「blog上地獄アワー、第二十二回。ヴァン・モリソン特集#002」

4月2日 木曜日 晴れ

はて、さて。2日目です。80年代から現在まで駆け足で。今日も音楽中心に行きます。いろいろ語るより、みなさんが音楽から何かを受け取ってくれれば、と思います。リアルタイムのラジオと違って、いつでも好きな時に聴くことができるので、数日かけて、楽しんでください。

——————————————

1982年リリース、アルバム「Beautiful Vision」。このアルバムも特別に好きです。その中から「Deweller On The Threshold」。

YouTube Preview Image

 

 

1983年リリース、これまた傑作「Inarticulate Speech of the Heart」から「 Higher Than The World」。ため息。

YouTube Preview Image

 

 

どんどん深みが増してきます。1987年リリース。アルバムのタイトルからしてイケてます。「 Poetic Champions Compose」から「Someone Like You」

YouTube Preview Image

 

 

魚さんがこのアルバムをさして、「何かが棲んでる」と云ったことがあります。このアルバムを聴かなければ、僕はアイルランドにたどり着かなかったと思います。ヴァンが自らのルーツに盟友チーフテンズと向き合った超傑作。1988年リリースの「Irish Heartbeat」から「Raglan Road」。

YouTube Preview Image

 

 

「Irish Heartbeat」から10年後、再びチーフテンズと(これはチーフテンズのアルバムです)。1998年「Long Journey Home」から「Oh, Shenandoah」。

YouTube Preview Image

 

 

1986年のアルバム「No Guru, No Method, No Teacher」。これは僕の永遠のテーマでもあります。じゃ、「 In the garden (No Guru, no method, no teacher) 」を
1989年、NYのビーコンシアターでのライヴから。

YouTube Preview Image

 

 

——————————————–

1989年、ビーコンシアターでのジョージ・フェイム、ジョン・リー・フッカー、モーズ・アリソンなどを迎えて行われたこのライヴ。時間のある時に、是非、全編観てください。「this is 音楽の奇蹟」。30:07からのパフォーマンスは白眉。

YouTube Preview Image

 

 

——————————————–

1989年。「Avalon Sunset」から。「Have I told You lately」。タイトルの意味、分かるよね?胸、痛いよ。

YouTube Preview Image

 

 

1990年、「Enlightenment」から「Enlightenment」。「Enlightenment」って「悟り」ってことです。この曲の歌詞がたまらなく好きです。

Chop that wood
Carry water
What’s the sound of one hand clapping
Enlightenment, don’t know what it is

YouTube Preview Image

 

 

続いて、同じアルバムから「In The Days Before Rock’N'Roll」。これ、ポエトリー・リーディングしてるのはヴァンじゃないんです。念のため。

YouTube Preview Image

 

 

1991年、リリース「Hymns to the Silence」。ひょっとしてこのアルバムが一番好きかな。廃盤になって、とんでもない値段で売られてますが、再発希望。こんな素晴らしいものを世の中に流通させないなんて、あり得ない。
じゃ、「Why Must I Always Explain?」。この曲のタイトルにシビれます。

YouTube Preview Image

 

 

1997年、「The Healing Game 」から「The Healing Game」。

YouTube Preview Image

 

 

じゃ、最後の曲は1998年リリースのコンピレーション盤「Philosopher’s Stone」から「Philosopher’s Stone」を。

YouTube Preview Image

 

 

 

———————————————————–

楽しんでくれたかな?

じゃ、僕はツアーに復帰します。骨折して二ヶ月。やれるだけのことはやりました。気分はほんとうに新人です。旅先でみなさんに会えるのを楽しみにしています。

カテゴリー: blog上架空音楽番組 「地獄アワー」, 未分類   パーマリンク

「blog上地獄アワー、第二十二回。ヴァン・モリソン特集#002」 への8件のコメント

  1. もりばん より:

    長い編集作業お疲れ様でした。堪能しました。

    自分的ベストも予めざっと思い浮かべていましたが、後半は結構な確率で重なる曲が多く嬉しかったです。Summertime in England(Common one)をスルー?と思いましたが、NYライブの方でしっかりフィーチャーされてて一安心。確かにこのライブバージョンは凄すぎです。

  2. Rain より:

    これほど素晴らしい音楽なのに何故か日本での評価・知名度が低いミュージシャンの1人ですね。
    ヴァンの音楽の良さを皆んなが感じる事になったら絶対に世界は平和でハッピーになるだろうと思ってます。

  3. 萩原晋也 より:

    The Healing Gameは僕も大好きです。

    あのドラムがまたね。

  4. taka より:

    特集ありがとうございました
    ビギナー向けかな?

  5. 岩井 より:

    80年代以降のヴァンも最高すぎてどれが一番いいとか言えないです!本当に素晴らしいヴォーカリストだと改めて思いました!というか泣きました。どれから聞けばいいかわからんとかほざかないで手当たり次第聞きます!!
    6日は地獄アワーで知った最高のバンドゥオーターボーイズの来日公演を見てきます。
    マイクとスコットがクワトロで見れるなんて、奇跡ですね!!
    今後も地獄アワー楽しみにしております!!

  6. KUMIKO より:

    ヴァン•モリソン特集有難うございました。
    音楽の素晴らしさに感動しています。
    『Someone Like You』この歌詞素敵。
    曲の美しさにも涙。
    自然に泣ける唄。言葉に表現出来ません。
    心(魂)ごともっていかれました。
    『Have I told You lately』たまらないですねー!
    もっと深くヴァン•モリソンの音楽を知りたくなりました。音楽は愛で出来てますね。

  7. Masako より:

    ヴァン・モリソン特集、とても良かったです。ありがとうございました。
    『Fire Play』以前紹介して頂き、印象深かったのを思い出しました。

    今回の特集でいくつか気に入った曲があります。
    少し探究してみようと思います。
    『Moondance』JAZZナンバーがあるんですね。どこかで聴いてるのかなぁ。

  8. エイジ より:

    ノーグル ノーメソッド ノーティーチャー ゴッド ブレス ヴァンモリソン!
    素晴らしい音楽の紹介ありがとうございます!
    ビーコンシアター全編は時間のある時にゆっくり観ます。
    アイリッシュハートビート再発して欲しいです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>