日別アーカイブ: 2019年3月15日

土を遺す、ロックンロール・ギター講座#6 001

3月15日 金曜日 晴れ 勧めてくれる人がたくさんいて、映画「人生フルーツ」を観にいく。 この町が好きで、10年間に3回引っ越した。関東に住んで、30年近くなるけれど、ツアーを終えて、それほどきれいでもない海が見えたら「帰ってきたなぁ」と思う。 ごたぶんにもれず、町にあった映画館はすべて死滅。近所のショッピングモールにシネコンはあるけれど、まぁ、自分が好きな映画を観た気にはなれない。 以前の家の近くの商店街に古い写真館があってね。そこを買い取って、わずか20席足らずの映画館をオープンしたのは、町の最後の映画館に勤務していた女性なんだって。今日、お見かけしたけれど、意志の強そうな方だった。 映画館にはパン屋と、喫茶店と、古本屋が併設されていて、けっこうな賑わい。客は有閑マダムとロックンローラー。笑。待っている間に、客単価とランニング・コストをはじきだしてみる。うん。こりゃ、文化としてしっかり根付く可能性あるなぁ。ラインナップも素晴らしいし。なにより、仕事に愛がある。映画がほんとに好きなんだね。 雰囲気は広島のヲルガン座みたいで、椅子もソファーもいい意味で不揃い。センスのいい誰かの居間で有閑マダムと美味しいコーヒー飲みながら、映画を鑑賞してる感じ。こういうことも、フイルムじゃなくなったからできることなんだと思えば、デジタル化もすべてが悪いことじゃないかもね。 「人生フルーツ」。 こころの深いところに届く、素晴らしい映画だった。ロックンローラーは有閑マダムに混じって泣いたよ。       内容を記すような野暮はやめておくね。もし興味を持ったら、自分が住んでる町の映画館で見てほしい。オレ、映画を見たあと、風のざわめきが違って聞こえた。やってるつもりだったけど、もっと丁寧に生きよう。一瞬をたいせつにしようと、思った。ゆいいつの未来を創る方法だもんね。 おばあさんが少女のような目でこう言ったんだ。「土を遺す」って。 目の前に、ひかりが見えて、ぐっときたよ。財産ってそれだけでいい。 エコ、ロハス。正直、セルフィッシュに見えることが多かった。でも、このご夫婦は違う。摂理にしたがって、謙虚に、丁寧に、生きる。人として生まれた役目に誠実に、こつこつととりくんでいく。決して、JOYを忘れることなく。人生と季節に春夏秋冬があるように、受け入れて、愛を循環させていく。 オレも人生の9月くらいなのかな?わかんないけど。これからのLIFEに大きな影響を与えてくれた。 オレ?夢に取り組んでみるよ。たいせつなものを循環させたい。まだやれることはある、じゃなくて、こつこつ取り組んでいくよ。 チャボさんがいつも歌ってくれる。「何を手渡され、何を手渡すのか?」。人としての役目。 生きてる限り、笑いを忘れず、最善を尽くす。そんな人で僕はありたい。 映画って、いいね。やっぱり映画館で観るのがいいね。 ———————— ギター講座、最終章。 愛を循環させるつもりでやってきました。笑。もう「教える」ことはなにもないです。そもそも教えることなんてできないし。伝えてる、だけだけど。 あとは、動画を見て、かっぱらって、役立ててね。 この曲、頭に閃いてから、このスタイルにたどり着くのに2〜3日かかったと思う。だから、また誰かが新しいスタイルに変えてくれたらほんとうに嬉しいです。まぁ、そのあんまり楽しくない経験がこういう曲を書かせるわけだけど、こうやっていろんな人に弾きたいと言ってもらえるのはほんと、嬉しいよ。       まずは全体を。 star   次に前半、左手の動き。 Starlight_solw_前半_左 前半、右手の動き。 Starlight_solw_前半_右 エンジョイ!    

カテゴリー: 未分類 | 6件のコメント