日別アーカイブ: 2019年3月3日

ロックンロール・ギター講座#5 003

3月3日 日曜日 雨 さて。STARLIGHT、ストローク後半。愉しんでね。 弦への質問。ずっと、マーチンのなんてことはないフツーの弦を使ってました。どこの楽器屋にでもあるやつ。あの安普請な感じがスライドなんかしたとき、いい摩擦係数で好きだったんす。レギュラー・チューニングのギターにはライトゲージを、イレギュラーのものにはミディアム・ゲージ。でも、マーチンは寿命が短くて、ワンステージ、夏だとステージ後半にもう死んでくるので、ライヴのたびに換えなきゃいけない。ソロのツアーじゃ3本のギターを使うので、毎日18本の弦を換えることに疲れたのですね。笑。てなわけで最近はコーティングされたエリクサーを使ってます。これだとライヴ3本はいけるんだけど、音はあんまり好きじゃないっす。なんだか釈然としない。でもまぁ、弦交換の煩雑さに比べたらって感じかな。なので、レコーディングではマーチンに戻します。この間、下山淳さんに、「だったら、これ使ってみなよ!」って頂いたやつがあるんで、今度試してみようか、と。下山さん、顔怖いけど(失礼)、とっても優しい先輩っす。真空管も「これの方がいいよ」って。デッドストック、プレゼントしてくれたっす。 俺は基本的に浮気をしないタイプなので、ずっと同じものを使い続けるんだけど、過去に弾いてよかったのは、高校生の頃使ってた、モラレスって弦。あれはいい音だったなぁ。もう30年近く見てないけど、あれを超えるものはないかな。もう一回弾いてみたいなぁ。池畑さんもドラムのヘッドは全部古いデッドストック。昔のものって、ほんと何が違うんだろうなぁ。 エレクトリック・ギターはアーニーボールのヘビー・ボトムという低音弦が太いやつを使ってます。ギターを始めた頃、エレクトリック・ギターが買えなくて、親父のお古のガット・ギターに鉄の弦を張って練習していたので、テンションがキツくないとギターを弾いた気がしない。笑。それって結果的にとても良かったっすね。根性すわったから。バイトしてエレキ買ったとき、「こんなに弾きやすいんだ!」って驚いたもん。 仲間うちだと、藤井一彦のギターのテンションが俺と同じくらいです。なかなかガッツのあるテンション。普通、もっと弱めです。調整の仕方にもそれぞれ個性があって、俺のは自分でいうのもなんだけど、死ぬほど弾きにくい。土屋公平さんのギターは完璧な調整が施されていて、本気で驚いたす。バランスが完璧。すげーーーーって。 でもまぁ、俺は乗りにくい古いマニュアルの車を手なずけるって感じが最もギターを弾いてる気がするので。雑な調整。その代わり、歌って弾いてるので、ほとんど手元を見ることができないので、手の感覚のメインテナンスには気を使います。楽器を運ぶときは革の手袋をしてるし、キッチンでも洗剤を直に触ることはありません。ハンドクリームも自分にあったものしか使わないし。 みたいな。参考になったかな?   STARLIGHT_4   STARLIGHT_5    

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