Recording day #003

11月14日 土曜日 雨

佐野さんやチャボさん、諸先輩方の溢れる創作意欲に刺激されたのはもちろんのこと。わたくすも、かつてないくらいに創作意欲に満ちています。ただし、この時代、アーティスト(僕の場合、職業オレ)で居るためにはただ、曲を書いて演奏してりゃいいって訳じゃなく、音楽から雑務まで、実に多岐に渡ることをこなさなきゃなりません。もちろん、そんなのぜんぜん苦じゃないけど、時間が足りない。集中する時間を創りだすのも、今や才能と呼べることかもね。

ファンを7年も待たせたらいかん(←自重気味)。何より、いつだって新しい海へ漕ぎ出していく姿を見せて、オーディエンスに元気になってもらいたい。時間はすべてレコーディングと、曲を書くことに費やすつもりです。曲を書くことだけは、集中しないと出来ないから、外国に逃亡するけどね。

てな訳で、バンドはアルバム完成への遠い道のりに船出しました。「Recording day #003」は3日目を意味します。

昔はね、曲を書くことも、録音することも、苦痛だった。今は「産みの苦しみ」ってのは歓びと同義。何ちゅー幸福なことか、と思います。

月日が経つのが速くてさ。もう11月も半分終わったぜ。

宅録って云う言葉が嫌いす。オレたちのやり方は長年かけて作られたものなので。

限られたバジェットでどうやってロックンロールの夢をクリエイトするかってことだよ。

状況が厳しい方が燃えるんだよ。今日はテレキャスター2本が火を吹く日。笑。

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Recording day #003 への6件のコメント

  1. makinosaka2 より:

    楽しみです!

  2. 甲斐 より:

    明日はよろしくお願いします!

    レコーディング中の曲達に水戸で会える事楽しみにしてまーす!

  3. daisy より:

    先日から「レコーディング」のタイトルが記されてますが、半信半疑でした。が、本当にニューアルバムに向けての制作がスタートしたのですね。
    「じっくり待ちます」と言いたいとこですが、やはり一日でも早く手にして爆音で浴びたいです。その音、言葉 etc.に飢えてますから。

  4. 萩原晋也 より:

    新作楽しみです。

    敢えて書きます。
    long way for nothing〜夕陽へのファンファーレまで
    僕の中ではサウンドがぼやけてるというか。

    例えば1995〜日々なる直感までの音像のクリアさ
    音圧が僕にはかなり響くものでした。

    そして、そのアルバムたちが未だに新鮮さを保ってることの素晴らしさ。

    過去のことを言うなよとは思われるでしょうが、
    僕が好きなHeatWaveはあの頃の音像のグオッと
    来る所でした。

    要はストレートな感じだったんです。

    チャボの新作のように日々に響いてくる新作を
    待ってます。

    偉そうなことを書いていることは
    十分分かってます。

    夕陽へのファンファーレを聴きながら。

  5. 愛ぴょん より:

    新しいアルバムは、きっとよかアルバムだと想いますよ。
    今のヒロシさんは、ストレートパンチだって打てるし、しなやかにいろいろなことをにじませることだってできる、と信じています。
    何より「産みの苦しみ」を歓びとされ、「何ちゅー幸福なことか」この思いがギュッと込められているのですから、聴いてる人もきっと幸福になれるニャ☆

  6. スズキコウイチ より:

    表現欲求、衝動が強く感じられる物がサウンドに関係なくロックなんですよね。あんな大ベテランになったボブディランやニールヤングにはそれを感じるから、作品の善し悪しは別にしてロックを感じるんだと思う。山口さんがストーンズにロックを感じないと言ったのは、地位、名声、金のすべてを手に入れて満たされ感いっぱいの彼等からは、ヒリヒリするような表現欲求はもう望むべくもないからなんだと解釈しました。
    山口さんの怒り、喜び、悲しみ、焦燥、すべてをレコーディングにぶち込んで下さい。

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