窓から富士山が見えた日

4月15日 金曜日 晴れ

窓から富士山が見えた日。高いところにある窓からのひかりで目が覚めた初めての日。ようやく越して良かったと思ったよ。

阿蘇にある僕の家をたくさんの人が心配してくれて、ありがとう。あのような場所に家があって、なおかつ常に住んでいないってことは、それなりの覚悟を持ってキープしていることなので、ぜんぜん平気です。もちろん愛着はあるけれど、なるようにしかならないしね。

そんなことより、命の方が遥かに大事。現地にたくさん友人が居るのだけれど、連絡したいのをぐっとこらえています。たぶん、その方がいい。たくさんの愛に包まれていますように。

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ツルちゃん。あんたが居なくなって、オレは寂しい。

でも、あんたが死んだこと。妹分のCに連絡したら、とってもいいニュースを聞いたんだ。あんたからの最後のプレゼントなんだろうね。オレは嬉しいのか、悲しいのか分かんなくなった。苦笑。今日、ランニング中に見つけた、この街に咲く花、あんたに贈る。ツルちゃん、生まれてきてくれて、ありがとう。あんた、大好きだよ。今までも、これからも。

田中ツル、山口洋 (苫小牧にて)2006年

ツルちゃん、ありがとう !!!!!

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窓から富士山が見えた日 への6件のコメント

  1. 放射線1号 より:

    山口さんのライブを見にアミダ様訪れた時に、アイスコーヒーの氷もコーヒーで出来ていて、時間がたっても薄くならないようにして出してくれていたのを覚えています。もう一度ツルさんのライブ中のヤジを聞きたかったな。ご冥福をお祈りいたします。

  2. なおみ より:

    ツルさん、亡くなられたのですね。

    もう一度、アミダ様でツルさんの声援入りのライヴ見たかったなぁ。
    甲乙丙の焼酎、サンドイッチ、雪の苫小牧。
    どうぞ安らかにお休み下さい。

  3. ニョッヘー より:

    山口さんの言葉はいつも優しい…そして愛がある。

    山口さんは良い人なんだ…やっぱり健康な人間。

    深刻なことはいくらでも言える…から

    言葉が嬉しい

  4. エイジ より:

    今朝「満月の夕」を聴きました。
    熊本でひとりでも多くの命が助かりますように。

  5. emma yama より:

    子供が産まれ、暫くはHWから遠去かっていましたが、
    本当に久しぶりに、ふと山口さんの日記を見に来ました。

    そしたらツルさんのこと。

    苫に行けば、Cちゃんと、Mねえさんと、ツルさんの店で
    過ごした時間。
    ノマドなツルさん、お店の休みの日、この季節はどこに会いにいきゃいるんだろ?と探したり
    山口さんのライブの日、早めに店にいくと、
    沢山の食材に囲まれ、「え?今からこれを料理するの?」とびっくりして、いつの間にかみんなで手伝ったこと思い出しました。

    あの時は、ただ、ツルさんほんまに行き当たりばったりやなぁ〜(^^;;、みんながたまたま早くきたから間に合ったけど、こんなん一人で店まわせるわけないやん!と呆れ半分、あまりのツルさんらしさに面白くて後でみんなでつっこんでましたが、

    今、よく思い返せば、

    あの日、ツルさんは
    そんなひっくりかえった中、また買い物に行きました。
    暫くして帰ってきたツルさんが持っていた白いビニール袋の中に入っていたのは立派な毛ガニ。

    もちもん毛ガニなんて見てすぐわかりますが、何故この修羅場状態の中に毛ガニ?と思い、
    「ツルさん‥これ何‥」と思わず聞いたら
    「北海道っていったら毛ガニだからね!遠くからくんだから食わしてやんなきゃ!」と飄々と言ってた顔を思い出しました。

    山口さんが来るまでは、山口さんの為にそうやって色々用意してたのに
    いざ、本番がはじまれば、あのヤジ!

    私は初めてみたんでびっくりして、大丈夫なんか‥?大丈夫ちゃうやろ⁉︎と呆然として見てました。

    今、思えば

    ツルさんは
    優しさとか相手を思ってることとかを
    相手に気付かれるのが本当の思いやりなのかどうかを彼なりの考えで表現し(もちもんシャイな部分もあるかもしれないですが)
    荒くれモノ、破天荒な姿を全面に押し出してたのかもな。
    とか思たり。

    いずれにせよツルさん独特の愛の表れを
    あの後、山口さんが、こうやってツルさんを
    愛情たっぷりに思い続けてることを通して、ツルさんを一人の完成した大人として昇華されていること。

    ツルさんも山口さんも、
    本当に豊かに歳を重ね、強く正しくカッコ良く育った大人の姿の一つなんだなと感じました。

    今日、久しぶりにこの日記を見に来たのは、知人が
    ちょうど阿蘇の山口さんのお家のすぐ近くに
    住んでいるので、様子がわからず
    もしかしたら山口さんがたまたま阿蘇にいてる時期で
    様子をアップしてないかと思い‥でしたが、
    全く予想していなかった、でも、とても大事な情報でした。

    ツルさんを思い、今日は久しぶりにベースを出してみます。

    また、いつか
    今度は娘とHWを聴きに行ける日がくれば良いなと
    思います。
    私たちに永く素晴らしい音楽を味合わせてくださるように
    お仕事柄、無茶な生活をした後はしっかり大好きな時間を確保して、身も心も休めて、
    何よりご自身のお身体を大事になさって下さいね。

    長々とすみませんでした、

    本当に
    本当に有難うございました。

  6. こびど より:

    美しい富士…
    失いたくありません…。

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