福島県相馬市にて

5月14日 土曜日 晴れ

美しい夜だった。ひとことで書くなら。

北海道から石垣島まで。音楽を通じて繋がった福島を思う人たちが集い、彼らは九州のことを思いやっていた。ほんとうだよ。掛け値なく。演者は演目にそれぞれの想いを込めた。素晴らしかった。何よりも企画、運営したのは今まで復興支援されてきた福島の人たちだった。もう、僕は何も言うことがない。実のところ、MCから舞台監督まで、できることは何でもバックアップするつもりでいたが、その必要はまるでなかった。彼らは見事に愛を循環させていた。

だから、このイベントに関しては僕が報告はしない。てか、できない。それは失礼だよ。彼らのスピリットに。たくさん写真を撮ってたし、僕は彼らの報告を楽しみにしてる。次のかえる新聞は愛のあるものになるのが、もう分かるから。あ、僕は何もしてないよ。見てただけ。

だから、写真は友達が送ってくれたこの一枚だけ。

MY LIFE IS MY MESSAGE。続けてきてよかった。そろそろ誰かに手渡すときが来たのかもね。それが嬉しい。じゃ、今夜は秋田で。ヘロヘロだけど、愛に満ちてます。ありがとう!何にって、すべてに。そして生きていることに。

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福島県相馬市にて への3件のコメント

  1. スズキコウイチ より:

    荒地に種を蒔き続けたなら
    いつかは慈しみの雨が降り

    木の葉が枝から そっと離れゆくとき
    すべてに敗れ去ることなく
    未来は確実に引き継がれる

  2. yu@polepole より:

    お疲れさんでした!相馬チームの活き活きした動きと打ち上げでの安堵の顔が素敵でした。
    人は支援されるより支援する方が幸せなんだよなあって当たり前のことを思いました。

    あの混沌とした打ち上げ会場には震災がなければ絶対に出会うことのない人たちが集ってて、それを眺めながら縁の不思議を堪能しました。
    生きてると面白いことに出会うよね。

  3. Masako より:

    相馬への旅。観光がてら、ライブにお邪魔いたしました。全国からたくさんのミージシャンが集まって演奏されて、色々な曲が聴けて楽しかったです。そこには、熊本への想いや故郷の想い、そして相馬への想いがたくさん溢れていました。こういう温かいライブもいいなぁと思います。こんなライブあったらまた行きたいです。

    相馬を初めて歩きました。昔からの風情があって、神社の横には馬がいて、市民会館の屋根は瓦。学校は木造であったり。歴史資料館などの建物も新しく、緑も豊富で街並みもキレイでした。海沿いは、新しく整備され、海産物のお店や旅館が並んでいました。ご飯もタコのお刺身も美味しく頂きました。
    『復興の途中』という言葉が、心に残りました。まだ、クレーン車やダンプカーの姿見えましたが、復興は確実に進んでいます。橋が復旧して、たくさんの観光客が戻ることを願いつつ、相馬を後にしました。
    旅の途中、相馬の街のみなさんに親切にしていたただきました。ありがとうございました。

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