ash to ashes

9月18日 水曜日 晴れ

昨日は大都会(死語)東京にバイクで出向いて、いろいろとやらねばならぬことを。

大自然(死語アゲイン)阿蘇からの東京はキツいものがありました。当たり前か。同じ国とはとうてい思えない。

わたすの兄貴分、古いつきあいです、が来日中でして。お互い時間がないので、某駅前の花壇に座り込んでいろいろ話しました。トピックスはね。「死んでも葬式は必要ない」でした。期せずして同じことを考えてるのが笑えました。葬式するくらいなら生きてるうちに会っとけ。って。だから、お互い「今しかない」と思ったら会いに行くのです。

それ大事。だって、人間は100%死ぬからね。それはネガティブな思考じゃなくて、事実なんです。だから、会いたいと思ったら「迷わず今すぐ行け」って。であんたの灰を撒く役目は俺に言っといた方がいいと思う。ん?場所は?ハワイのあそこね。はい。りょうかい。やっとくんで。ところでUSAで散骨するのはリーガル?なに?超違法。

でもまぁ、わかった。やっとくんで。安心してね。笑。なわけで、僕はまだ死にまっしぇんが、たぶん死んでも葬式なんてしないんで、生きてるうちに会いにきてください。墓なんかも守る人がいないので、作りまっしぇん。死んだら、誰かの記憶に音楽だけ残ってるのがいいと思います。

で、彼とは同時多発的に同じことをやり始めるのが常。彼はブータンの山でオレは阿蘇の山で癒されていて、ふと見ると、パタゴニアの同じズボン(これ名品)を穿いてて、ほんとに嫌になっちゃうのでした。ははは。

それから、ちょいとともだちの家に寄りまして。もらっていただいた(元気だったはずの)苗が死亡寸前でございました。苦笑。嘘でしょ?

なので、その人物に伝えました。枯れることから学ぶことはたくさんあるから、命が教えてくれとるんよって。でもね。なんで、枯れるかって。

あなたの目線で考えるか、植物の目線で考えるか。違いはただそれだけ。植物の目線で考えれば、どんなときに、どうして欲しいかわかるはずだよって。それが理解できればLIFEだって変わる。自分中心のLIFEにギフトは少ない。

昔はわたすもよく植物を枯らしてたんです。でも、ある日気づいた。

すべて、自分の目線だってこと。

今回、たぶん70を上回るくらいの鉢をひとつき、自動水やりシステムで育てなきゃいけなかった。それはなかなかの試練でして、陽当たり、風が通るかどうか、噴霧か点滴か。元の蛇口はひとつしかなく、そこから分岐していく仕組みなので、コントロールできるのは毎日水をやる時間と、その分数だけなのです。

一週間くらいかけて、植物の立場になって考えて設置しました。難しかったけど、言葉を話さないから、面白いんです。観察するとちゃんと訴えてくる。

それってLIFEにものすごくフィードされます。だから、怖がらずにもらってくださいね。枯れたとしても、その経験は必ず役立ちます。明日からのツアー。いわき、長井、吉祥寺のライヴでみなさんに差しあげます。

1. 種から育てたビワの苗木
2. オリズルランの苗木
3. 初心者でも失敗しないしっかり育ったオリズルラン

の3種類あります。ビワがいちばん数があるので、当選確率高いっす。

――――――
応募方法

1. 参加するライヴ会場
2. ニックネーム(実名でも構いませんが、当選を発表する可能性があるので)
3. 欲しい植物の種類

を書いて
hw.noregrets@gmail.com

までどしどし応募してください。
時間迫ってるので、急ぎでお願いしまっくす。あ、もちろん無料ですよ。

たいせつに育ててきたので、できれば手渡ししたかったのです。この3本の公演を終えてもまだ余っていたら、郵送などの方法も考えてみますが、安全に届けるのは難しいだろうなぁ。誰か知恵貸して。

あ。それから。明日のいわきでちょーbigな発表をします!これはHWから、みなさんのこれまでのサポートへの「恩返しです。

苗木の当選は明日発表してから、いわきに行くことにします。

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ash to ashes への3件のコメント

  1. りゅういち(60) より:

    洋さん、残暑お見舞い申し上げます。私も娘、息子に「オヤジが亡くなっても葬式は不要」と言い続けています。バッテン、先程、私の大切な叔母が逝ったと連絡が来て、考えが改まりました。葬式は、逝った人のために行うのではなく、残った人達が感謝を伝える為に行う儀式だと今更ながらに気がつきました。私の母は88。彼女は「私が行かなきゃ、何も始まらない」と言って、喪服の準備をしています。一方、私は生きている内に可能な限り、山口洋、HEAT WAVEに会いに行くけん、よろすくです!12月、博多と京都、両方とも行ってヨカですか?

  2. オープンGの鷹 より:

    山口様

     前略
     酷暑の東京。大阿蘇の地に比すれば人間がまともでいられるような場所ではないでしょうね。
     さて、近年小生、生命にかかわる大病を患いました。
     自分の死後の始末を済ませなければならない状況となり、伴侶に「葬式はいらん。戒名なんてもってのほか。墓も無用」と伝えましたところ。
     家人からの反撃。
    「準備をして、式を終わらせ、あんたの知り合いから『お心落としなく』と言われ、わたしが連れ合いの死を受け入れていくために葬式はあるのがわからんか、このトンチキが」
     たしかにそうかもしれません。
     もし貴殿が配偶者より先に旅立たれるおつもりであれば、こころの片隅にどうぞ。
     墓も残された者がいいようにするのが一番かもしれません。
     戒名不要だけは意地を通しますが。
     これからもご健勝で。
                      草々

    • Yamaguchi_Hiroshi より:

      おー、ありがとう。葬式不要って、自分目線かもね。どーしてもやるっつーなら、楽しいのがいいと思う。考えてみるわー。

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