日別アーカイブ: 2014年10月30日

旅の目的

10月30日 木曜日 曇り うわっ、10月が終わる。まじかよー。ってくらいには全力で走ってきた2014年、じゃっかん息切れ気味ですが。これからアルバム発売、バンドのツアー、更にソロのツアー、そして12/26のイベント。更には延期になった沖縄、石垣公演。そこまで全力で走ります。 関東暮らしと九州育ち。未だに一年だけ九州時代の方が長いのです。きっと死ぬまで在日九州人だと思っていることでしょう。今年は山の家には三日くらいしか帰ることができず、山口家(僕だけだけど)のこともほぼ、何もできないままに時間が過ぎていきました。 せんじつ、とあるコンサートで衝撃的なことがありました。親父が初めて僕に買ってくれたレコードに入っている某曲がいきなり演奏されたのです。詳細はプレシャスなことなので、記しません。そして翌日、親父のお姉さん(つまり僕のおばさん)から電話がかかってきました。「あなたに伝えておきたいことがある」、と。どひゃー、まったく宇宙では何が起きてるんだか。 そんな訳で、たった三日ですが九州に帰ってきたって訳です。おばさんは僕の目の中に、若き日の弟を観ているのが分かりました。どうやって満州や大陸から引き揚げてきたのか。大切な話も聞きました。話の節々にミラクルが散りばめられていて、そのちょっとした運命のいたずらがなければ、僕はこの世に居なかったことになります。それゆえ、生まれてきたこと、今を生きていることを大切にしなきゃ、と思った次第です。50歳になっても、いろんなミラクルは起きています。まったく宇宙はよう、すごいなぁ。丁寧に生きなきゃね。 山中の勝手に実家に滞在し、山の家の冬支度をし、勝手にグレイブヤードに眠っている人々とウチの犬に近況報告を済ませ、お寺に行って親父と祖母の法事の打ち合わせをし、びゅーんと東京に戻ります。写真はあとでアップするでござる。 そろそろ、「夕陽へのファンファーレ」宣伝開始でござる。ジャケットから行くかーーー。デザイナーの某渡辺さんと話し合ったのは、聴き手のイメージを限定したくないってことです。聴く、観る、を繰り返すうちに、それぞれのファンファーレが皆さんのこころの中で鳴り響いてくれることを夢想しました。なので、なんとジャケットにはタイトルもバンドの名前も記されておりません。売る気あるのかって、大アリだよ。常識と云われていることも、一回疑ってみないとね。じゃ、行くぜー。渡辺さん渾身のジャケットはこれじゃー。タイトルはシールっす。題字は魚先生によるものっす。  

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