月別アーカイブ: 5月 2016

5月19日　木曜日　晴れ さいきん、タイトルから曲を書くことがある。「アストロノーツ」と「シェル・コレクター」って言葉が頭から離れなくて、それが何なのか自分でも分からない。だから、書いてみる。音楽からじゃなくて、歌詞から。「アストロノーツとシェル・コレクター」、いったいなんなんだー！でも、こうなるとギターも不要。移動しながら、頭の中をウニウニと考えが直感的に巡るのを愉しんでる。ソング・ライター、素敵な稼業。 大好きな弘前では街の重要人物、ヒロシとショーイチ、二人と行動を共にしてた。周囲に「菜の花 de ホモ疑惑」をかけられるくらい。笑。彼らがいったい何者なのか、そんなことは記さないけど。僕にとってはめっちゃたいせつな人間なんだ。次の世代や街に、何かを手渡そうと、ファンクションしようとフントーしてる人が好き。だから、僕らはいつも未来の話をする。菜の花畑や、陸奥湾で。笑。今がどんなにヒドくても、嘆いたって仕方ないじゃん。そんな暇があったら、生きてることは素晴らしいって、証明する方法を僕らは探すんだ。 ヒロシとヒロシは朝っぱらからラジオを収録したよ。是非、聴いてね。ヒロシがひとりでやってる番組（スタッフ誰も居ないから一人で収録するんだぜ）だから、いろいろへっぽく聞こえるかもしんないけどさ、大事なのは何を伝えようとしてるか、だぜ。ヒロシ（オレじゃない方）とショーイチたち仲間は今週末、津軽の魂、岩木山で仲間たちと「山ROCK」を開催する。入場無料、街の大人とちびっ子のための祭り。金儲けのロック・フェスとはぜんぜん違う。オレ、今世界で一番出演したいフェスだよ。胸が熱くなるよ。こんな友達が居て、オレは嬉しい。だから、500キロの道のりも平気だよ。明日はいわきの空を焦がしてやるーーーー。 細海魚も聴いてる「齊藤浩のI WANNA ROCK (16年目!)」。78.8 FM APPLE WAVE、5月24日火曜日、21時からオンエアだよ。TuneIn Radioがあれば世界中で聴けるよ！「山ROCK」は今週末、是非。出たいーーーーーーーー!!!!!!!  

5月18日　水曜日　晴れ 2匹のヒロシとショーイチ、世代を超えて春の津軽を往く。来たときに満開だったリンゴの白い花も摘まれて、もうすぐ美しい北国の春も終わりかな。いい一日だったよ。  

5月17日　火曜日　晴れ 大好きな街。弘前。弟分のショーイチが店を開いて4年。だから、オレもこの店で演奏するのが4回目。耳だけは精巧に出来てるからして、会えなかった空白の時間は音から察知する。つまり彼がどんな日々を送ってきたかは音で分かる。素晴らしかった。ダイナミクスを完璧にコントロールできる日は音楽が愉しい。ショーイチ、素晴らしい音だよ。がんばったな、ありがとう。 若い世代のミュージシャンがたくさん来てくれたの、嬉しかったなぁ。何か伝わってるといいな。

5月16日　月曜日　晴れ 白神山地の麓にある前マネージャーの酒蔵を訪ねる。奴がオレと仕事をしていたときは、ポテンシャルの1%くらいしか発揮してなかったんじゃないのかっつーくらいのクオリティー、熱量、リーダーシップにのけぞったよ。音楽に関わって、それがいい経験になったのなら、あながち悪くもないさ。お前、もう立派なリーダーでプロフェッショナルだよ。嬉しかったよ。ありがとな。走る無駄、コブラに一緒に乗ったのもいい思い出だよ。 日本海沿いに北上して弘前へ。岩木山とりんごの白い花が出迎えてくれたよ。明日、会いにきてね。

5/28に行われる熊本でのフリーライヴの申し込みの件で重要なお知らせです。 現段階で、定員を上回るたくさんの応募を頂いています。そのため、熊本在住の方を優先した上での抽選になります。これから1通のメールで複数の人数を申し込まれる方は、お手数ですが、全員の氏名、住所、年齢を書き記してください。また応募者多数のため、勝手ながら受付を19日までに短縮させて頂きます。事務処理が追いつかないのです。当選された方のみに、5月25日(水)までに(株)つくすよりメールが届きます。 それから延期されていたRKK熊本放送での「満月の夕」のON AIRですが、19日(木)の『ウェルカム！』（15：15-16：53）の 午後3時20分過ぎにON AIRされる予定です。

5月15日　日曜日　晴れ 福島から秋田まで移動。疲れた身体に日本晴れ、そして鳥海山の頂きには雪。道中、山からの風に吹かれ、相馬のイベントを反芻。いい時間、そしていい季節。 秋田はお世辞にも客席が満員だったとはいい難かった。この稼業。そんなことだってある。ここで「オレは無価値な人間なのか？」なんて想いが頭をかすめた瞬間に現実に敗北する。なんてたって、オレはドリーマー。この状況ゆえのハードルを設定して、自分で乗り越えていく逞しさを身につければいいだけのこと。来てくれたオーディエンスにはまったく関係のないことなんだから。それは出来たと思うよ。ここでしかあり得ない、いい空間だった。そして病み上がりの喉は限界。限りあるものだから、大人しくしておこう。明日は喋らない。 マネージャー時代、ちっとも仕事のできなかった男が田舎に帰り、家業を継いで長になった。奴が作る酒は銘酒と呼ばれている。ライヴの後、一杯だけ頂いたんだけれど、日本酒嫌いのオレですら、美味いと思った。何ともまぁ、感慨深い。明日は移動だけだから、高速を使わずに、一度やってみたかった、五能線沿いに秋田から青森に北上してみようかな。奴の会社がある白神山地にも行ってみたかったんだ。社長、ちょいと表に出すぎですが、どうぞよろしくお願いします。酒はほんとに美味いよ。てか、前回に続いて、奴に晩ご飯をごちそうになったんだよね。比内地鶏。隔世の感あり。なんというか、感慨深い。笑。  

5月14日 土曜日 晴れ 美しい夜だった。ひとことで書くなら。 北海道から石垣島まで。音楽を通じて繋がった福島を思う人たちが集い、彼らは九州のことを思いやっていた。ほんとうだよ。掛け値なく。演者は演目にそれぞれの想いを込めた。素晴らしかった。何よりも企画、運営したのは今まで復興支援されてきた福島の人たちだった。もう、僕は何も言うことがない。実のところ、MCから舞台監督まで、できることは何でもバックアップするつもりでいたが、その必要はまるでなかった。彼らは見事に愛を循環させていた。 だから、このイベントに関しては僕が報告はしない。てか、できない。それは失礼だよ。彼らのスピリットに。たくさん写真を撮ってたし、僕は彼らの報告を楽しみにしてる。次のかえる新聞は愛のあるものになるのが、もう分かるから。あ、僕は何もしてないよ。見てただけ。 だから、写真は友達が送ってくれたこの一枚だけ。 MY LIFE IS MY MESSAGE。続けてきてよかった。そろそろ誰かに手渡すときが来たのかもね。それが嬉しい。じゃ、今夜は秋田で。ヘロヘロだけど、愛に満ちてます。ありがとう！何にって、すべてに。そして生きていることに。

5月13日　金曜日　曇り 今日のハコはデビュー直後、よくHWで演奏してた場所。あのまま残ってた。こうなると、椅子を見ただけでフラッシュバックの嵐。いいことも、そうではないことも。笑。この街にはこころを込めて呼んでくれる人たちが居るからして、あとは音楽の奇蹟を目指して走るだけ。ライヴの中身について書く必要はないかな。それは体験してくれた人のものだからね。 新しいギターを無理にでもメインに使うことで、不自由ながらも新しい音の粒を手にした気がする。いつもの3倍くらいリハーサルをやってみるが、まだ完全に手中には収められてはいない。ここでこうならなければ、ほんとうに素晴らしいギターなんだけどなぁ、とか。あと一回くらいほんとうの意味での微調整の必要はあるかも。 主催者が用意してくれた九州への募金箱にたくさんの気持ちが寄せられていたって聞きました。ほんとうに、ありがとう。あとで、MY LIFE IS MY MESSAGEからきちんと報告があると思います。感謝MAX。  

5月12日　木曜日　晴れ 仙台市への移動日。午前4時には起きて、昼まで雑務に追われて、それから420キロの移動。夕方には仙台に着いていた。相変わらずのマッドネス！ そっかー、みんな表に出ていない音源聞きたいんだね。わかった。じゃ、ツアーから帰ったら、時間のあるときにデジタル化してみるよ。膨大な量のうち、ほんの少しを聞いただけなんだけど、思考の変遷が手に取るように分かって、興味深かったよ。シェアするね。愉しんでちょ。 てか、明日からミュージシャンになれる。嬉しい！みんなに会えるのを楽しみにしています。    

5月11日　水曜日　暴風 岡本太郎さんが放った「孤独に生きるということは、人間全体として生きることなんだ」って言葉。ずごーーんとこころに響きっぱなし。オレの職業が、「職業オレ」であるためにやらなきゃいけないことを、起床から就寝までしらみつぶしにやり続ける。好きでやってることだから、弱音は吐きたくないけど、狂ってる、とは思う。自由なのか、不自由なのか、もはやよー分からん。自由と云う名の不自由。嗚呼。 病み上がりの身体だし、明日からかなり過酷なツアーはスタートするし、とにかく怪我をしないように、忘れ物をしないように。どうにか、こうにか明日旅にでることはできそうだ。てか、旅に出ているときの方がミュージシャンという自分に没入できる、かもな。そこで新曲を仕上げられたらいいなぁ。夢想。その前にやっぱり秘書、だな、秘書。もう限界だ。 「孤独に生きるということは、人間全体として生きることなんだ」。ほんとだよ。泣けてくるよ。この言葉の持つ無限の力。 よーし、みんな。旅先で会おう ! ついしん 引っ越しのもたらしたもの、その2。大量のレアな音源が発見されたんだけど、オレたちゃ、もはや何にも属してないので、好きに発表できるし、そんなことを商売にしようとも思ってないんだけど、聴きたいかい？たとえばね、「オリオンへの道」を作曲したときのデモ、とか。むっちゃ、面白かった。要望あれば、ツアーから帰ってきたら、やってみようかな。