濁流のような都会の生活

11月27日 木曜日 晴れ

夢のような時間を過ごして、都会に戻ると、あっという間に濁流のような都会の生活に飲み込まれるわけでして。その落差たるや、もはや天晴!というしかないレベル。笑。

自由人であるはずの我らでさえそうなのだから、勤め人の方々は推して知るべし。でも、その上で人生は誰もが一度きりなのだから、この濁流に飲み込まれないように生きたいと強く思うのです。

なによりも掴んだはずの「あの感覚」が薄れていくのが哀しい。自分が自然の一部にすぎないって感覚。そこから音楽を奏でることができたなら、ロックンロールも次のステージに行けると思うんだけどなぁ。

「A rolling stone gathers no moss」、「転がる石に苔は生えない」ってやつね。いやいや、苔こそが生命の起源のように感じたっすよ。岩盤の上に巨大な木が生育するために、苔が保水の役目を担っていて、その生育の遅さゆえ、目の詰まった良質な木ができるんだけど、それをニンゲンが容赦なく切り倒す。でもね、苔の合間から、小さな杉の芽が息吹いていたりして。宇宙だなぁ、と。こんな悠久の時間の流れの中では、自分の存在なんて「一瞬」のことにすぎなくて、その中で、自分はなにを手渡され、次のジェネレーションになにを手渡すことができるのか、ってことを深く考えるのです。循環するための「一部」になることができれば、それは立派な役目じゃんって。

次のライヴのための準備をしてるんだけど、音楽を身体に入れる方法もちょっと変わったかも。無理に入れても入らないものは入らないから。それは連綿と流れる水を見ていて、そう感じたのかも。流れるってことと、流されるってことは違うなぁ、と。流れてさえいれば、それは入るって思ったのかな。ちょっと禅問答みたいだけど。

燻製の飛び魚を紹介してもらって、背中にしょって帰ってきたのです。サイトを見たなら、おいしいレシピが載ってた。これは作ってみようと。まじ、美味かったっす。昔、スコットランドのスモーカーを訪ねたことがあって、それはそれで超絶美味しかったんだけど、屋久島の飛び魚と桜のチップ、なかなかにとんでもないです。味付けに使ったのは胡椒だけ。オリーブオイルとニンニクと鷹の爪、パルメジャーノとバジルとトマト。それらをひとつにまとめる飛び魚の燻製!あんまり熱をいれすぎず、最後にさっと合わせただけで、悶絶級の美味しさだったよ。お取り寄せも可能なんで、ぜひ!

 

 

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濁流のような都会の生活 への1件のコメント

  1. ハートランドロッカー より:

    最近発売された佐野元春さんのハヤブサジェットを聴いてる。
    不思議なアルバムだ。新譜なのに懐かしい。
    ニューレコーディング曲だから当たり前。

    正直聴きまくってきた曲達だからふむふむって感じだった。

    最初は若い子らに向けて作ったんかなぁ〜って勝手に思ってたけど
    全然違ってた。

    ご褒美みたいなアルバムでした。

    昨日は俺が代わりに若い子に向けてカラオケで佐野さんめっちゃ歌ってやった!

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