海峡を渡る風

10月22日 火曜日 雨

何日、北海道に居たんだっけ?とても濃密な日々を過ごしました。時間の感覚が麻痺しています。昨日のことがすごく昔のことのような気がするのです。で、津軽海峡フェリーの中でこれを書いています。函館から青森まで3時間半ほどかかります。

出会いがあり、別れがあり、歓びがあり、哀しみがある。その中で人は何を目指して生きるのか。なんてことをたくさん考えました。ひとことで書くならそれぞれに「LIFE GOES ON」。プレシャスじゃない「lIFE」なんてひとつもありませんでした。僕は独りで行動し、独りで生活し、独りを好んではいるけれど、まったく一人ではないことを北海道はあらためて教えてくれたのでした。ライヴに足を運んでくれたみなさん、一緒に演奏したミュージシャンのみなさん、私利私欲ではなく、僕のために、そして福島のために力を尽くしてくれたともだち。心からありがとう。

函館のMY LIFE IS MY MESSAGE。

昨日、ともだちがとある場所に集まって、宴を開いてくれました。そっと胸にしまっておきたい思いやりでした。食べ物も会話も愉しかった。酒も必要ないくらいの。帰りしな、コツコツと自分たちが企画した商品を売った(たぶん一年くらいかけて)大金を手渡されました。受けとることを拒むのはその思いにたいして失礼だと思いました。福島のみなさん。こうやって、日々の中で、みなさんをおもいやっている人たちがこれだけ居ることを、どうか心の留めておいてください。嬉しくて、泣けました。ありがとう。

僕にできることは、それを次の街に伝え、循環させることだと思っています。少し、フェリーの中で眠ってみます。

 

どんなホテルよりも居心地のいい函館の某所。

どんなホテルよりも居心地のいい函館の某所。

むむ、奥から何やり気配が。

むむ、奥から何やり気配が。

お前だったのか。いつまでも元気でいるのだぞ。

お前だったのか。いつまでも元気でいるのだぞ。

 

今日はblack & whiteなのだ。気分が。

今日はblack & whiteなのだ。気分が。

函館の頬を撫でる空気がアイルランドのそれに似ているからだと思う。

函館の頬を撫でる空気がアイルランドのそれに似ているからだと思う。

ありがとう。続けることが何よりも難しいのだから。

ありがとう。続けることが何よりも難しいのだから。

 

朝ご飯。絶品。

朝ご飯。絶品。

さぁ、船に乗って、青森を目指すぞ。

さぁ、船に乗って、青森を目指すぞ。

ありがとう、北海道。

ありがとう、北海道。

ありがとう函館。

ありがとう函館。

多謝&再見。

多謝&再見。

——————————————————————————-

撮影、工藤久美子さん@函館。

撮影、工藤久美子さん@函館。

同上。ありがとう。ピアニカ前田さん、オレ、松竹谷清。

同上。ありがとう。ピアニカ前田さん、オレ、松竹谷清。

 

 

 

カテゴリー: 未分類   パーマリンク

海峡を渡る風 への3件のコメント

  1. 愛ぴょん より:

    black & white、空気と写している人の心の温かみが伝わってきます。
    ヒロシさんも、いつまでも元気でいてワン。

  2. Froggy II より:

    愛に愛されちゃうとね、もう一人ではいられなくなるんだぜ ベイビー! o(^▽^)o

  3. kumiko より:

    写真はその人の心までも写し出すようで、
    別れのフェリーは淋しく物悲しいな。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>