援護射撃は着実に行うのでしょう。

    政治家が平和を求めるのではなく、戦争を煽ってどうすんだ?。

  3. りゅういち(61) より:

    おはようございます。洋しゃん、熊本の地方紙の朝刊を読み、あいつが非核三原則を反故にしようとしている姿を目の当たりにし唖然としていたタイミングで、今日のblogを読みました。当然、私も絶対に認めないです。

    本、CD、お譲りいただけるならば、喜んで応募したいと思います。よろすく、です。

    最後に、いつも、ありがとうございます。

  4. R&Rが好きな脳外科医 より:

    すいません、非核三原則を破ることは人間としてありえませんです。

  5. 中澤 美穂 より:

    山口さん、おはようございます。

    私が現総理に違和感を覚えた最初のきっかけは「トランプ大統領にノーベル平和賞を」発言でした。賞のそもそも意味、歴代の受賞者と功績、昨年、日本被団協が受賞した意味を理解していないんじゃないかと思ったのです。

    働いて働いて働いて働いて、働いて参ります。ワークバランスを捨てます。その先に見据えているのは何か。防衛費の増額の先に見る平和とはどんな景色か。

    山口さんがこの一年に紹介してくださった書籍、音楽、私もこれはと思う作品は追いかけてきました。厚かましくもリクエストしてよければ、私が頂戴したいCDはJeff Tweedyの3枚組【Twilight Override】です。

  6. 中澤 美穂 より:

    山口さん、私も脳外科医さんのコメントに賛成です。

    私は厚かましい人間ですが、商品に対する適切な対価、送料、もちろんお支払いします。

    脳外科医さんの仰るように、能登支援につなげていただければと思います。

  7. 髙坂勝 より:

    1年前から毎日ブログを読ませてもらってます。CDやライブは2007年頃から愛聴です。
    もしCDや本や応募させていただけるならお願いします。
    高市さんは彼女が名を馳せてきてから女性だとして絶対に総理にさせたくなかった人物です。

    • 髙坂勝 より:

      あれ、見直しましたら「女性だとして」となってましたが、「女性だとしても」と書いたつもりでした。女性が総理大臣になるのは大歓迎です。高市さんは違います。男性生で勝ち登ってきた方。女性が女性として総理大臣になってくださることが、本当のガラスの天井を破ることだと思ってます。

  8. 放射線1号 より:

    広島の平和記念資料館であの凄惨さを見たならば、非核三原則を破るなんてあり得ないです。
    どこの国の人にもあんな体験をさせてはいけないと思うのが人間なのではないでしょうか。

  9. より:

    夏、広島に行ってきました。
    原爆ドーム、被爆して救護所となった小学校、被爆してもなお伸び伸びと枝葉を広げているアオギリの木、悠々と静かに流れる元安川、恒久平和を願う人々の祈り叫び。
    「棘」が突き刺さりました。
    被爆者の方がこう言ってるそうです。
    「戦後80年といわれてるけど、戦後ではない、今は戦前だ。」と。
    生かされている私達は絶対にそんなことにならないよう
    声を上げていかないといかんです。そう強く思います。

     

  10. ジンジン より:

    兄貴、ご無沙汰しております。
    先日、小鹿田の里にて兄貴と奥様を拝見しました。なんてカッコいいご夫婦なんでしょう!タダほど高いものはない!ええ、全財産使い果たしましたとも!小鹿田焼、最高です‼

    さて、年内にアルバム完成とのこと。お疲れさまでした。僭越ながら、今年1年頑張ってきた自分へのGIFTとして楽しみに待っています!

    本、CDの件。私も手をあげます。頂くからには、対価も…。MLIMMの一環です。

    お怒りの件、同感です。このところずっと、頭の中を“Swindle”が鳴り響いています。憤りを感じています。一刻も早い退場を望みます。

  11. のえりあむ(奈良) より:

    もし可能であれば、本とCDのリストを載せていただけますと、自分で買います!

  12. 甲斐 より:

    例えば、この一年に山口さんが聞かれたCDや、書籍を場所を設けてレクチャーし募金箱に募金してくださった方にお譲りなさって、MLMMの活動資金になさるのは如何ですか!

    一口メモ的なレポートを添えて来場者にお配りになられるとか!

    題して「山口洋の頭の中のスープの素!」
    音楽ライブと違う、人間「山口洋」をファンの皆さんが知るきっかけになるかと!

  13. ナカムラ より:

    多忙の中、本30冊読むって、すごいことです。
    私も読書好きですが、今年は数えていませんが、買ったのは10冊ほど、しっかり読めたのは5冊ほどです・・
    ですが、ちょっと前に、山口さんのインスタで夏目漱石の「こころ」に目がとまり、読みました。今、読めて良かったと思えました。

    山口さんが読んだ本やCD、とても興味深いですが、みなさまのコメントにあるように、何かしら、社会貢献につながるようにしたいと思います。

    いつもありがとうございます。

  14. wonderstyle より:

    非核三原則…日本人の細胞に刻まれているのが当たり前じゃないのですか。現首相のあの答弁を聞いたときには、今までに無い感情が私の中に立ち上りました。こんな発言、許してはいけない。
    本…MLIMMに本の代金として寄付、そして本を分けていただくという形はできませんか? 面倒くさいこと言ってすみません。
    skn…金沢にて全国チェーン店の居酒屋で刺身ランチを食べましたことがありますが、『チェーン店でこんな美味しい刺身!』と感動した覚えがあります。(チェーン店の味をさげずんでるわけではないですよ。)

  15. マサトシ より:

    中国に対する構えでしょう。
    戦争のない世界を祈るばかりです。
    広島長崎については次の動画を是非見てもらいたいです!
    人類史上最大の犯罪 水島聡✖︎林千勝

  16. fujiiku より:

    洋さんの教えられた原爆写真展。平日の午後のためか入賞者は少な目でした。皆関心が薄れているのかとも感じました。あの支持率を見ると何がおこるか不安になります。
    小さな声でもあげ続けなければと思っております。

    本/CD私も参加させていただきたく思います。何かのお役にたつなら有料でもよい思います。新しいCDの曲目発表が待ち遠しいです!

  17. より:

    「はだしのゲンはまだ怒っている」
    ポレポレ東中野で本日より上映始まりました。
    まだ、ゲンを怒らせる世の中のままだ、ということを
    自覚しないといけないと思います。本当に悔しい。
    観に行って、考えて、行動します。

  18. 中村文弥 より:

    今秋、「原爆ドーム」から行くと「広島原爆資料館」の手前に位置する「広島原爆死没者追悼平和祈念館」に行ってきました。静かなアウラが地下まで続く、祈りの空間でした。亡くなられた方々のポートレイト、付属の図書室に置かれておかれていた被爆証言集とそのボリュームのアウラに愕しつつ、被爆下の地獄絵さながらの体験談に、息が詰まりました。続いて、東京・九段下にある「しょうけい館戦傷病者史料館」に行きました。銃弾をはじめとする苛酷な負傷・死と、野戦病院の地獄模様の現実、野戦病院にすら辿り着けない負傷兵士たちの現実、捕虜として戦死を免れたものの強制労働、特に炭鉱労働に伴う肺症の苛酷な現実…… 被原爆者と戦場の兵士の負傷・死という点では対照的な現実を扱っている二つの館にもみえますが、戦争は、人間に、もっと突き詰めていうと、かけがいのない私やあなたに、何を出来せしめるのか、という点では、同じメッセージが響いてきます。人と人とを分断する戦争も、そしてそれを可能ならしめる兵器もなく、例えば、楽器と音楽が人と人とをつなぐ社会・世界が如何に大切であるのかを、平和が失われた多くの現実から、再認識させられました。人と人とをつなぎ、仲良くするという親が子供に諭すような簡単な倫理を考えることができない状況が作り出されていくことに、違和感と一抹の恐怖心を覚えます。自分に出来ることをしっかりとやらねば、と想わされるところです……

  19. ハートロッカー より:

    非核三原則と言いながら日本にはもうずっと前から原子力発電所があるやんけ!ってずっと思ってたんだわ。嘘ぶくなかれ!

    目を逸らすなよな!全く!

    欲しい受けとるよ。

  20. カドジュン より:

    本、ほしいです
    よろしくお願いします

    学生時代の彼女が被爆2世で、原爆関連でいちばん身近な人でした
    なんの健康被害もなかったのですが、つねに漠然とした不安がつきまとっている感じだったのが思い出されます
    長崎は原爆教育が子どもの頃から当たり前だったので、他県にはないと知ったときはおどろきましたし、それがマジョリティなんだなあと今回の件でも思い知らされました
    長崎の被爆者は大騒ぎです

    テレビのコピーですが、いまを戦前にしたくありません

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