祝う

7月31日 木曜日 晴れ

音楽を1日離れて。

今日はめでたく還暦を迎えたミュージシャン3人(すべて女性、うちの奥さん含む)のお祝いをいつもの店で。

と書くと、ただご飯を食べに行ったみたいだけど、違います。

店主と入念に何度も打ち合わせをして、店を借り切って、わたすも店員になって(ええ、もちろんそんな格好で)給仕したり、料理を作ったり、花束贈呈したり、音楽選んだり、本気です。笑。だって、敢えて女性で、と書くけど、60歳まで現役のミュージシャンでいることって、なかなかのことですから。

みんな楽しんでくれて嬉しかったです。いつまでも元気でいてほしいです。

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おしながき(実物はわたすの手書き)

乾杯  ミスチルのケンちゃんから随分前にいただいたシュワシュワ。開けるなら今日だろ!笑。ケンちゃん、ありがとう!!!

先付け 嶺岡のもろこし豆腐
ホワイトショコラの冷静ポタージュ(うちの奥さん作)

お造り 本鮪、鰹、鯒の昆布じめ、新子

小柴穴子白焼き

地蛸酢の物

鱧の天麩羅

鱧の子と冬瓜の沢煮

黒毛和牛A5たたきと松茸

夏野菜の冷製ケンミンビーフンカッペリーニ(ヒロシ作)

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お知らせです。

14歳の誕生日にわたすにギターを教えてくれた画家の向井三郎が、千葉の「夏庭」という素晴らしいギャラリーで個展を開きます。彼の絵を見てほしいのはもちろんですが、夏庭のロケーションが素晴らしいので、ドライブがてら、ぜひでかけてみてくださいまし。ゆっくりと時間が流れています。もちろん僕も行くつもりです。バイクの爆音であの悠久の時間を破壊したらごめんなさい。ちょっと前まで聖原司都子さんの作品が展示されてたんだけど、彼女の作品も夏庭にはとっても似合います。

親友とはいえ、数年に一度しか会わないんだけど、空白の時間は互いの作品が埋めてくれるんです。

みんなも、なかなかお年頃でしょ?絵を生活の中に取り入れるって、とってもいいですよ。うちにもいくつか向井の作品があって、一緒に時を重ねています。彼の絵は時間とともに「壁」になっていくんです。それが素晴らしい。

https://natuniwa.com

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「1995」のアナログ盤完成しました。

30年経過して、自分たちの仕事に励まされるのはとっても嬉しいことです。ほんとうにありがとうございました。

まったく古くなってないのが、我ながらすごい、と思います。音がいい。大半はソニーにあった大好きなNeveのコンソールを使って作られています。アナログのマスターテープの音が素晴らしくて、ほぼそのままカッティングできるレベルだったのです。

当時のアナログのものはすべてが劣化していきます。磁性体の寿命が尽きるのです。なので、これで最後だと思います。でも2枚組なので、それなりの値段になってしまうので、お小遣いが厳しい人は無理に買わなくていいです。僕らの新作を買ってくれた方が嬉しい。

あの頃、家が一軒建つくらいのお金を使ってアルバムを創ってました。笑。今は7年落ちの国産中古車一台くらいかな。でも、今も昔も音楽に込める情熱は1ミリも変わっていません。

ソニーにいる時、スタッフたちはほんとうに頑張ってくれました。でも、「売れる」という結果はなにも残せなかった。僕本人が「売れる」ことに今も昔も興味がなかったからです。そんな意味ではほんとうに申し訳なかったと思っています。でもね、この音を聴いてもらって、エヴァーグリーンなものを創ろうとしていた意志だけは間違ってなかったと思ってもらえるか、と。

ライナーは長谷川博一さんに書いて欲しかったのです。それが叶わないので、木村由理江さんにお願いしました。彼女のフラットな文章がとってもとっても素晴らしいです。由理江ちゃんは齋藤和義くんをデビューの時から激推ししていて、そのおかげで僕も和義くんに興味を持った次第です。もう随分前の話だけど。

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祝う への4件のコメント

  1. 万友美 より:

    「おしながき」…本当に美味しそう!
    料理を提供するのって、愛!ですよね~。
    洋さんが本気を出しているのが目に浮かびます。

    今日は仕事帰りに写真美術館に行って
    「ヒロシマ1945」見てきます。
    (昨日、コメントを書いた方!ありがとうございます。日々の忙しさに紛れ…彼方に消えてました。この目(と心)にしっかり焼き付けてこようと思ってます)。

  2. ミホ より:

    すてきなお話をありがとうございます。
    山口さんの文章が大好きです。
    いつも誠実で愛に溢れていて…
    (お怒りモードの時でさえも)
    山口さんの音楽と一緒ですね。

  3. 30's より:

    九州の田舎者ですが、あの頃、年に数回、ソニースタジオの前を通って学生の集まりに参加していました。駅周辺の某団体の施設群をすり抜け、そのスタジオは異彩を放つ荘厳な雰囲気だったのを思い出します。あそこで名盤が生まれたのですね。

  4. 聖原司都子 より:

    夏庭のご紹介ありがとうございます。
    房総半島の稲刈りは早くてお盆の頃なので、夏庭の前の田んぼは日に日に黄金色に近づいています。美しい自然に囲まれた静かな夏庭と、向井さんの作品世界がどう響き合うのか…今から楽しみです。
    交通の便は確かに良くないのですが、公共交通機関+徒歩でなんとか辿り着いた方を、なんとなくそこにいた方(私含む)が最寄ってない最寄り駅まで送ったりするのも夏庭では珍しくない光景です。笑。

    (アナログ版楽しみです!夏庭は音の響きもいいので…ターンテーブル持ち込んで聴いてみたい。。。)

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