曲を書く#2

10月31日 水曜日 晴れ

曲を書いていると、来日中のアニキから呼び出し。馳せ参じて、東京を徘徊。

「NYだいじょぶすか?」

「家から数ブロックのところの変電所が爆発したんだよね、地下鉄も浸水してるし、ひと月くらい復旧にかかるな」

「でも、オレはあれから自然の脅威に関するニュース観ても、放射能ないだけ良かったなぁって思うんすよね」

「そうだろうな。でもほんとに東京は一見、平和だな」

云々。それからいろんな話をしたのだが、ここには書かない。書けない、か。違う視座ってのは、いつだって大事だ。

いつもの浅草の蕎麦屋で食事をした。この店にはまだこの国の良さが残ってる。彼が注文した銀杏にはモミジの葉っぱがさりげなく。いいね。

勘定台に座ってるおばあちゃんとかね、蕎麦湯が出てくるタイミングとかね、完璧。

勘定台に座ってるおばあちゃんとかね、蕎麦湯が出てくるタイミングとかね、完璧。

別れしな。「おっと、お前にゴーグル持ってきたんだよね」。また、運び屋すか?僕は晴れの日も曇りの日も、吹雪の日も同じゴーグルを付けていたのだった。おまけに度重なる転倒で、留め金が壊れ、ヘルメットに接着剤でくっつけてた。どりゃー、こりゃすげぇ。嬉しー。こうやって、中年男はまたアガるのであった。単純。

おっしゃー、無敵じゃー。ギアだけは。

おっしゃー、無敵じゃー。ギアだけは。これ、天候によって簡単にレンズを交換できる。わお。

さ、曲書く。

オレたちはブルースを歌う資格がある、と思う。

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曲を書く#2 への1件のコメント

  1. あおい より:

    ふと、イースタンユースの「365歩のブルース」という作品を思い起こしました。

    曲、たのしみにしとりますよ。

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