熱くならない魂を持つ人はかわいそうだ

12月10日 水曜日 晴れ

思うことはたくさんある。こんな世界で生きていると。

朝起きてすぐにblogを書く習慣があるから、遅いってことはなにがが起きてるってことです。笑。

でもまぁ、その話は置いといて。いい話から。

 

楽器の高騰が止まらないんです。もちろん為替の影響もある。消耗品(弦などね)もどんどん上がってます。でね、上がった分だけ楽器のクオリティーは上がったのかって。答えはもちろんNOです。楽器メーカーもほとんどアパレル化したりして、生き残りに必死なのはわかるけど。肝心な楽器をちゃんと作りなさいよ、とオレは思う。まずは本分でしょ。

結局、エレキギターなんて50〜60年代に作られたものにかなわないのです。これだけ技術が発展したにも関わらず。じゃ、なにが違うのか。多くは「人の手」を介していたってことに尽きるのか、と。あとは牽引していく人の「イズム」みたいなものかな。求心的な力を持つカリスマがいなくなると、どうしてもクオリティーは落ちます。

僕が初めて友達から1万円で買ったストラトのコピーモデル。それにおかんが彫刻したもの。それと高校一年のときに、中華料理屋でバイトして買った初めてのマトモなギター、グレコのEGF850。その2本をリペアマンに預けてたのです。ストラトはローズネックに、EGFは抜本的なリペアを。

2本とも作られて45年以上経過してるわけで。その時点でヴィンテージ化してるんです。木材が。でね、天才リペアマンの手にかかると、その個性が思いきり引き出されるんです。今の外国のメーカーがぜったいに出せない、当時の日本の職人さんの「追いつけ追い越せ」みたいなスピリット。音はね、とっても「いなたい」んです。決して洗練されてはいない。でも、高度成長期の日本の「良かった」部分がこれらのギターには詰まってる。とってもとっても愛おしいです。

そういう想いを持ってる僕が弾くと、高級ギターにぜんぜん負けない音がします。

B級を通り越して、こういうC級のギターでいい音だしてるのが、とってもカッコいいと思うわけです。ギターは弾いてなんぼ。少なくとも僕にとっては。眺めるものじゃない。性能より、結局はそれを鳴らす「腕」なんです。家が買えるくらいの値段のヴィンテージものだって、「腕」がなければいい音はしない。

僕はコレクターではないので、持っていても弾かないものは誰かに差し上げます。売るのは嫌いです。金じゃない。

 

で。なんでblogの更新が遅れたかって。

銀行にたらい回しにされたからです。昨日1日と今日の午前中を費やしました。もう解決したから、詳細は記さないけど。電話先の人物に怒っても意味はないのです。コンプライアンスでガシガシなわけだし。怒らなきゃいけないのは、その先にあるシステムなわけで。

本気で離脱したいと思います。このblogを記すのも、どこまでシステムから離脱できるのかって人体実験でもあります。なので、ここまでやるとOUTなのね、みたいな感じで参考にしてください。山口洋61歳、電話を棄てる日が近づいています。オレは本気でヤンバルクイナになりたい。

 

そんな時に不意に流れてくる「Born to run」。これもまた超絶に「いなたい」表現じゃないですか。でも、不意にこの歌が流れてきて、身体じゅうの血が熱くなって、号泣したことが何度かあります。昨日、とつぜん流れてきて、なんだか「ぐっと」きました。

 

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今回のアルバムで故人と共作しました。その相手である長谷川博一さんが亡くなって、自宅を訪れたとき。プロレスチックに彼の歌がずっと流れていました。「ロックンロールの未来」を信じてこの世を去っていくのは悪くないって、教えてくれた気がします。

「熱くならない魂を持つ人はかわいそうだ」って友部さんの名曲の通りに、僕もまたそう思うのです。熱くなる方法はそれぞれだとして、熱くなるものを忘れてまで生きていたくないのです。

ロックンロール!

 

 

 

 

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熱くならない魂を持つ人はかわいそうだ への1件のコメント

  1. しの より:

    偶然ですが、昨晩1人残業後、鍵閉めして会社出た瞬間にBruce Springsteen を聴きたくなって、聴きながら帰りましたよ。

    多分、その日の朝礼でかなり熱い話をして、その見えない手応えを感じ、少し高揚した余韻が残っていたからかな、と思います。

    帰りながら聴いていて、いろんなことを考えたり思い出したりしましたが、家に着く頃には、先週2日のサムズアップで感じた独特な「音楽を聴く幸せ、楽しさ」が溢れて来ました。音楽の不思議さとありがたさを改めて感じました。諦めないで生きてきたからこそ、音楽の幸せがそこにいてくれるんだな、と思いました。自分を構成してくれた良き出来事たちだけでなく、最悪な出来事たちもあったからこそ、今そこに音楽が照らしてくれるんだな、と。
    ちなみに朝礼では鈴木酒造の話もしましたが、結構覚えていてくれていたりするのが嬉しかったです。いつも手を抜かず内容を工夫して話していますが、熱苦しくならないように注意しています。そのあたりは若かりし頃、散々失敗したので多分大丈夫、かな。大丈夫だと良いな…と弱気になったりしてます。

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