エクスキューズ

6月10日 月曜日 曇り

キャリア通算152枚目!91歳、ウィリー・ネルソンの新譜「ボーダー」を聴いています。

彼の生き方を見ていると、トシを食ったから歌が書けないとか、言い訳に過ぎないと思い知らされます。そういえば先日、友部さんを丸二日間、観察していて(失礼)。

初日はステージ傍でミュージシャンをずっと見てらっしゃいました。次の日、彼がステージに立ったとき、それが「詩」になってたんすよ。ギターとハーモニカと歌。そのスタイルを一切変えることなく、自分の言葉だけを信じて凛として立っていらっしゃる姿に感動を覚えました。

要は「やるか、やらないか」。ただ、それだけなんだけど。それを人はやらないだけ。代わりにちゃんと言い訳を用意してる。正直、それが苦手です。

この二人の歌を聴いていたら、奮い立つんすよ。

生きてる限り、可能性に満ちている。

ベッドから一歩も動けない中原英司がコの4年間、誰にも会うことができず、どれだけの絶望を感じていたのか。でも、彼は前より上体を起こせるようになってたんすね。努力してたんです。わたすなら、もう生きる気力さえ失くしていたと思います。

やつに生きるってことの素晴らしさを伝えることができる人間でいたいと思います。やつをもう一度ステージに戻してやりたいんです。だから、諦めません。

 

さぁ。今週は京都(#011)、加古川(#012)、豊橋(#013)に参ります。ぜひ、来てね。

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エクスキューズ への3件のコメント

  1. 風にハモ太郎 より:

    先ほどTVにて「映像の世紀バタフライエフェクト~ルート66 アメリカの夢と絶望を運んだ道」をみていました。ボニー&クライドの犯罪経路の道、人災でもあったダストボウルから逃れた人々を理想郷に向かう道(ex「怒りの葡萄」ですね)、「イージーライダー」でも理想のアメリカを求める道・・・そんなR66(1926年開通)はハイウエィに取って変わられたが、Historic Roadとして一部復活していると初めて知りました。ウィリーネルソン1933年生まれ。「怒りの葡萄」出版の6年前で、ジョンフォードの映画は彼が30歳の頃だ。彼の血はイギリス、アイルランド、チェロキーを引くとのことらしいけれど、ネルソン一家の道のりは「アウトロー・カントリー」という範疇ではおさまりきれないドラマ(じゃない現実)があるのかと思いを馳せました。
     私、(カントリーミュージック)だから聞かない、というエクスキューズをもっていました。反省。1曲目が「ボーダー」、そしてアルバムジャケットの素晴らしさ!
     
     さて、山口さんのルート60-61の車窓も楽しみにしています。まったく自分が知らない町、「加古川」を是非、先日の福山のような紹介してもらえるといいな。Cecilという店の名前の由来はなんだろう・・・。JAZZマンから?
    ,

  2. kazz1967 より:

    ウィリー・ネルソンの新譜を聴いていたので、ブログで紹介されているのが嬉しく思いました。すごいです。

  3. masa17 より:

    加古川のLive楽しみにしてます。

    県民ですが加古川には行ったことがないという・・・・
    Live前に散策してみようかと思ってます。

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