リハーサルday#2、グッズのお知らせ

12月19日 金曜日 晴れ

都内某スタジオ、リハーサルday#02。

順調に進んでいます。体調もかなり回復してきたのですが、夜中の咳がひどくて閉口しています。これも身体のなにかの反応なんだろうけど、ほんとうにしつこい。あと一週間弱あるので、できるだけのことはやってみます。みなさんも免疫を上げて、人混みはマスクで自衛してくださいまし。

 

 

さて。スタッフよりグッズができましたと報告が。毎回、力作なんだけれど、初めてのバンダナはにゃんとアルバムジャケットからボゼ(悪石島の)模様!これは嬉しい。さりげなくバイクに結んだりして。それからリュックですが、これは僕がお願いして作ってもらいました。今年、染谷俊くんと大阪でライヴをやったときに、彼の物販コーナーに並んでいて、これは便利だなーと買ったんですが、実際とても便利です。普段は小さく畳んでおいて、いざってときに使う感じ。旅先でもとっても有効。

もちろんニューアルバムも会場でゲットできます。各種キャッシュレス決済が可能だそうです。時代だね!

 

 

さて、質問です。

「一枚としての整合性を選んだ」とのことですが、他にも素晴らしい曲があったのを私もライブで聴いて知っていますし、山口さんにとって苦労して制作した思い入れの強い曲もあったことと思います。今回のアルバムの曲選びは、苦労し、断腸の思いで進める作業だったでしょうか、それともテーマのようなものが決まってからは一気にすんなりと進んだでしょうか。

ほんとうは選曲やミックスに関しても、もっと僕ではない誰かの意見を取り入れた方がいいに決まってるんです。
でも、この時代にアルバムをリリースするってことは、とんでもない覚悟が必要なことでして、誰かに相談した時点で軸がブレるのは間違いなかったのです。やる、と決めたことを貫徹するには、たったひとりでやり切る以外、方法がなかったのです。混迷の時代を生き抜くという、テーマはまさに自分が今、その状態なわけで、そんな意味では決めたことを逡巡しながらやり切るプロセスの中で、アルバムに込めたい想いがしつこくないように凝縮していくだろうと考えていました。

確かに外したくなかったものはたくさんあります。でも、ただでさえアルバムが売れない時代に、さらに売れない2枚組を作ってどうするって想いもありました。曲はなくなるわけじゃないし。てか、完成してるんですけど。笑。スタッフは無料で聴いてもらうのはどうかって言ってます。なことも含め、考えているところです。

「収穫の季節」って曲があって。これは第一次産業に従事する人たちのために書いたんです。たくさんインスピレーションをもらったから。これは個別に届けに行こうかな。笑。

 

 

アルバムタイトルの「MR.OUTSIDE」は長谷川博一さんの本にちなんだもので、長谷川さんに捧げる(長谷川さんへの思いを込めた)タイトルだということを書かれていたと思いますが、もう少し詳しく、このタイトルに込めた意味を教えてください。長谷川さんの本は山口さんを含む9人のミュージシャン(あとがきに「音楽に身も心も奪われてしまった男達のなれの果て」とあって笑ってしまいますが)のインタビュー集なので、そのタイトル「Mr.OUTSIDE」はまずは彼ら9人のことを指しているのかなと思います。山口さんがMR.OUTSIDEというとき、それはどんな人や事物、あるいは概念をイメージされているのでしょうか。自分自身のことも、そこには含まれているのでしょうか。

うーん。これ以上の説明はしなくていいか、と思います。誰だって、志半ばで亡くなった親しい人がいると思います。その志を継ぐことは可能なんだと、僕からのメッセージだと受け取ってください。想いがついえることはないのです。MR.OUTSIDEがいなければ、もはや僕はこの世界に存在していないと思います。ざっと思い返しただけでも、チャールズ・ブコウスキー、ハンター・S・トンプソン、デニス・ホッパー、ヘンリー・ミラー、L・F・セリーヌ、ショーン・ペン、岡本太郎、寅さん、ウォーレン・ジヴォン、エトセトラ、エトセトラ。

 

 

新しいアコギ、こんなに音の違いがあるんだと思いました…マーティンでもギブソンでもなく、またまた姿形も含めこちらを選んだ理由を教えて下さい。

こう見えても、なかなかにコンサバティブなところがありまして、一度決めたものを変更することはありません。クルマであれ、バイクであれ、楽器であれ。リセールなんて考えてクルマに乗るのが嫌いです。買う時はすべてキャッシュで買います。てか、18歳で買ったグレッチを変わらず使ってるのも僕くらいか、と。それを変更するにはそれなりの理由があります。僕らの意見をメーカーにちゃんとフィードするので、それを汲んで楽器の進歩に利用してほしいと常に思っています。そういうことがファンクションしなくなったなら、その楽器を使う意味がないのです。誰かに胸を張って勧められないものは使いたくないってことです。これ以上書きませんが、ちょっと怒ってます。

そんな気持ちを汲んで、テックが探してきてくれました。すべて自国の木で作る。決していい木ばかりじゃないけど、そのパタゴニア的発想がいいな、と。代理店も素晴らしくて、とっても熱意があります。僕の意見を本国にフィードしてくれています。代理店の人たちがコンサートの撤収作業を自主的に手伝ってるのを観て、気持ちが動きました。そういう人たちと未来を創っていきたいと思っています。

テックチーム(HWには5〜6人います)がいつも、僕に合うものを教えてくれます。昨日も一番若い花ちゃんが新しいピックを教えてくれました。昨日1日使ってみたんだけど、抜群に使いやすい。目から鱗。するとテック長がひとこと「ヒロシさん、また100枚とか急に買わないでくださいね!」。念を押されました。彼ら、ほんとうに、コレだ!ってものに出会うまで、きちんとリサーチして、探してくれます。リペアチームも含めて、プロフェッショナルたちに支えられてるって感じです。

アルバムに関して言えば、使った楽器はすべてリペアマンによってメインテナンスされています。かなり酷い状態のものも含め、すべて修理してくれました。買い直したら、数百万単位かと思います。アルバムにクレジットされているチームHW、彼らがいてくれて僕らの活動があるってことも知ってもらえたら嬉しいです。

 

 

カテゴリー: 未分類   タグ:   この投稿のパーマリンク

リハーサルday#2、グッズのお知らせ への11件のコメント

  1. マキモト より:

    今回アルバムに入らなかった曲達を無料でみたいな事を書かれてますが、僕に限った話で恐縮ですがCD以外で曲を買うことはやらないですし多分無料でダウンロードもしないと思います。
    僕はやっぱりお金を出してアルバムをCDで買いたいです。

  2. フクイザウルス より:

    アコギに関しマッハの御回答ありがとうございました。

    還暦過ぎても更にブラッシュアップする姿にいつも
    生きるチカラをもらっています。
    それにしてもチームHWはスゴイな〜

  3. ひとし より:

    山口さん 質問に答えていただき
    ありがとうございます

    投稿でマキモト様もコメントしておられますが
    僕も未収録曲は無料配信ではなく
    アルバム(或いはシングル)というかたちで
    然るべき場所に各々の曲が収まって欲しい
    そう思います

    12/26のduo 楽しみにしています!

  4. 中澤 美穂 より:

    山口さん、リハーサルお疲れ様です。

    アルバムではなく映画の質問にも答えてくださり、ごめんなさいね、ありがとうございました。

    アルバムについて質問させていただきます。失礼な質問になってしまうかもしれませんが、私があまりにも無知なので教えてください。魚さんのkbdや池畑さんのdsについてもスコアを書き下ろしていらっしゃるのは山口さんですか?

    なぜこんな質問をさせていただいたか説明させてください。Morgan Fisherさん、Paul Bradyさんとのセッションで、山口さんが「これが僕の楽譜です。」とインスタストーリーズで紹介してくださったのを記憶しています。でもそれは、いわゆる普通の譜面ではまったくなかったです。

    HWがg、kbd、dsの音をどう作り、共有して一発録りに臨むのか、今更ながら教えて頂きたくなりました。

  5. より:

    バンダナ!リュック!
    いいですね。
    それに、ニューアルバム!

    私も深夜(日中も)の咳がひどすぎて、涙を流していますが、
    26日にはもちろん元気でライブ会場に参りますよ。
    昨日耳鼻科に行き、薬もらってきました。
    山口さんも、どうかお大事にしてください。(寒暖差に注意)
    ライブ楽しみにしています!

  6. fujiiku より:

    洋さん こんばんは。アルバムからはずされた曲 無料というのは気がひけます。あれほど身を粉にして作り上げた作品です。どんな形であれ有料でよいのではと思います。
    (個人的にはプレスCDが一番ですがCDR→ダウンロードの順かな?)

    まだ急がずまずは洋さんが選び抜いた12曲を身体に染み込ませたいと思います。それからでも良いのでは?

    アルバムジャケについての質問です。「YOKAI NO SHIMA」「まれびと」読みました。
    数ある「YOKAI」の中「ボゼ」が洋さんの心に響いたのは何故でしょう?屋久島に行く前にイメージは完成してましたか?またもし没になったジャケの案などあれば教えていただける範囲で知りたいです。

    先日大江さんのライブに行ってきました。洋さんの「行けるライブは行けるうちに」の言葉に背中をおされ参加しましたが。あっという間に40数年前の自分に戻ったような気になりました。体は定年間近のままでしたが・・・大江さんも伝承を続けていまいました。背中をおしてくれてありまがとうございます。

    ピック気になりますね。インスタスクショしたので今度探してみます。指引きはなかなか上達しません。長々と失礼しましたいつもありがとうございます。

  7. ハートロッカー より:

    新譜はヒートウェイヴお3人さんで作り上げたのですが‥‥

    制作途中で魚さんや池畑さんから意見を取り入れた事って何か有りましたでしょうか?

  8. タツオ より:

    そのアコギのメーカーを良ければ教えてください。僕も使いたいです。

  9. のり より:

    中澤 美穂さんの質問に僕も便乗。
    ヒロシさんが曲を発表しても二人のリアクションがないとかは読んだことがあるけど、その前に曲は知らせてあるよね?と今新たに疑問に思いました。
    そもそもバンドでの曲作りって知らないのだけど、どうやっているのでしょう?

    あと、折りたたみリュックですが、折りたたむと外側のポケットの大きさになるんだろうと想像しますが大体のサイズを教えていただけると助かります。

  10. 萩原晋也 より:

    山口さん
    おはようございます。

    アルバムへの質問です。
    NEWアルバムをどのように拡げたいと
    思われますか?
    今の音楽業界はサブスクでの再生数が莫大にならないと
    ミュージシャンに還元していかないように思われます。
    山口さんのサヴァイヴ案があれば教えて頂きたいです。
    サブスクの再生数は未知だとも思えます。
    全世界で聴かれます。
    今のHWはコアなファンにしか情報が流れていない感じはします。
    その辺りのお考えをお聞かせ願えたらありがたいです。
    HWはもっと聴かれるべきだと思っています。
    アルバム楽しみにしております。

  11. LARGO より:

    自分も何年かに一度くらい、ふとしたきっかけで咳がついて長いこと取れないときがあります。昼間、なにかに集中しているときは大丈夫でも、自宅でリラックスする時間に激しくなったり。
    きっとご存じかとは思いますが、カモミールティーがよいです。
    品揃えのよいスーパーなんかにはティーバッグがあるとおもいます。

    アルバム楽しみにしています。アウトテイクのCDまたはCD-R、販売してくれたら嬉しいです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>