死ぬほど辛かったら

1月31日 水曜日 曇り 

 アジアン・カンフー・ジェネレーションの後藤さんが紹介してくれていた、イースタンユースの吉野さんのインタビュー。言葉のひとつひとつ、痺れました。あの音楽はここから生まれるんだね。一節だけ無断で抜粋。是非。

 「死ぬほど辛かったら逃げ回ればいいんですよ。自分を抑圧する全てのものから。ホギャーと生まれてから死ぬまでの時間は、誰のものでもない。自分のものなんです。なりたいようになれるし、生きたいように生きられる。だから自分の大切な価値観を見失ってしまったり、尊厳を奪われてしまったりした人は、それを取り戻すまで、逃げて逃げて逃げ回ればいい。“自分”さえ取り戻せれば、ちょっとくらい腹が減っていても平気ですよ(笑)」

 こんな至極あたりまえのことすら、やり抜くことが難しい時代に僕らは生きているんだと思うのです。えぇ、やりますとも。僕は自分の日々の中で。

 

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死ぬほど辛かったら への6件のコメント

  1. Satoko より:

    特に若い世代の自殺のニュースに触れると、いつも思います。逃げてよかったんだよって。そう伝えてあげたかったと。オトナだって同じですね。

    今朝、アイルランド語には「ノー」に相当する一語がないと読みました。つまり相手や自分を理解したり伝える努力がとても必要なのですね。「ノー」。捨ててみるかな。

  2. seemore より:

    Satokoさん
    吉野さんは「死ぬほど辛かったら、(死んでしまう前に、あるいは殺される前に?)逃げ回れ」とおっしゃってるんだと思いますよ。所謂社会って奴からのエスケイプです。
    でもとにかく「生きろっ」って事です。
    彼は唄でもずっと、何十年もそういう事を歌っています。

    • Satoko より:

      seemoreさん
      同じ理解でいるのですが、確かに読み返すと逆の意味にとれる表現でした。不快に思わせたならすみませんでした。公の場、言葉にはもっと気をつけないといけませんね。ご指摘、そして訂正の機会をいただいて、ありがとうございました。

  3. 堺のヒロシ より:

    逃げ続けて30年…
    覚悟して。。今のジョブに向き合えてます。
    逃げてもいい、。死んでは終い。。
    …ただ逃げてばかりではあかんと思います。。
    生きてたらたまには良いこともあるもんだ。

    いま、自分らしくいられるのは、まちがいなくheatwaveの音楽に出会えたから。
    毎日、昨年の2種のアルバムが鳴り響き、わたしにカツを入れ、ときに癒しを与え続けてくれます。
    感謝感謝。

  4. こ寿司 より:

    ものすごく今日はしんどかったけど、それでもまだ逃げずに戦ってやる!と思えるのは、きっと「死ぬほど」辛くないってことか…と妙な納得。
    きっとまだ私は「自分」や「尊厳」を失っていないんだな、と、今日のブログを読んで思いました。自分まだまだ余裕あるじゃん、なんて。今の自分のあり方も、自分で決めたことなら、こんな溺れるような毎日でも、まだやれるかも。

    そんな私でも、日々のサウンドトラックはここ最近ずーーっとHEATWAVE。
    毎朝、さながら戦国武将の法螺貝の代わりにyour songs聞いて出陣してます。
    行き道は新しい風。いけいけ。
    帰り道は、銀の花。ちょとしんみり。
    こんな聞かれ方、山口さんは嫌かなぁ。。。ごめんなさい。
    毎日毎日、大切に聞いてます。

    • Yamaguchi_Hiroshi より:

      ぜんぜんいやじゃないよ。とっても嬉しいよ。歌はもうみんなのものです。だから、好きな形で聞いてくれるのがいちばん嬉しいです。ありがとう!

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