在日九州人として

9月8日 水曜日 晴れ 

 僕は関東に移り住んで22年になる。まだ福岡時代の方が長い。ずっと、nowhereで、どこにも根を下ろす気にはなれなくて、でも心の中では在日九州人として誇りを持って生きてきた。僕は地元のたくさんの人たちに、そして街に育ててもらった恩義を忘れたことはない。

 被災地からメールが来た。福島に住む、その人は悲しんで、そして怒っている。このニュースを観てくれ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110908-00000514-yom-soci

 ネット上のニュースを100%盲目的に信じたりはしない。けれど、これが事実だとするなら。

 僕は自分の故郷として、恥ずかしい。情けないし、悲しい。むろん、すべての九州人がこんな考えをしないことくらい知ってるさ。多くの差別は無知から起きる。正しい知識を得て、正しく怖がってくれ。よろしく頼む。本当に頼む。

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在日九州人として への2件のコメント

  1. まりぼう より:

    「多くの差別は無知から起きる」本当にそうだと思います。私は今障害者の人達と日常的に接することが多いのですが、以前はどんな人かも知らずに障害者というだけで変に意識していました。私の子供は小さい時から私の周りの障害者と接しているせいか、障害があろうとなかろうと、全くそんなことは気にも留めずに人として向き合うことができているようです。そんな様子を見ていると、「知る」ということは本当に大切なことだと思います。

  2. takumi より:

    俺は小倉ですが、やっぱ情けなくて、恥ずかしくて悲しくて・・・

    金貯めて今年中に相馬他被災地をこの目で見てこようと思ってます。
    自分の言葉に自分自身で説得力がないと感じてしまうのは
    やはり体感してないからなのかと・・・

    目と心に焼き付けて、奴らと戦います

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