TOUR 2018 “Heavenly” 渾身のライヴレポート

1月8日 火曜日 晴れ

ミュージシャンってね。ライヴで全力を尽くすのが当たり前。最後の一滴までエネルギーを絞り切る。ステージを降りて、みんなの視界から消えた瞬間、ただのクズになります。

ときどき終演後にズカズカ勝手に楽屋に入ってくる無礼者がいて、開口一番「疲れてますねー」みたいなことをいうんだけど、んなもん全力出したんだから、疲れてるに決まってるじゃん。そういう人、ほんとうに苦手です。二度と聖域に入ってこないでほしいす。てか、ここで笑顔振りまく余裕があるなら、ステージで全部出し切るのがプロだと思うんだよね。

尊敬してる先輩に、最後の曲が終わった瞬間に会場を出ていく「即出のプロ」がいらっしゃるんだけど、その気持ち、ほんとうにわかるよ。

閑話休題。

とはいえ。伝えたいことが伝わったのか。ミュージシャンはいつも不安なのです。誤解も理解のうちなんだけどね。HW、3人になってって、ネガティヴなイメージが先行してたゆえ、それを巻き返すためのエネルギーはなかなかのものでした。

ツアー最終日。12月22日の渋谷での公演の模様。村崎文香さんが渾身でレポートしてくださいました。読んでください。わたくす、プロのミュージシャンになって29年。いろんなレビューを書いてもらってきたけど、断言します。最高です。ツアーに来てくれた人も、来れなかった人もぜひ、読んでください。でもって、これ無料で読めるんです。ぐっと来た人は、3人になったHW、この素晴らしい記事、誰かに伝えてくれると嬉しいです。

わたし、原稿を読んで、ほんとうにぐっと来ました。

三浦麻旅子さんの写真もあわせて、どうぞ。

 

写真はすべて三浦麻旅子さんです。

この瞬間、いつも好きだ。ステージに上がる直前。

 

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TOUR 2018 “Heavenly” 渾身のライヴレポート への6件のコメント

  1. rohi より:

    去年末のライヴツアー、仕事で参加出来なかったので渾身のライヴレポートはありがたいです。
    こころして読もうと思います。

  2. ひっしー より:

    村崎さんの、渾身のレポートを拝読しました。HWの熱がそのまま乗り移ったかのような、すばらしい文章でした。彼女の感受性の豊かさと表現力、矜持も文章から確かに伺えたような気がします。当日行けなかったのにライブを間近で聴けたような気分です。とてもありがたいレポートだったのに加え、今年とこれからのHWにますます期待を持ちました♪ 村崎さんありがとうございました!

  3. エイジ より:

    一言だけ『スリーピース最高!!』

  4. そばや より:

    村崎さん、素晴らしいです!感謝です!
    あの夜のリアルな音楽体験を、余すことなく伝えてくださって感謝致します。
    ライヴは、二度同じものはない!見逃すな!を、ホント実感した夜でした。
    ライヴ後の心性も大事なんだなと。オーディエンスも心しておかないと。求めすぎは野暮ですしね。
    ステージにいるHAETWAVEの三人は、ずっとこれからも私の憧れですから。また伺いたいです!

  5. ヨコチン より:

    読んでいて背筋が伸びるような文章でした。
    筆致ももちろんなんですが、これだけの表現が出来るのは、テクニックだけの問題じゃなく「生き方」なのかな、などと僭越ながら感じました。
    感じた事をしっかり受け取って、それを増幅して放つって、文字にしてしまえばそのまんまですが、書く人間がそれなりの器じゃなきゃ出来ないですよね。

    背筋が伸びすぎてさっきからずっとのけぞってます。ひゃー。

  6. 駒形 より:

    機会があるのならば、一ファンとして
    レポート書かせて欲しい。欲しかった。

    何故なら、その日のライブが素晴らしかったから。

    以下、付け加えたい視点、こんな視点もあったなら。

    1) ミスターソングライターやガールフレンドを演奏する理由

    ベースラインが象徴的なこの2曲を演奏した理由には触れてほしかった。
    ファンならばわかるよね。

    2) この日、特に魚さまの音が小さかった。
    ファンならばわかるよね。

    ヒートウェーブの新たな地平、良い音だった。
    本当だよ。

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