音楽を身体に入れる

10月30日 金曜日 晴れ

初めて一緒に演奏する人たちの音源を聴くとき。どうして、この曲が書かれたのか、何を想って演奏したのか。そういうことが「スポっと」まるで音を立てて身体に入る瞬間があるのです。譜面とおたまじゃくしが、音楽に感じられない僕にとっては「身体に入れる」ことが何よりも大事。

入ってしまえば、あとはかなり自由に演奏することができます。

ただ、演奏するだけではなく、その曲を歌う、となったときは更に身体の深いところにそのスピリットを入れないと歌えないのです。でも多分、歌うってそういうことなんだろうね。

まぁ、何はともあれ、久しぶりにバンドの中をメールが飛び交っています。(いつもこんな感じでやろうよ。苦笑)。もうすぐHWのみなさん、集結です。

閑話休題

密かに某所でドラムを叩いています。どこで叩いてるのかは、秘密。地域のコミュニティーのためにやっていることなので。忙しくてそのリハーサルに行けなかったので、録音したものを送ってもらいました。

これがね、笑っちゃうくらいに人間が出てる。何を考えているのか、怖れているのか、音だけで理解できる。ちょっと怖かったすね。ある意味、音楽ってすげぇ。でも、下手でも何でもいいんだけど、情熱がないのだけはダメだよ。誰のこころも動かねぇよ。バンドってのはさ、夢の乗り物なんだよ。すげぇんだよ、ベクトルの違う情熱が重なって、奇蹟の瞬間が生まれて、演奏者もオーディエンスも宇宙に行くんだよ。普段は何も云わないんだけど、少しだけカミナリを落としました。やるときゃ、情熱込めて、やれ!誰かが出した音を愛おしく思え! 下向いて音出すんじゃねぇ。背中を伸ばして、明日に音を飛ばすんだよ ! 最近、いつも思うんだけど、JUST DO IT !じゃ遅い。DO IT NOW! 。

 

 

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音楽を身体に入れる への4件のコメント

  1. June より:

    こうやって、カミナリを落としてくれるセンパイが居てはるってことは有難いね。云ってもらわなきゃ、わからんこともあるからね。
    そして、ほんとうに今でしょ!やね。笑。ツライかもしれん、勇気がいるかもしれん、でも今やっておいたほうが、後でさわやかな気持ちになれたりしてね。今日もいい一日でありますように。

  2. もりばん より:

    以前ヒロシさん、確かドーナル・ラニーに言われたという「初心者や未熟な人と演奏することで、学ぶのは自分の方」みたいな内容(間違ってたらゴメンなさい)の言葉を紹介されていましたよね。実践されているんですね。素晴らしい。
    自分も演奏のキャリアだけは長いんで同じような状況はままあるのですが「めんどくさっ」が9割でまるで心が入ってないことを反省。人間さらけ出して楽しめるようになりたい。

  3. エイジ より:

    10/31に読めて幸せです。
    今夜、吉祥寺でライブやります。
    心に刻みます。
    情熱をこめて違う場所を目指します。
    ロックンロール!

  4. エイジ より:

    追伸
    地獄アワーで出逢えたロニーレーンさんのCDを入手して、最近ずっと聴いています。ありがとうございます!

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