日別アーカイブ: 2015年11月9日

25年目の邂逅、Mr.Childrenとの夜

11月9日 月曜日 曇り 九州某所に向かうバスの中で書いてます。笑っちゃうくらいの二日酔い。でも、記しておかないとね。ミスチルのみんなは品行方正で酒なんて飲まないんだと思ってた。笑。そんなことなかったぜ!最高に気持ちいい男たちだよ。オレは吐きそうだけど。 古い友達の田原健一くんから縦書きの手紙が届いたのです。夏だったかなぁ。書かれた中身にも増して誠実な字で。ありゃ、きっと清書してるな。笑。そこには、僕らと一緒にライヴがやりたい、と。あのさぁ、ケンちゃん、断る理由を探す方が難しいってば。僕と彼は何度もキャッチボールをしたり、敬愛するカズ山本選手を野球場に応援に行ったりしたけど、一度も一緒に演奏したことはなかったんだよね。 いつだって偶然はないんだけど、ケンちゃんに杉並区永福町で出会ってから25年が経過して、Mr.Childrenと同じステージに立っていることが、たまらなく幸福だったのです。25年目の必然。ケンちゃん、次の邂逅に25年かかったら、お互い生きてないかもよ!でも、手紙は僕の机の宝箱に入ってるチャボさんからもらった手紙と一緒にキープしとくね。実物はマネージャーが持ってるから強奪しないとな! 僕らは福岡で生まれたバンドだけれど、ファンの殆どは今日のライヴのチケットをゲットできなかったそうで。ホームなのに微妙にアウェーなんだと覚悟はしてた。でもね、ミスチルのファンは温かかった。メンバーが好きなバンドを観てみたいってヴァイブスに溢れてた。まぁ、トラブルもあったけど、そんなことはどうだっていい。音楽続けてて良かったよ。 僕はミスチルのメンバー、そして桜井くんに聞いてみたいことがあった。どうして音楽をやろうと思ったのか、曲を書こうと思ったのか?それは僕の動機とはあまりに違っていて=僕の場合は世界とコミットするにはその方法しかなかった= 怒りや哀しみをうまくコントロールできない若者が生きていくための唯一の手段だったし= この世界にこれだけの真っ直ぐなこころの発露があって、なおかつメンバーとの出会いがあって、20数年に渡ってそれを持続させて、一点の曇りもなく人を信じようとするこころを持ち続けること。それこそが、彼らがあれだけのポピュラリティーを獲得した理由で、満員の会場に充満していたヴァイブスだったんだね。そりゃ、オレたち一緒に演奏するまで25年かかるわ。オレ、屈折してたもん。一回転して素直になるまでの25年!苦笑。 世界はまだ信じるに足りる場所だね。そんなエネルギーをMr.Childrenとオーディエンスからもらったよ。こころから、ありがとう !ほんとうに、ありがとう! 読者はミスチルのみんなとHWの写真を期待してるんだろうけど、それ、ありません。それはこころの中にあるし、そっちの方がいい。プレシャスだよ。でもね、一枚載っけておきます。HWと渡辺圭一の母、友子さんと、圭一の息子の写真。友子さんは貧乏時代のHWのツアー、いつもたっくさんのおにぎりを作って支えてくれたんだ。忘れられないよ!息子に父ちゃんどうだったって?格好良かったってさ。あはは。ケンちゃん、Mr.Childrenのみんな、たくさんのスタッフ、オーディエンスのみなさん、こころからありがとう!みんなのおかげさ。

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