月別アーカイブ: 9月 2015

9月15日　火曜日　晴れ 静岡に泊まらず、深夜、東名の黒豹になって弾丸のように家に戻る。雑務を片っ端からやっつけ、複数のプロジェクトに目鼻をつけ、明日のリハーサルと次のツアーの準備をしたところでタイムアウト。曲を書く時間はどこにもなかった。トホホ。若干、キャパシティーを超えてますが、好きな音楽にまみれてるってことは幸福なんだと思います。 次のシリーズは、名古屋、加古川、岡山、福山、広島。そしてびゅーんと飛んで中津川です。みんな来いよー。 ついしん NHK名古屋の情報番組に生出演す 9月17日(木) NHK 名古屋局・東海北陸フレッシュ便 さらさらサラダ 午前11:30~12:00 （総合・東海北陸７県／愛知・岐阜・三重・静岡・福井・石川・富山） http://www.nhk.or.jp/nagoya/salad/

9月13日　日曜日　曇り 脱兎の如く。違うな。ネコてんてこまい。違うなぁ。言葉が見つからない。 山梨県都留市で目覚め、アンビリーバブルなおにぎりを頂いて、富士山を突っ切って静岡へ。 久しぶりだな。静岡。このハコは来年10年目なんだと。じゃ、何かやんなきゃね。初めて静岡に来たとき（随分と前のこと）に骨を折ってくれた美人さん二人にも会えて嬉しかった。ひとりは立派な3人の母、ひとりはまなざしがまっすぐな社会人。ふぅ。 だからこそ、同じ時代に生きている姿。新しい曲を聴いて欲しかった。愉しんでくれたかな？ 開演前、7歳のオレに響いてきたトワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」のシングル盤をハコで見つけた。「おもてなし」のオリンピックとは違って札幌のオリンピックには（オレの私的な感想ではあるけど）夢があった。何が違うのかって、カネとエゴと欲望の臭いの違い、かな。何だか、胸の奥がつーんとしたから、かけてもらった。音楽ってすごいね。一気に45年前の自分の気持ちが蘇って、ほんとうにつーんとしたよ。いい曲だなぁ。カヴァーしようかな。 ライヴの感想なんて、書かないよ。野暮だもんね。来てくれた人の特権。オレたちは今を生きてる。この混迷の時代を。だから、全力。あたりまえ。来てくれて、ありがとう。たくさんの愛。 ついしん BRAHMANにハメられて出演したNHK-BSのCOVERS。再放送は明日なんだって。オレんちBS映らない。笑。それは置いといて、BRAHMAN、最高だよ。スピリットがね、美しい。オレは奴らが好き。 山口洋ゲスト出演「The Covers ♯50 BRAHMAN 」アンコール放送について ◆アンコール放送予定： ９月１４日（月）２３：１５～２３：４５ ＜ＮＨＫ　ＢＳプレミアム＞

9月12日 土曜日 曇り どうして山梨県の山中でライヴをやるのかって？定期的にここに来ると、時代の趨勢がくっきりと見えてくるからだよ。たいせつなこととそうではないことをくっきりと教えてくれるから、かな。 受け取るだけでなく、自らがアクションを起こしたいと思っている人は、来年是非来てください。でも、ことさらに僕が内容を伝えることはしません。あくまでもあなたの嗅覚に引っかかったら。ゆえ、写真は敢えてありません。 僕が何かを起こしているようで、実のところ、教えられているのは僕なのです。この場所を訪れなかったら、僕はキビのおにぎりを食べないまま死んでいたのだから。 キビを育てるのがどういうことで、幼い子供というモンスターを育てるってことがどんなことなのか、僕はまるで知らなかった。そのひとつひとつがかけがえのない財産になっていくのです。ここのミューズが居なければ、ミューズにまつわる新曲をやろうとは思わなかったし、楽屋で書き上げることもなかった。笑。 ひとことだけ。ありがとう。みんな元気で。ここ高部座だけのユニット名は「クリコ&ザ・中部」かな。ぜんぜん分かんないっしょ？うん。説明しない。笑。

9月11日　金曜日　晴れ ミュージシャンだけれど、職業はオレ。さいきん、とみにそう思います。いろんなオファーがあります。それが世界を良くすることに繋がっていたら、受けます。第一義的にカネではありません。 今日は本職の打ち合わせ。でも、海を観るために、わざわざこんなところまで出かけてきてくれる人たちとは、あまり話さなくても大丈夫です。晴れるよね。海の蒼と空の碧。トンビより高く、その一番青いところを目指します。 劣化に抗う中年は肉体改造に取り組んでいます。ムキムキ・黒光りシンガーになったりしないので安心してください。昨日も書いたけど、できるだけキレキレな闘える身体で居たいだけです。何事もね、最後は体力がモノを云うのです。 明日、明後日は山梨、静岡。気軽に遊びにきてください。今夜は新しい曲の仕上げに取り組みます。間に合うといいなぁ。  

9月10日　木曜日　晴れ ほんとうにトシを取るってことはよぅ。残念ながら、劣化のスピードを遅らせることしかできなくなってきた感じはある。どーにもならんことは受け入れつつ。 例えば、レーシックでもしない限り視力は回復しない。ド近眼のオレに老眼がやってくると、話はかなりややこしくなる。眼鏡をすると、遠くは見えるが、近くが見えず、はずすと近くは見えるが、遠くが見えぬ。まさに五里霧中。老眼鏡は必要ないけど、ライヴや雪山はコンタクトゆえ（しないと危険）、はめた途端にド老眼。ひーっ。 それゆえ、メガネ屋のケンタに作ってもらった遠近両用、運転時ド近視用、通常生活用、サングラス、エトセトラ。TPOに合わせて、たくさんの眼鏡が必要になる。スーパー面倒くさい。そして、酔ったときの眼鏡を探すための眼鏡も持ってる。 とはいえ、最大に抗ってはみる。このまま負け続けるのはどーもムシが好かん。何のblogだ？すまん。でも、君らも50を超えると分かるぜ。どーにもならないものが、ドドドと押し寄せてくるこの感じが。 クルマがさ、どんどん加齢とともに壊れていくじゃん？あの感じだよ。残念ながら、自分を廃車にはできないからさ。修理しながら使うんだよ。3時間ステージに立つにはさ、壊れないように、壊さないように、鍛えるしかないんだよ。嗚咽。 ま、そんな悲哀も歌にするかね。誰かが励まされるのなら。さ、膝を壊さないように今日もリハーサルから帰ったら走るぜ。

9月9日　水曜日　大雨 大雨の中、曲を書いております。こう降ると、走ることもままなりませぬ。腕立て伏せができるまでに手首が回復したので、雨の日はそれをやります。 それからソロツアーのアンコール公演2カ所決定。行けてないところ、たくさんあるけど、近いうちに必ず。ざっと思い返しただけでも、鹿児島、宮崎、大分、佐賀、山口、出雲、神戸、徳島、愛媛、和歌山、三重、函館、釧路。すまん。 ツアーは今週末から復帰。ライヴがあると、新しい曲を書くのもハリがあるよ。週末は山梨と静岡。是非。 山口洋 on the road,again / rolling 50 アンコール公演！ Bluemoods 10th anniversary special live 11月15日 (日) 水戸・Jazz Bar Bluemoods 11月21日 (土) 長野・ネオンホール 詳細はこちらを。

9月8日　火曜日　雨 誰かのライヴを観たあと、楽屋には行けない性分です。そのライヴが素晴らしいものであればあるほど、言葉にすると陳腐に感じる。その人は身を削っているから、僕はこころを動かされてるんだし。言葉にできない。 だから、大抵の場合、そそくさと帰ります。誰にも会わず。無礼だと思うけれど、そのエネルギーを独りで咀嚼して、自分の糧にする。それが勝手に礼儀だと思っています。 先週末の2本がまだ身体に残っています。生き様が強力すぎたのです。良かった、なんて言葉で語れるものじゃなかったのです。でも、この言葉にならない想いが僕にとってはもっともプレシャスなものです。 さ、曲書こ。

9月7日　月曜日　晴れ 先週末、全身で浴びた2本のライヴ。言語化不可能。だから、しません。いや、できません。それ無理。 尊敬する、二人のスピリットそのものが飛沫となって、目前に飛んでくるのです。二階席まで。スピリットも、生き方も、迷いも、覚悟も、希望も、何もかも。 まさに、音楽と云う人。感謝しかありません。       「ところでお前はどうなんだい？」という問いかけ。オレはスキルだけ持って、未知へ行きます。

9月4日　金曜日　晴れ 山の家にあるものを合計500キロ分整理したんだけれど、親父が愛用してた万年筆が出てきた。ちょっとしたミラクル。万年筆を通じて、何かを語りかけてくる、みたいな。34年も前に居なくなった人間のものだから、静かにこころを動かされた。この手のものが素晴らしいのは、（希望的観測だけど）修理が可能なところで、治った暁には一生使おうと思う。母親が遺した万年筆とボールペンも愛用しているから、彼らのスピリットは受け継ぐことになるんだね。筆って形で。 万年筆のことはまったく明るくないから、ネットで治してくれそうなところを探して、手紙を添付して、送った。自分で書くのも何だけど、夢がある。モノって、こうあって欲しい。 と、同時にクリシュナムルティーはかく語りき。いわく、 「所有があるところに、愛はありえない。所有とは愛の破壊なのです」。  

9月3日　木曜日　雨　 　ヒロシとヒロシのラジオ、聞いてくれた？オレ、自分が出演したものは殆ど観たり聞いたりしないんだけど、これは愉しみにしてたんだ。オレたちホモじゃないけど、愛し合ってるからね。笑。もう一匹長崎に違うヒロシが居てね。日本三バカヒロシって呼ばれてるんだわ。 　いい時代だよね。津軽のラジオは津軽弁がいいんだよ。標準語なんかクソクラエだよ。 　溢れてくる創作意欲とともにびゅんびゅん生きてまーす。