苦手な人間

7月15日 土曜日 晴れ

苦手な人間が目の前に現れるのは人生の修行なんだと思う。

軽いレベルから超ド級まで。苦笑。

揉めたり、口きかなくなったり、憎んだり、憎まれたり、達観したり。挙句、苦手な人間と極力つきあわないことを学ぶ。60年近くも生きると随分淘汰されてくる。平穏に生きるには、実質的な距離と時間を選ぶしかない。

基本的にはクソみたいな人間には近づかないこと。渦中に飛び込んで、どんなに努力しても、無理なものは無理。たいてい直感は正しい。

でもクズも超ド級のクズになると生命力が強いので、いろんな手段を使ってやってくる。これはやっかいだね。避けられない。

浴びてしまったら、相当具合が悪くなるけど、それもまた修行。負荷かけて走って、地球にアースしてもらうしかない。デトックスはなるはやで。そんでもって、悪い感情は自分のところで止めるに限る。他人に伝えると、いつか違う形で増幅されて自分に戻ってくるから。

昨日も、さすがにこれは許せないだろ、と思った。頭に血が昇って、本人に電話しようかと思ったけど、徳俵に足がひっかかってやめた。言っても無駄。奴はそういう奴なんだから。諦めではなく、距離を取れ。永遠に。2度とあのバッド・バイブスに巻き込まれるな。奴の思うツボだ。

そういうことに鍛えられるのかな。でも創作者としては牙を失ってはいけないわけで。コンパッションと牙を両立させるために、エレクトリック・ギターが必要なのかな。ジョー・ストラマーが生涯テレキャスターを弾いていたのは。元来、優しすぎる人だから、自身を奮い立たせるために、あの尖った音が必要だったんだと、オレは思う。

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苦手な人間 への3件のコメント

  1. masa17 より:

    刺さります。。。いろいろと。。。

    まさにここ最近、苦手なというか嫌な人間とどう係わっていけばいいのかが自分の中で、もしかしたら人生のテーマかもしれないと思ったりしてます。

    インスタライブでかな?洋さんが言っていたと思うんですけど「人に期待しない」、「他人は変えられない」とかまさにその通りだとなと思いつつ、なるべく係わらないないようにしようとしても、やっぱムカつくというかその態度はないだろっ!!みたいな。。。

    わたしは他人に伝えてしまいます。。。ひどくない?って。。。他人にも同調して欲しいんでしょうねぇ。一瞬それで満足して、あとでそんな自分が嫌になったりします。

    ゴーヤを愛でるロッケンローラー洋さんの奏でるギターにもコンパッションと牙を感じますですよ。今回のソロツアーはコンパッション成分多めかな?

    9月の京都楽しみに、葛藤する日々をやり過ごしていきたいと思います。。。

  2. kazz22 より:

    苦手な人=嫌いな奴 います。
    どうしても仕事上関わらないわけに行かないので苦手な人とすることでなんとか我慢して対応しています。この苦手な人が厄介なのは、コイツのどうしょうもないことに気付かず評価している人がいることです。できるだけ距離をとる、間接的に会話する、メールもあえて見落としてしまう、などなどしてます。
    ほとんど愚痴になってしまい、すみません。
    先日のライブ終わってから「凡骨の歌」を聴いてます。凡骨に歌再現ライブしてもらいたいです。

  3. ひとし より:

    いっその事 徹底的にクズであってくれた方が
    気が楽(?)にもなるのですが
    そのクズが他の誰かにとっては聖人であったり
    僕にとっての聖人が誰かのクズであったり▪▪▪

    心の置きどころに困ってしまう事があります

    人生万華鏡▪▪▪

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