2月19日 火曜日 快晴
一週間、断食してた。別に出家するわけでも、仙人になるわけでもないんだけど、禊というか、なんというか。体とかスピリットとか掃除したかったから。これから人様の前にでるにあたって。
酵素ドリンクと人参りんごジュースは飲んでるので、お腹がすいたりすることはまったくないし、別になんともない。ただ、一週間になると、食べないことに飽きてくる。食べるという行為を忘れそうになる。笑。なんとなく現生とつながっていたくて、掟破りのコーヒーは飲んでたけどね。
もちろん酒も一滴も飲まないわけで。なんだ必要ないんじゃんってことがわかる。て、またすぐ酒席に戻るんだろうけど。酒の良さもわかるかな。
ああ、ちょー美味しいカレー食べたい、とか思ったなぁ。ああ、浅草のあの蕎麦食いたい、とか。子供の頃食ってた230円の「まるふじ」のラーメン食いたい。あれ今食えるんだったら1万円払う、とか。あと、一番好きな食べ物は「卵焼き」だってこともわかった。庶民だねーーー。笑。
でもあれだな。やっぱりいちばん食べたいのは京都の十二段屋のご飯と味噌汁と、漬物と卵焼き。
なんかね、ほんとうに美味しいものを腹八分で食べたい。一日、できれば一食でいいと思うなぁ。
これから3日かけて、ふつーの人に戻る。4日目にはあいつと飲みにいくからちょうどいいかな。ビール美味いだろうなぁ。
グレッチの6120ね。あれ、多分90年代に作られた日本製のやつだと思う。昨今のヴィンテージ・ギターブームが好きになれず。1000万もするエレクトリック・ギターを弾きたいなんてあんまり思わない。
それよりも、楽器屋でずっと売れずに吊り下げられてるギターを救出して、いい音だしてやる方がはるかに格好よくないかな?
だからファイヤーバードは群馬の楽器屋にあったもの、6120は滋賀の楽器屋。たぶん売れ残り。ぜんぜん高いものじゃないよ。
もちろん試奏なんてしない。なんか写真見てたら、俺に弾いてくださいってオーラだしてる。いや、ほんとに。だから、ネットでポチっってするだけ。
そのかわり、宅急便のデポまで自分で迎えにいく。歓迎してあげたいから。よくきたねー。俺が本気で愛してあげるからねって。
高校生のとき、こういうインタビューを読んだの。とあるアームを多用するギタリストに「どうして、あんなにアームを使ってチューニングが狂わないんですか?」。それに答えて「俺が弾いたら狂うわけねーだろ!」。その一言で開眼。笑。
俺が弾いてんだから、いい音すんの当たり前じゃん!そんな思い上がりくらい持ってないと、ギターって女性に失礼だと思うよ。
洋さんのギター哲学に感動しました。
ギター講座の動画で彼女の「私も見て!」アピールがすごくて、そのボディの艶とサウンドにくらくらしてしまいます。
自分の彼女は、静電気ひろったり、ノイズだしたりで、なかなかこっち向いてくれないのは、やはり愛がたりないからですね。
素人ながら、あらためて大切にしなければと、思いました。
いつも洋さんから紡ぎ出される音楽・言葉から力をもらっています。
最近頭の中でずっとこんな言葉が響いています。
We’re like running on empty.
Even if it’s long way for nothing, the way itself could be an answer.