たいせつにする

2月27日 金曜日 晴れ

おかんが遺した銅製のコーヒーポット。たぶん50年以上使ってるもの。

先日、ふたが壊れた。哀しかった。一生使うつもりだったから。考える。誰が治してくれるんだろう。閃いた!バイク屋だ。僕のバイクは彼のオーダーであちこち金属加工屋さんが部品を手造りしてくれてるのです。なので、無理を承知でお願いしたら、快く引き受けてくれて、こっちがびっくりするくらい完璧に治してくれました。すごい!職人技とそのスピリット!感謝。

もうひとつ。クルマのリセールなんて考えたことがなく、買ったら動かなくなるまで乗るのが主義。少なくとも10年、20万キロまでは乗りたい。2代目のビートル。振り返っても一番好きだったから、ともだちが事故らなかったら、おそらく今でも乗ってると思われ。今のクルマは雪山にいくために買った。あんな雪深いところまで、思いたったらすぐに安全に行けるのもクルマのおかげ。

先日、長野で壊れ、さすがに買い換えるか、と不埒な気持ちが頭をよぎった。でも待て!さんざん、安全に旅をさせてくれたじゃん。この10年間。で、バイク屋だ!(ごめん、本業じゃなくて)彼らのお店は地域に根ざしてるから、きっとこんな面倒なクルマ(特殊なんです)を診てくれる小さなガレージを知っているに違いない。今度は取引のある工具屋さんお勧めの専門ガレージ。

行ってみる。

素晴らしかった!

ディーラー出身の家庭的なショップ、経験豊富、金が第一じゃない感じが素晴らしい!ディーラーにいるのが嫌で、でもその手のクルマが好きで人の役に立つために起業した感じがありありと。見分けるポイントはインテリアには一切金がかかってないけれど、工具やガレージは整頓されて、手が行き届いてる。

これまでどこのガレージもそんなことを言ってくれなかったけれど(もちろんディーラーも含む)、雪道を走ると塩カルにやられるのです。リフトであげるとすぐわかるのに。もちろん帰ったら洗ってたけど、下回りを完璧に洗うのは難しい。あちこちがサビサビ。。。

それを教えてもらったときに、急に頑張ってくれてたクルマが愛おしくなって、買い換えなんて不埒な気持ちがよぎった自分が恥ずかしくなって、初めての重整備をお願いしました。再来週までがんばってくれたら、治すからね!

楽器もそうなんだけど。こういう使い方が好き。コーヒーポットはたぶん一生使えるし、このクルマとは行けるところまで行く所存です。家にある乗り物たちは生涯たいせつにします。ガレージの奥にあるVespaはなかなか乗る機会がないんだけど、そう遠くない未来にもう一回レストアしようと。でも、動かさないのが可哀想なので、それまで誰かが使ってくれないかな、と。

てなわけで、楽器とスタッフとシャチョー。本日京都に向かいます。明日、磔磔、来てね。

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たいせつにする への4件のコメント

  1. りゅういち(61) より:

    今朝、熊本は雨。明朝、ジェファーソン・エアプレインに飛び乗って、磔磔に着陸いたします。とっても楽しみ。明日の夜は熱波が、京都から私を宇宙へ連れていってくれることが確定しています。今から、涎が止まりません。

  2. ヤマグチヨシオ より:

    自分もいつかはノーメンテで安心して乗れる車では無く、たまに調子を見てあげないと機嫌が悪くなるような車に乗りたいと思っていました。
    一昨年にやっとファミリーミニバンから解放され、出会ったのが10年落ちのイタリアの小さなSUVでした。
    乗った瞬間に、自分にとってこれが最後の車だ!と思うほど気に入ってしまい、
    今はいかに大切に長く乗れるかを考える日々です。
    来月の長野ネオンホールは、愛車で3時間「Mr.OUTSIDE」を聴きながら伺います!

  3. 長嶋浩巳 より:

    明日、千葉から行きます。
    61歳にして人生初の磔磔。
    楽しみです。

  4. 中澤 美穂 より:

    山口さん、こんにちは。

    愛車、無理難題と思われる修理でも、できるところではできるものなのですね。感激しました。

    私は日産マーチ以降、スズキの軽ひとすじですが、前の車(ラパンターボ)は本当に気に入っていて、できればずっと乗りたかったから、シャシーを一度交換して乗り続けました。そのシャシーも純正じゃなかったのと、交換して暫く乗ってから、もう交換できるシャシーがないと言われ、泣く泣く下取りに出しました。塩カルでボディの裏、ダメージ受けますよね。めっちゃわかります。

    時計も同じ。もう交換できる部品がなく、交換したことによって防水機能が保たれなくなっても使ってます。高級腕時計でも何でもないんです。ただ、気に入っているから。そういうものですよね。

    TOKIEさんのインスタで、金継ぎを手掛けていらっしゃるお皿が紹介されていました。ものが甦る喜び。山口さんもTOKIEさんもそれを大切にしていらっしゃることがわかりました。なんて素敵なおふたり(ハート)。

    それでは皆さん、磔磔でどうぞ素敵な一夜を!

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