3月18日 日曜日 曇り
地獄- blog – ラジオ。記念すべき第一回。
昨日、とある場所でthe poguesがカヴァーする「dirty old town」がとつぜん流れてきたのです。居合わせた南相馬からやってきたともだちと異口同音に、「こういう励ましってアリだよな?がんばれって云われるより、俺たちには効くよな」、と。
随分前のことだけれど、アイルランドの小さな村のパブで「ヒロシ、何か歌ってくれ」と無茶ブリされ、何となくこの歌を歌い出したら、瞬時にパブじゅう大合唱になったことがある。ほんとうに歌の中身には救いがないのだけれど、歌うことによって「救われる」という希有な歌なのです。こういう曲、あるといいなぁ。じゃ、お前書け。
では、僕のちょー意訳で「dirty old town」を。
(Ewan MacColl)
ガス工場で恋におち
さびれた運河で夢をみて
工場の壁を背にキスをする
Dirty old town
Dirty old town
月をさえぎるように雲が流れ
さかりのついた猫たちと
娼婦たちが彷徨う街
Dirty old town
Dirty old town
波止場からサイレンが響いてきたら
炭坑列車が夜に灯りをともす
煙の匂いが絶えない街
Dirty old town
Dirty old town
鋭い斧を作りにいくさ
鋼鉄でできた自慢のやつを
枯れ木を倒すようにぶった切るのさ
Dirty old town
Dirty old town
最近のthe pogues。このグダグダ感とダメダメ感。ここまで来ると立派な芸。シェーン、長生きしてね。
寝る前に、って聴いたら、ゆるゆる〜。
今年来日するって話なかったかな。
来たら、行こ。
極東blog ラジオ。
よく眠れそうです、ありがとう。