月別アーカイブ: 3月 2022

3月7日　月曜日　晴れ コになったって、ほとんどがあんたのせいじゃないよ。 ほとんどの人がこういうよ。「どこでもらってきたかわからない」って。気をつけてる奴がかからないってわけじゃ、まったくない。どっちかっていうとナーヴァスになってる人の方がかかってる印象さえある。 かくいうオレも超絶濃厚接触でこりゃどう考えてもアウトだろうって状況を二回切り抜けた。何度検査してもセーフだった。 つまりは運。 もちろん感染しないように気をつけるけど、人生の愉しみまでコに破壊されるのは嫌だね。 帝国は他国に侵攻して、原発を占拠する。誰が考えてもおかしいことがまかり通る。わかってると思うけど、頭おかしいのはプーチンだけじゃないし。 結局は個人のモラルの問題だと思う。 レギュレーションとかコンプライアンスとかクソくらえで。自分のモラルの中で、もっと豊かな、ほがらかな、愉しいことを創造できないかと、いつも思う。   このライヴはHWとはまた違った意味で、ダイナミクス、つまり小さな音で広い世界を描こうとチャレンジしている企画。耳に優しいから、ぜひおいでよ。関東初公開だよ。デュオはやったことないから、ファーストタッチだよ。トリオはよりジャズ的なアプローチになると思うよ。 笑って生き延びようぜ。恐怖はともだちになるべき類のものだよ。そして、怒りは自分に盛る毒だよ。    

3月6日　日曜日　晴れ この二日間、「家族」ってものを存分に体験した。 自分にはほとんど霞んだ記憶しかないことだから、新鮮だったな。何かが継承されていくこと。そうではないこと。 昔だったら、見たくなくて避けていたような場面だったと思う（眩しくてね　笑）けど、とってもいい経験だったよ。       はてさて。千葉ANGA、25年のお祝いをしに。関東圏初めてのデュオとトリオです。小さな音でダイナミクスを届けにいくよ。ぜひぜひ！詳細はこちらを。 千葉ANGA 25th Anniversary『山口洋(HEATWAVE) Special 2days』 5月8日(日)『山口洋 Acoustic Duo』 vo&g:山口洋 / bass :TOKIE 17:30 open / 18:00 start ¥5,000＋1D別（当日¥5,500＋1D） 5月22日(日)『山口洋 Super Dynamics Trio』 vo&g:山口洋 / bass :TOKIE / dr:榎宣幸 17:30 open / 18:00 … 続きを読む →

3月5日　土曜日　晴れ かつてメジャーレーベルからリリースされた作品。 それについてSNSでわかりやすく投稿してくれた人がいて、僕自身、完全に忘却の彼方にあったことに気づかせてくれた。 そしたらそのレーベルから連絡があって、アナログでリリースしませんか、と。 宇宙は見てるのかなぁ。笑。 でも、30年以上の時空を超えて、そうなったら、なんだか嬉しいよ。

3月4日　金曜日　晴れ　 　元住吉の不思議なハコで行われているライヴは、知る人が知る、そんなライヴでいいと思う。 　そのかわり、オミクロンにもめげずやってきたオーディエンスはトラウマになるくらいのものを見せてあげたいと思う。 　自分たちの引き出しを全部だしても、どーにかして音楽で元気になって帰ってほしい。 　だから、気になったら見においでね。 　オレは笑いすぎて腹筋痛い。

3月3日　木曜日　晴れ　 　NYに住んでるオレの兄貴分の親友が去年、亡くなった。でも、コで二人は会えなかった。 　何年振りか、NYから兄貴分がやってきて、隔離期間を過ぎて、ようやくオレと二人で墓参りに行った。 　お墓はデジタルで液晶に遺影が表示されるものだった。 　それでもやっぱりその時間は素晴らしかった。 　浅草でいつもの蕎麦を食って、いろいろ話した。 　命短し、恋せよ、おじさん。

3月2日　水曜日　晴れ　 　1988年の大晦日に開催された〈ロックンロール・バンドスタンドin岡山〉のラインアップが実に物持ちの良い友人から送られてきました。 ブルーハーツ エコーズ ストリート・スライダーズ C.C.B SHOW-YA ZIGGY 筋肉少女帯 PASSENGERS コレクターズ＆伊藤銀次 J-BLOODS 木嶋浩史 ヒートウェイヴ 　へー、コレクターズとの初共演は34年前だったのね、とひとりごちたあと。現存するバンドは彼らとオレらだけじゃんって、気づいてコータローくんにメール。 　オレたちゃ2年くらい休んだ期間があるけど、彼らはずっと続いて今月二度目の武道館だからね。続けるって、それだけで才能だとオレは思うんだよね。続けるって、ほんとにいろいろあるのよ。酸いも甘いもね。それは人を育てるよ。 　なんというか、自分のことより、もっとたいせつなことに気づかないと続けられなくなる。物理的にね。オレの場合、それは継承するってことなんだけど。それはニンゲンの善き本質じゃないか、と思う。 　望んでそうなったいうより、必然としてそうなっていったんだけど。それはメソッドにもなにも書いてないし、誰かが教えてくれることでもない。それってロックンロールのいちばんいいところだとこの頃思う。

3月1日　火曜日　晴れ　 　雪山はマイナス10度とかなわけです。寒風をダイレクトに顔面に受け続けます。晴れた日は跳ね返りの紫外線を浴びます。すると、植村直己さんの出来損ないみたいな顔になります。はっきり言っておじいちゃん顔になります。 　ちょっと前までは数日後には元に戻ってたんだけど、これも加齢なのか、戻らない。 　さすがにこれじゃ人前に出ることも憚られるので、顔面トリートメントをやってもらいました。すっごいっすね。スポンジみたいに顔面が水分を吸収します。なんつーか、トシを取るってことは面倒くさいね。だいぶ実年齢に近づきました。