寒波

12月23日　土曜日　晴れ

急に寒くなったね！

師走らしいといえば、そうなんだけど、コンサートを控えている身にとっては痺れる季節でもあります。喉は空気の乾燥に弱いので、寝室に暖房器具はありません。でも昨夜はちょいと耐え難く寒かったので、ヒーターを持ち込んで寝てしまったなら。

起きたら喉が痛い。OMG! 人にも会わないようにしてるのに、なんてこったい。しばしベッドの中で考えた。これは風邪やウイルスによるものなのか、空気の乾燥にやられたのか。マスクをして、プロポリスとマヌカハニーとビワエキスの力を借りて、じっとしてしばらく様子を見ようではないか。

4時間後、つまりNOW。どうやら極度の空気の乾燥によるものだった模様。よかったよかった。

てなわけで、体調整えつつ、今年最後のライヴにフォーカスしております。

あとね。HWがバンドでやる会場として、渋谷AX亡きあと、ずっとやらせてもらってる渋谷のduo Music Exchange。AXは天井が高くて音楽のスケールをとっても表現しやすかったのです。周囲もNHKしかなくて、ゴミゴミしてなくて。

それがなくなって、いろんなところを試してみたけれど、天井が低いのはどうにもやりづらい。duoも「柱」ってもんがあって、建物の構造上やむを得ないんだけど、スケジュールの奪い合いになってる昨今、duoもイベンターもマネージメントサイドも年末、この時期HWのためにスケジュールを「確実に」確保してくれるという恩義にいつも感謝しています。

天井が高いってことはオーディエンスも中空に風景を夢想しやすいんです。

ただし。渋谷のあの界隈（湘南に引っ越す前はあのエリアからすぐのところに住んでた）はヴァイブスがいいとはとても言い難いことを認識しています。僕はクルマでinしてクルマで帰るので、エリアを歩かずに済むのですが、遠くから来てくれた人、仕事帰りに来てくれた人には少なからず負担をかけていると思っています。

その分、会場の中に入ってくれたなら、スタッフ一同、音楽はもちろんのこと、いいヴァイブスを持って帰ってもらえるようこころがけています。

来週の火曜日、ぜひぜひ来てください。みんなの来年に繋がる空間にしたいと思っています。事前に募集したリクエストでほぼ構成されているので、選曲権は僕にはなく、通常あり得ないセットリストになっておりまする。

みんなに求められているってことは、かなりの部分で「世相を反映して」いて、それはステージに立っていても、とてもやりがいのあることです。

じゃぁ、みんな身体に気をつけて渋谷で会おう！

身体の状態がすぐれない方、妊娠中の方、車椅子での参加してくれる方、いくつか情報はすでに聞いています。なにがしかのHELPが必要な方は遠慮なく事前に

hw.noregrets@gmail.com

まで名前と状況を書いて連絡してください。可能な限り、スタッフが対応させてもらいます。

と、ここまで書いて思いだした風景。

居候NY時代。ビンボーなので、バスか地下鉄で移動してました。アメリカはクソみたいなことも多いけれど、例えばバス停に車椅子の人がいたら、フツーのこととして、ドライバーも乗客も乗り降りを手伝います。その光景の鮮やかなフツーさやるや。バスは乗りやすくするための装置を備えています。だから介助の人がいなくても、一人で移動できるのです。車椅子の人も特別に感謝するわけでもなく、あくまでもフツーのこととして。

あの光景は日常として、今も脳裏に焼きついています。僕らのコンサートもかくありたいです。なんで、遠慮なく連絡してね。みんなも困っている人を見かけたら、助けあってくれたら嬉しいです。

じゃ、みんなに会えるのを愉しみにしています！

ついしん
「民謡深掘りシングル#002」たくさんのオーダーありがとう。月曜日に発送するので、来週半ばまでには到着すると思います。もちろんduoでもゲットできまする！

 
そういえば。クリスマスの時期にアイルランドにいたことがあるんだけど。すべてのお店が閉まってて、オレはひとりで寂しかったなぁ。飯さえ食えない、ホテルさえ取れない。どーしたんだっけ？
みんなも家族でいい時間をね。あのとき、シェーンの書いた名曲とこの歌がよく流れてたなぁ。どちらも素晴らしいです。