どうして歌を書くのか

12月13日 月曜日 晴れ

どうして歌を書くのかって、

わかんないな。

ギターはしがみついたんだけど、誰にも歌を書けなんて言われてないし。気づいたら書いてた。

最初はなにもかも自分でs発明してるような気分だったけど、まったくそんなことはなくて。言葉だってメロディーだって、自分が発明してるなんてことはないし、もう十分に世界には歌が溢れてるから今更書く必要もないのかもしれん、とは思う。

でもね、それはとつぜんやってくる。オレはただの受信機でそれをキャッチするだけで、その歌詞もメロディーも誰かの影響を確実に受けてるんだけど、やってくるものを拒否すると人として失格な気がして、それを形にしてみるって感じ、かな。

オレの感触では。どんな人だって曲は書ける。一生に一曲は名曲を書けるから。チャレンジしてみて。how to なんかにこだわらないであなたのやり方で。how to なんて、だいたいクソみたいなもんだよ。だって、これだけ曲を書いてきて、どうやって書くんですかって、そんなの教えられることじゃないもん。ケチで教えないんじゃなくて、教えるような次元にはない。自分で未だによくわかってないんだもん。

あなたのやり方がぜったいにあるんだよ。

昨日のコースケが素晴らしいのは、頭で音楽を考えないから。彼の譜面は「歌詞」なんだよね。それを手書きでノートに書いて音楽を体に入れる。ほんとうに素晴らしい。そんなミュージシャン、見たことない。だから誰とも似てないんだよ。

オレがG.Yokoのプロデュースをやろうと思ったのはソングライティングの才能が破格だったから。いとも簡単に書いてくる(本人は苦労してるのかも)曲の素晴らしさにのけぞったから。それはね、ほぼ天賦のもので、彼女も降ってくるものをキャッチしてるんだと思う。

そういうこと、音楽を受け取った人がやってみたら、世界はもっと殺伐としないと思うんだよね。通勤時に頭の中で作曲してみて。

オレにそういう能力が備わったのは。

高校時代、授業が苦痛すぎて、50分の授業の間、アルバムを端折らずに最初から最後まで頭の中で再生してたのね。1日に6枚のアルバムを脳内で再生する。これはね。素晴らしい鍛錬だった。たぶんリズムは取ってたけど、頭の中でどんな音でも鳴らせるんだよね。それにドラムの練習は授業中でもできる。しかもジョン・ボーナムとかチャーリー・ワッツと共演できるんだもんね。笑

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そんなこんなで、今日からまた新しい20曲を身体に入れてます。

音楽ができなかった時期に比べたら、嬉しい悲鳴ってやつね。今週末は磔磔2days。チケット残りわずかなんでお早めにどうぞ。ギターソロアルバム、なんとか無理やり磔磔に間に合わせました。最速ゲットは磔磔で。次は12/26の渋谷で。通販の案内は今週中には。早めに予約してくれた人には年内に届くようがんばります!

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どうして歌を書くのか への4件のコメント

  1. かつらぎ より:

    敏腕しゃちょー様、無理しないでくださいねー。とても嬉しいです!

  2. ポレポレジャスミン より:

    曲作り、チャレンジしてみます。

    自分のやり方見つけたいです。

    とっても嬉しいアドバイスありがとうございます。

    とても励みになります。

    磔磔やHWの配信ライヴも、ギターのインストアルバムも楽しみにしています。

    どうぞお体に気をつけて、頑張って下さい。

  3. 堺のヒロシ より:

    シャチョさん、とてもとても嬉しい告知、あんやとさまです。今週末のお楽しみがあるおかげで、大事なお仕事も気合い入れて頑張れます!
    (=^ェ^=)/♪

  4. #1 より:

    授業終了6分前になるとディープ・パープルの「バーン」が
    必ず頭内で流れるという友人がいたな。

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