4月20日 日曜日 微妙に雨
今のところの我らの最新作である「夕陽へのファンファーレ」のベーシックトラックの半分くらいはここ千葉のANGAで録音された。去年の2月の話。決してライヴアルバムを作ろうとしたのではない。いつもの僕の直感ってやつですたい。人と同じやり方はしたくなかったのです。
このアルバムを創るにあたって、まずはレコーディングスタジオからスタートしたのだけれど、どうにも納得する結果が出なかった。(スタジオのせいではないよ、念のため)。僕らは生のバンド。ヘッドフォンなんかクソくらえ。バンドのダイナミクスがすべて。それを記録するために選ばれたのがここANGAだったのです。何故って、彼らは「丁寧に」歴史を積み重ねているからです。
このアルバムの故郷はANGA。だから、ここに遡上しにきたってわけです。それが感謝の伝え方だとオレは思うんだよね。スタッフ全員にありがとう、の気持ちを込めてアルバムをプレゼントした。
彼らはいつも「まっさら」のステージを僕に与えてくれる。それがどれだけ大変なことは僕は知ってる。今日もね、僕がステージに上がる前にスタッフがステージに雑巾をかけてくれてた。涙。ありがとう。その愛を無駄にはしないぜ。そして、いつまでたっても垢抜けないANGAが俺は好き。SPEECHLESSと夕陽へのファンファーレ。ここで二枚もアルバムを創ったんだぜ。すごいよね。いつも、ありがとう。
だから、オレはステージに立っているときが一番自由になる。左手の握力の回復を待ってるのもあるけれど、ずーーーーーーーーーっと歌ってたかったよ。楽しんでくれたかい?
ありがとう。たくさんの愛。
「にゃーっ」の練習までされていたとは、かわいいぜー!
ANGAのスタッフは皆さん、本当に心がこもっていて、丁寧で、行ってよかった♪と思える、千葉の心のライヴハウスです。
サチコさんも、最後の方は緊張から放たれ、ヒロシさんと演奏を楽しんでいるようでした。
遡上ヒロシさんはかっこよかったとです。
でも力尽きませんように、時々はサボってにゃ。