曲はどこからやってくるのか

12月28日 金曜日 晴れ

原稿を書くため、わざわざ非日常を選ぶのはまごうことなきアホだと思うけれど、そこに身を置いてでも描きたい気持ちはたいせつにしたかった。

満足に食事もせず、いろんな災いが頻発する中、どうしてかそんな時に限って曲が湧いてくるのだった。2曲半、モノにした。ほんとうに不思議だ。

いったい曲はどこから湧いてくるのか?もはや、ゼロから創っているような思い上がりはない。生きていたら、いろんなことがアンテナにひっかかる。いいことも、そうじゃないことも。それらが溜まってくると、なにかを触媒として、ポンと出てくる。フレーズをサンプリングしているのではなく、その時代のスピリットをサンプリングしている、というか。言葉だって、オレがゼロから発明したら、言葉として通じないわけで、いろんなことに影響されてるんだと思う。つまりオレは時代を編集しているだけなんじゃないかなぁ。

でも霊的な側面もあって、湧いてきたものを表現しないと自分が成り立たないというか、それが生きている使命のような気もするんだよなぁ。

飛行機より

美味しかったなぁ。愛だよ。

家に帰った。

 

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曲はどこからやってくるのか への4件のコメント

  1. かつらぎ より:

    一番星が空に見えたら、いちにちがはじまる。そういう考えのもとで、生きている民族も、あるそうです。そういう場所では、いまの時間から、いちにちがはじまる。夕暮れから始まる一日。富士山の夕暮れから始まる一日、そう思って今夜過ごしてみます。あしたの一番星までに、すこしうまれかわってますように。今を生きる。新しい曲楽しみです。

    • 中村文弥 より:

      素敵なコメント。感動してしまいました。世界観の逆転?!私も「すこしうまれかわっていますように」……

  2. アキラ より:

    生きている使命っていい言葉だと思います。

  3. Masako より:

    昨日の富士山、とても綺麗でしたよ。空高く富士山を望む。一度見てみたいなぁ。
    言葉がギターの音符と一緒にメロディーに乗せられていく。描かれた幹が生きているように、音楽もまた、生きている。今年もたくさんのインスピレーションありがとうございました。たくさんのことがありましたが、良いことだけ受け取りました。(笑)
    連載は50作目?たくさんアルバムを紹介して頂いてるのに、あまり聴けていないのですが、春になるまでに、色々探してみようと思います。
    美味しいものたくさん食べて元気になってくださいね。

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