闘うための言葉

7月25日 水曜日 晴れ 

 過日、どこかの空港で偶然、岡本太郎の本を見つけ、機内で読んで以来、彼の言葉がグルングルンに身体じゅうを駆け巡っている。このお方は失礼ながら、他人だとは思えない。ニンゲンとして至極まっとうなことしか云っていないのだが、ひどくエネルギーが湧いてくる。一人だけれど、独りじゃない。ほんとうに。いわく、

 「信念のためには、たとえ敗れるとわかっていても、おのれを貫く。そういう精神の高貴さがなくて、何が人間ぞとぼくはいいたいんだ」。

 「僕は口が裂けてもアキラメロなどとは言わない」。

 「よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人にはむずかしいという人がいる。そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。それだけのことだ」。

 痺れるね。

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闘うための言葉 への1件のコメント

  1. ながわ より:

    岡本太郎いいですね!作品も好きだけど彼の放つ言葉自体がアートで刺激あります。
    「人生は積み重ねるのでなく積みへらすべき」なんて中々言えません。
    ことある度に太郎さんの「自分の中に毒を持て」を読みます。
    これを読むと「人間、楽して生きようと思っちゃイカンな」と背が伸びます。

    南青山と川崎に太郎さんの作品を展示している美術館があります。
    とてもステキなスペースです。機会あれば是非行って見てください。

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