大阪にて、too hot

4月25日 月曜日 晴れ

大阪にて。音楽を奏でる。このツアーの面白いところは、一本たりとも同じ演奏はないところで(当たり前だけど)、充分に熟成と破壊は繰り返してきたと思う。飽きることもないのだけれど、「魚、リズム隊と肉体で突破しようぜ」。そんな時期に入ったと思う。身体がウズウズする。ブルペンで身体は出来上がってるから、早く投げさせろー、みたいな。
何はともあれ。GW前の忙しいときに、足を運んでくれて、ありがとう。楽しんでくれたかい?僕らは諦めないし、満足もしない。どんな状況であれ、前を向いて、突破するだけさ。

僕は今夜、気づいた。自分は無意味なまでにtoo hotなニンゲンなのだと云うことを。もうクールに生きようなんて思わない。黙ってられない、じっとしていられない。ならば、それでいいじゃないか。走り出さなければ、きっと後悔する。でも、しなくてもいい経験だけは無駄に重ねてきた。ならば、未来のある一点だけを見据えて走ろう。僕のlifeはそれでいい。でもって、それがmessage。

昨日書いたライヴの詳細はここに

僕は自分の目で見てきます。そして、何をすべきなのか考えます。僕は昨日、被災者から聞かされた言葉が忘れられない。「キーンって金属音が聞こえるんだよ。背後から。それ、津波の音なんだよ」。その街にボランティアに出向いたミュージシャンの友人はこう語った。「心がね、痛んでるんですよ。地震、津波、度重なる余震に、放射能ですよ。あれはカラ元気なんです。精一杯の。僕は自分の心がヤラれないようにするのが精一杯だった」。その言葉が忘れられない。

魚さん、手前味噌だけど、今日も最高だったよ。ありがとう。

魚さん、手前味噌だけど、今日も最高だったよ。ありがとう。

来てくれたみなさん、スタッフ全員、ありがとう。音楽に没頭してたよ。

来てくれたみなさん、スタッフ全員、ありがとう。音楽に没頭してたよ。

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大阪にて、too hot への4件のコメント

  1. 1ファン より:

    TOO HOT、良いですね。、自ら腹を括って、TOO HOTと言える
    山口さんに改めて感服致します。そんな私は時に非常に冷めている
    部分の自分を感じることがあり、それが非常にあさましく思えて嫌で嫌で
    仕方ないことが多々あります。TOO HOTな山口さんが被災地に出向く
    ということですがくれぐれもお身体にお気をつけて。

  2. みちのくのひと。 より:

    道路は未だにボコボコです。
    道中お気をつけて!

  3. mone より:

    山口さん、魚さん。
    TOO HOTな夜をありがとう!
    ひいき目なし、熱すぎる中年男たち、最高。

    「突破」とゆうコトバが全てを表してる。
    立ち会えて良かった。
    HEATWAVEが好きで本当に良かった。

    受け取ったものは皆それぞれだろうけど
    何かを受け取り、個々に昇華し
    頭ン中で見た景色や記憶のカケラ。
    アタシは大事にするよ。

    ツアーファイナル、想像するだけでヒリヒリ。
    色んな方に見て感じて貰いたい。
    ってゆーか、やっぱ行きたい。

    被災地に行くのは今の山口さんには必然だね。
    いってらっしゃい、運転気をつけて!

  4. ファンタグレープ より:

    僕は1番前の1番左側に座っていたから見えたんだけど、1部が終わり、山口さんが先にステージからいなくなって、後から魚さんが扉の向こうに入ろうとした時、山口さんが魚さんに手を差し伸べて握手してるのがちらっと見えました。
    お二人は、一瞬一瞬に、一音一音に全力で取り組んでるように見えました。
    ライブを観終ってから導火線に火が点いた気分になってます。
    本気の演奏ありがとうございました。

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