9月

9月1日 日曜日 晴れ

9月とな!

引き続き、迷走台風がとんでもない動きをしているようですが、進行方向にあたる地域の人々は気をつけてください。やつはなにを考えてるのかわからないっす。

こちらは迷走台風がそれなりに空の掃除をしてくれたようで、星空が冬並みにきれいでした。夜は18度で、天の川がくっきり見えました。焚き火と天の川とビール。至福です。最近は動画や写真はインスタに、文章はblogにと棲み分けていたのですが、天の川は載せておきますね。インスタを見れない人もいるだろうから。

 

 

山での教訓。僕も都会にいるときは無意識のうちにそうなってるんだけど、光回線とwifiによって、常に連絡や、情報が入ってきませんか?ここにいると、連絡や情報はこちらから取りに行かなきゃなりません。つまり「能動的」に情報を得て、「能動的」に連絡するってことです。都会でかなり無駄な時間を過ごしていたことがよくわかります。

なーんだ、PCをネットにつないでメールに返信するのは1日に1回でいーじゃねーか、と。今までマッハで返信していましたが、発見でした。メールってそのくらいのタイムラグが許されると思います。だいぶ気分が楽です。

 

僕が生まれる前、25歳だった父親が書き残した文章を発見しました。これがなんというか、血は争えないというか、かなり自分に似た資質があって、なんともほっこりしました。てか、ロマンチストだし。笑。もはや、彼が死んだ年齢よりはるかに僕の方が歳上なので、弟のような気分になります。見事に昭和の文士の文体なんだけど、こころの中では弟的な。彼とは人生でわずか18年しか会っていないし、離れて暮らしている時間も長かったので、わずかな接点しかなかったけれど、blood brothersという感覚は時間が経つほど感じます。なので、肉親を亡くした人もそんなに悲しまないでください。たいせつなものはなにひとつなくなっていないどころか、あぶり出しのようにもっとたいせつなものが、時空を超えて浮かび上がってきますよ。

 

弟よ、晒してごめん。でも血は争えない。笑。

 

さてさて。金曜日は長崎へ、日曜日は福岡へ。山から直接降りてライヴです。この山男っぷりはなかなか見れないと思うので、ぜひ来てください。僕も鏡を見て、びっくりしました。おじさんもんちっち山男みたいになってたので。いくらなんでも、もう少しソフィスティケートしておきます。笑。

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9月 への6件のコメント

  1. 万友美 より:

    私は母を去年2月に(6年私が介護した後)亡くなりました。…なんだか癒えてないです(今でも悲しいし)、迷子になってる気分で生活してます。
    個人的な話でスミマセン。

  2. ハートロッカー より:

    僕は山口さんの書く文字がめっちゃ好きなんです。

    お父さんの文字を見ると内容もさて置きながらやっぱり少し似てる気がしますね。

  3. fujiiku より:

    父が亡くなって13年。亡くなってからの方が何か身近にいるように感じます。このブログでニックネームで使用している「fujiiku」は父に由来しています。

    モーガンさんのスタジオに寄付いたしました。ごく僅かですがなんとか存続してもらいたいと思います。

    偶然ですが今日ニッキーホプキンスの映画を見たいと思い検索していたら
    ピーターバラカンさんとモーガンさんがトークショウするようですね。私は日程が合わずに残念ですが。

    ピーターさんの映画祭ではガーランド・ジェフリーズ やボビー・チャールズの映画も上映されるよう。これも見たいですがスケジュール的にどちらか1本見れたらといった感じです。

  4. 青森のロマンティック・ダンディ より:

    「セックスティーン」(笑)。血は争えませんな。「怒りの門」の「あっちとキス」を思い出しました。
    それにしても、山口洋的フレーズ満載で驚きます。「魂は常により高い次元に置かねばならぬ」もうこれほとんど「魂は荒野を目指す」と同義ではないでしょうか。
    この文章をもとにして曲作ったらどうでしょう。奇跡の共作になってしまいますね(10年くらい前にボブディラン他がハンクウィリアムズの遺稿に曲をつけたアルバムがありましたが)。
    大体1950年代半ばあたりに書かれたものでしょうか。テレビもまだ一般的ではなかった時代。情報は少ないけれど、じっくり本を読み、考え、創作ができた時代。モノは少なかったけれど精神的には今より豊かだったんじゃないだろうか。羨ましいなんていったら当時の人に怒られるかもしれませんが。

  5. 中澤 美穂 より:

    山口さん、こんにちは。

    先月21日に義父が亡くなり(本当に急なことでした)23日通夜、24日告別式と慌ただしく過ぎました。その後も諸々の対応に、夫と追われる日々です。

    義父は、阿蘇に行ったことがあったようです。山口さん、TOKIEさんのご覧になった景色を義父も見たのかな、なんて思いながら、おふたりのインスタを拝見していました。

    たいせつなものはなにひとつなくなっていないどころか、あぶり出しのようにもっとたいせつなものが、時空を超えて浮かび上がってきますよ。

    山口さん、ありがとうございます。何て素敵な言葉。夫に伝えます。私も、義父への感謝を胸に刻み、生きていきます。

    義父が亡くなってずっと聴いているのが【Hotel Existense】です。生者と死者を隔てる境界がぼやけてなくなるようなこの曲に、涙が止まりません。

    モーガン フィッシャーさんへの寄付ですが、MLIMMの口座でも受け入れてくださいますか。モーガンさんの活動が続いていきますように。

    • のり より:

      なるほど!
      MLIMMは趣旨が違うから難しいとは思うけど、ヒロシさんが間に入ってくれると支援しやすくなる様な気がしますね。
      ヒートウェイヴファンとしてモーガンさんを支援できればという気持ちも伝わる気がするし。
      なにより、まずクラウドファンディングの仕組みがよく分かってないのが困りものなんですよ(苦笑)
      手を出しにくい。

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