恐怖はともだちになるべきものだ

11月12日 土曜日 曇り

ヤイコさんの抜けるような表情と、乗り越えてきたはずの幾多の困難。

オレの無茶ブりに応えて、ギターソロをブチかました矢井田瞳を見た?あれこそ、音楽。素晴らしかった。チャレンジング・スピリット。

恐怖はともだちになるべきもので、それに動かされてはいけないとあらためて。

病気、見えないウイルス、下がり続ける通貨、上がり続ける物価、職を失うかも、貯金が底をつくかも、stay home、今度は旅をしよう、エトセトラ、エトセトラ。恐怖は人を動かすのに十分な力があるのです。そんなことで商売してる連中に耳を貸す必要なんかない。

MY LIFE IS MY MESSAGE。あらためて素晴らしい言葉だと思います。

誰がなんと言おうとも、人は自由に生きる権利がある。考え方ひとつ、視点、視座を変えてみるだけで、輝かない未来なんてひとつもないと思うのです。多少の恐怖はともだちとして一緒に生きていけばいい、と。

決して考えていたのではないけれど、ステージで空っぽになっていた僕の器にはそんなメッセージがやってきたのです。

来てくれて、ありがとう。配信で参加してくれて、ありがとう。スタッフのみなさん、ほんとうにありがとう!なによりも、CHABOさんとヤイコちゃんに特大の感謝を。

 

 

撮影、三浦麻旅子

 

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恐怖はともだちになるべきものだ への5件のコメント

  1. にゃあにゃあ。 より:

    2日目は雰囲気が変わり、明るくポップなセッションで。
    ヤイコさんの民謡、すんばらしかったです☆☆
    そして11年を経た今夜の『満月の夕』、圧巻でした!!
    ギターソロにピアノ弾き語り、四十の手習い、レキカン目前の手習い?(失礼 笑)

    人生残り時間の方が明らかに短くなってから、現在を逆算して捉える視点に完全に変わりました。
    体力や記憶力が落ちたり、体重が落ちにくくなったり、物価が上がったり、親の年齢も上がる一方。
    不安、心配、やっても出来ないかもという恐怖感、もう遅いのかもという萎縮感。
    でも何よりも大きく強力なのは、それでも今「生きている」というその確たる事実。
    その「今」を、不安や苦悩や後悔までも抱きしめて、味わい尽くしながら生きること。このないまぜの実感と、足元で揺れ動く現実こそが、生きていることの証。

    それらを音楽に昇華して素晴らしく奏でてくれる人たちだけが、特別なステージに立っているのではなく。
    自分も、自分たちも、いつかステージに立つのではなく、今、今日この瞬間も、各自のステージに立っている。
    ステージで音楽を奏でる人と、座ってそれを聴く人と、配信で聴く自分と、ただ一つ共通してるのは、その音楽を囲んで、「今を共に生きている」ということ。

    自分の目にステージ上の人が映っているように、その人の目にも自分の姿が映っている。
    互いの目の中に互いが映っている、それが共に生きているということ。
    その「繋がり」と「今」をしかと掴んで、止まらず、後ずさりせず、へたりこまず、うつむかずに、顔を上げて、前を向いて、進んで行きたい。
    そう思わせてくれる、今年のMY LIFE IS MY MESSAGEでした。
    演者とスタッフと観客の皆さん、今年もありがとうございました!!!

  2. のえりあむ(奈良) より:

    ヤイコさんのギターソロ最高でした!
    あの瞬間だけ、アーティストヤイコから、素の矢井田瞳になっていたような気がします。素晴らしい表情でした。。。アーカイブでまた見よっと!

  3. Y.HAGA より:

    昨夜の「満月の夕」は凄く効いた。何百回と聴いてきてるはずなのに、心の奥の何かを激しくノックされ、涙が溢れないよう上を向いて聴いていました。
    ヒロシさんとヤイコさんは、まるで月と太陽。正反対でありながら、お互いの輝きが重なると何倍もの光が放たれるように感じます。「雨の後、道は輝く」の純度100%の肯定感に心打たれ、「安里屋ユンタ」のレゲエのリズムに心から解放された気持ちになりました。
    続けるって大事ですよね、ヒロシさん。11年前にMLIMMが始まった時には、少し悲壮な気持ちでライブに向かったことを覚えています。でも、続けてきたが故にこんな水晶のような夜が迎えられたんですね。
    keep thinking。僕もあの時の気持ちを忘れずに、日々を過ごしていこうと思いました。

  4. Masako より:

    オハラ☆ブレイク。エリアフリーでラジオ聴いてます。嬉しいです。大人の文化祭。CHABOさんのエピソードは感動です。神野美伽さんと古市コータローさん、山口洋さんのインタビューコメントも聞けましたよ。神野さんのステージMCとCHABOさんの曲にも励まされました。本当に素晴らしかったです。

    MY LIFE IS MY MESSAGE。配信、アーカイブ観ています。2日目の冒頭の山口さんのMCで「生き方、思いやりと愛を持って、自分自身で考えていく」と仰っていて、本当にその通りだなぁと思いました。有観客でアンコールが終わってもずっと拍手が続いていて、やっぱりいいですね。生ライヴ。MY LIFE IS MY MESSAGEのファンの方々がたくさんいらっしゃるのかなぁとも思いました。11年続けるって大変なことですね。それにチャレンジすること。Carry onのピアノ弾き語り、CHABOさんとの共演。チャレンジしている山口さん。人生の手本です。ちょっと褒め過ぎかなぁ。(笑)
    満月の夕、CHABOさん、矢井田瞳さん、それぞれの音があり、声があり、素晴らしいと思いました。MY LIFE IS MY MESSAGEの音源化は無理なのかなぁ。夏はずっと山口さんの歌う音楽は聴いていなくて、久しぶりに「満月の夕」を聴いた時、涙が流れました。「解き放て 命で笑え 満月の夕」。来年、還暦の山口さんの歳まで生きよう。いや、CHABOさんの72歳まで、元気で生きよう。旅をしよう。音楽を聴こう。人に優しくしよう。ライフを楽しく。心が豊かでないとね。たくさんの恐怖に負けてたまるか!

    三浦麻旅子さんの素敵な写真のアップありがとうございます。

  5. カズソウル より:

    昨夜のライブ、配信で堪能しました。
    山口さんとヤイコさんの演奏で、こんなにも曲の世界が広がるのか!…と震えました。
    「MY LIFE IS MY MESSAGE」の最初のライブ、311から3ヶ月後の渋谷でのライブは、焦燥感と無力感と不安と悲しさと憤りと…を抱えて、行きました。
    あれから11年余。山口さんとヤイコさんの演奏を聴きながら、忘れてはいけないことを、改めて刻みました。「あなたが望む変化に、あなた自身がなりなさい」というガンジーのメッセージとともに。
    最後の「満月の夕」、皆さん、おっしゃるように、深く染みました。ありがとうございました。

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