11月8日 日曜日 曇り
最初に断っておくけど、特定の信仰はない。今後そうなることもないと思う。
でも、若い頃、NYや砂漠やアイルランドや阿蘇で。いまでは日常の生活の中で。
グレイトスピリットとしか呼びようのないものに出会ってしまった。
その存在は空やひかりや風なんかを通して、メッセージを送ってくる。
それゆえ、かどうかはわからないけれど、随分と過酷な人生を強いられて、数度死にかけた。
でもいつだって冗談みたいな助けがきて、命がついえることはなかった。
その頃からエゴが消失していった。もはや自分のためには生きていなかった。
いつだって過酷で、いまだって最上級に過酷ではある。残念ながら。
自分ががんばってもどうにもならないことってのは生身の人間には堪える。努力の仕方がわからなくなる。
でも、自分がグレイトスピリットそのものになるのか、同化するのか、わからないけれど、道があるのはわかってる。
あきらめたりはしない。
音楽を通じて、自分から作為そのものが消えたのを感じる。
先日、7〜8人のミュージシャンと演奏していて、各人が考えていることがほぼ理解できる。サラウンドで。
空気を動かし、揺らし、違う人間だからこそ奏でられるものがそこで実現していくのがわかる。
金銭や名声ではない。
音楽のスピリットそのもの。
なんのために生まれたのか。なんのために生かされたのか。この過酷さはなぜ与えられるのか。
それだけははっきりと見えている。Life goes on !
いろんなことに助けられる日々。
一番はMusic。HEATWAVE、山口洋、Joe Strummer、Bruce Springsteen、etc・・・
あれやこれやを費やして生まれたから染みてくる。のだろう・・・
自分に染みないものは通り過ぎて行く。
必要なものは積もっていく。
何かをすりへらし生まれたMusicに感謝。
いろいろをすりへらしこの歌を生んでくれたSingerに感謝の日々。
今日のブログを読んで、このブログで知ったニール・ヤングのこの言葉を思い出しました。
「考えながら曲を作るのは最悪だ。だから単純に弾きはじめ、すると新しいなにかがあらわれる。どこから?そんなことはどうでもいい。とにかくその流れに乗っていく。それがわたしのやりかただ。決して出来栄えを評価したりはしない。わたしはその曲を信じている。それは楽器を手に取ったとき天からさずかり、楽器を弾いていくうちに、わたしを通って出てくるものなのだ」
勾当台公園で見たハレ子さん。流れ星の横を走っても似合いそうだなぁと思って、あのバイクを選んだ洋さんの直感、大好きです。