4月13日 水曜日 晴れ
楽器はとてもたいせつにしています。自分を表現してくれる道具だからね。
でも、旅はハード。酷使して楽器も強くなる側面はあるんだけど、、。
静岡でどーにも鳴らないなぁ、と思っていて、これからのシリーズはクルマで移動できないから一本で回らなきゃならず、ギターの整備をしていたなら、激しいクラックを発見、、、。こりゃ鳴らないわけだ。ううっ。
んー。オレが持ち運びしてこうなったとは考えにくく、おそらく沖縄シリーズの飛行機かな。上からの圧力に負けたと思われ、、。このギター、6年使ってようやく鳴るようになったきたのに、、、、。
哀しい。
これを作ってくれたヴィンセントの代表、小川くんに連絡して、至急リペアをしてもらうことに。
いわく、ほんとうはもっと頑丈なものを作りたいんだってさ。でも、そうすると鳴るまでに時間がかかりすぎるから。すこし華奢なものを作ってもらったのが壊れた一因でもあると。
みんな勘違いをしてるのはね。
新品のギターの話だけど。今のギターは初心者が弾いても鳴るようにトップが薄い板でできてることが多い。でも、今がピークでこれからは落ちていくだけ。僕らは酷使するから、それじゃ持たない。最初に頑丈に作って、慣らして、鳴らして、自分のものにしていく感じ。だから新品を買うときは気をつけて。
もうモノを増やしたくないから、と思ってたけど、人生最後のライヴ用ギターをもう一本作ってもらうことにしたっす。超絶頑丈なやつね。笑。
あとね。楽器はいかに弾くか、じゃなくて、いかに弾かないか、がたいせつ。
わかって、もらえるかなぁ。弾かないことによって、余白で語る。そこに聴いてる人が身を委ねる隙間が生まれる。こういうこともちゃんと伝える機会を作らなきゃなぁ、と思うのです。それは奥義みたいなもんで、すべての道に通じてる。余白で語れない一番の職種は政治家です。いや、ほんとに。
さて。来週からの札幌、弘前、仙台ソロ公演。リクエスト受付中。
今週いっぱい受けつけようかな。
このblogのコメント欄にどうぞ。
1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域
2. 会場(名古屋、大阪、静岡のいずれか)
3. リクエスト曲(1曲でお願いします)
4. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)
1 Hayase、56、女、Sapporo
2 札幌
3 灯り
4 来週近付いてきて楽しみです!リクエストしたい曲いっぱいありますが灯りにします。世界中の街の小さな暮らしの灯りがずっと灯りますようにと思い聴いています。
「余白で語る」
すごくわかる気がします。
そしてすべての道に通ず、全くもって同感です。
受け取る側はその余白に何かを感じ、想像し、
そうしてその歌が、より豊かなものとなって広がるのかなと思ってます。
なんだかうまく言えないけれど・・・
「いかに弾かないか」深い言葉ですね。アマチュアバンド組んでいたときは 音の隙間が空くのが不安で無駄に弾きすぎていた気が・・・
ヴィンセントの復活 お祈りしております。私のギターのフレットかなり減ってきてますが(音はまだでますが)洋さんはどの程度で交換しますか?