月別アーカイブ: 12月 2016

SHINE A LIGHT

12月18日 日曜日 晴れ 階段に生えた苔がベリー危険だったので、高圧洗浄機でガシガシ洗っていたら、ジョー・横溝さんから昼間にメール。「今年のベスト・アルバムは何ですか?」。 これですよ、昨日聞いたばかりのこれ。チャボさんのギターテック、マサミさんから教えてもらったんだけど。このメンツで、この内容で、良くない訳がないと思ってたけど、来ましたねー。こころのド真ん中に。 どうしてこういうレコーディングをしたのか、なんてことはあまり伝えたくないっす。自分で知る方が音楽がもっと愉しくなると思うから。映像見てぐっときた人は是非。あなたにはホーボーの素養があるでござるよ。 CD売れないって云うけど、そうかな。オレはこういうのパッケージじゃなきゃ嫌だけど。みんなもぐっと来たら、自分の金で買って、素晴らしいアーティストを支えてくれると嬉しいっす。          

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イヤーマフとお知らせもろもろ

12月17日 土曜日 晴れ   いやはや。ようやく家の外に出たよ。とは云っても、お世話になった人たちにお礼をクルマで配達しただけなんだけど。娑婆の空気は美味かった。こうなってみて、初めて分かる健康のありがたさってか。頂いた人生初めてのイヤーマフがお気に入りってか。     いろいろあったぜ2016年。まさかの被災。山の家の修理が終わったと、連絡が。施主として、まったく立ち会えても、見ることもできていないってはどうかと思いつつ。資材も人出も足りない中、尽力してくださったみなさんに感謝を。元に戻すことは到底無理だったけど、何とか家として保つことはできたかなぁ、これで冬を越せるよ。オレもなかなかのガッツだ。あとは頑張って働けー、寝てる場合じゃないぞ。笑。     お知らせもろもろ。 まず。エンタメステーションの連載第二回。僕の人生を変えてくれたTHE ROOSTERSについて書かせてもらった。もちろん彼らの音楽はエヴァー・グリーンなんだけど、1980年のあの空気を伝えたかったんだ。体験した者として。あのときもらった力は今でも有効なんだ。忘れられないよ。僕はね、何かの利益を求めてこの連載を引き受けたんじゃない。知っていること、伝えていくのも役目だと思ったから。だから、リアクションがあるととても嬉しい。それが僕のモチベーションのすべてと云ってもいい。   それから若い書き手の人たちが先日の国立での一日二本のライヴの模様を彼らのメディア「otomachi」にアップしてくれたよ。ありがとう! お昼のトーク&ライヴ。(貴重な体験だったけど、面白かったよ) 夜の本気(マジ)ライヴ。   「この世界の片隅に」。いろんな人に勧めた。だって、自分一人で感激してるのは作品に失礼だから。INTER FMやROLLING STONEでおなじみのジョー・横溝さんから夜中の3時にメールが来て、片渕須直監督にインタビューした、と。わはは。こういうリレーション、嬉しいなぁ。いいヴァイブスが拡がっていく感じ。オレは大好き。INTER FMで12/21水曜日「HAPPY OUR」で13時台のオンエアだそうです。是非!     はしりたい!      

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命日

12月16日 金曜日 晴れ 親父の命日。寒い日だったなぁ。今日のオレはようやく猿と人間の間くらいか。笑。 居なくなって35年。不思議なもので時間が経つほど、こころの中に深く存在してる。会話もできるし、相談もできる。実存と不在の違いは大差ない。いつも彼はそこに居るよ。 彼が死んだ年齢を上回った時点で、オレの方がLIFEのパイオニアと云う新しい局面に入って、より一層その関係は不思議なものになってる気がするよ。 遺されたわずかな写真を見て思うのは、オレたちは生まれたときから深く理解しあってたってこと。それも不思議。     ついしん 1/17の熊本でのMY LIFE IS MY MESSAGE RADIO LIVE Smile!!!!!で配布される各アーティスト手描きのSMILE缶バッジできました。チケット絶賛発売中。  

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Dazed and Confused

12月15日 木曜日 晴れ ひとことで云えば、とてもしんどかった。過去形で書いたけれど、そうであって欲しいという願望も込めて。笑。寝ていただけなのに極度の筋肉痛と節々の痛み、おまけに腰には大きな青痣。Why? まったく私のカラダはどうなっているのやら。 今はね、生まれたての子鹿みたい。(©渡辺圭一) でも、夢とうつつの間を彷徨っているような、生きているけど死んでいるような、覚醒しているけど鎮静していて、もはや呼吸さえしていないような、深海を漂っているような。実際おかしな夢もたくさん観たけど、それはヴィジョンのようでそうでないような。骨と肉が剥がれていくような。うーん、形容不能。不思議な幽体離脱感があった。「主観即ち客観」ってこういうことなのかなぁ、と思ったり。きっと、オレも自然の一部に過ぎない、そういうメッセージなのかなぁ。 Dazed and Confused。 うなされている最中に「愛してさえいればそれは無限を意味する」って言葉が降ってきて、えーっと、これ誰だっけ?オレ?な訳ない。えーっと、ウイリアム・ブレイクだ、みたいな。でも、なんだかとつぜんその言葉の意味が理解できたり。 なにごとも意味のない経験なんてなくて、病気と云うよりは、これは自分と環境との関係性の中で、自らが作り出した軋轢のようなものだから、その意味をしんしんと受けとめる。オレは自然の一部に過ぎないんだから。 普段、意志も身体も硬く固いことで知られているわたくしがぐにゃぐにゃ。骨ナシ・ヒロシ。これはこれでたいへん有意義で面白い。今はね、生まれたての子鹿、アゲイン。この柔らかさはオレが欲しかったものでもある。 Dazed and Confused。 あれだけ辛かったのに、ほんとにLIFEは面白いなぁ、と思うのがソングライターの卑しさ。 それにしても、新宿から直送された参鶏湯は効いた。てか、この齢になるまで食したことがなかったから、どういう食べ物か知らなかったし、封を開けて、若干のグロさにたじろいだが、一羽の鳥がオレのために死んでくれたのだし、これを運んでくれた人物の情熱にかけても食したかった。 ダニエル・ラノアのスティール・ギターのような日々からようやく地面に着地した感じがある。浮遊からの帰還。リーガル・ドラッグからの帰還。オレをこっちに戻してくれたのは確かにお粥と参鶏湯だった。ありがとう! Dazed and Confused。 何かが生まれ変わった気がするんだよなぁ。何がって、ぜんぜん分からないけど。 「心が単純な時にだけ複雑なものが理解される」。この言葉の意味もパーフェクトに理解できた。忘れたくねー。

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受容

12月14日 水曜日 曇り いやはや、これだけ身体がどうにもならないと受容する以外に方法がないと云うか。笑。人間ってこんなに眠れるもんなのねってくらい眠り(たぶん一日22時間は寝てる、だいいち起きてるとしんどい)、布団だけでなくベッドまで汗でびしょびしょになるという新しい体験。野生の動物のようにひたすらじっとしています。なんだか、でもほんとうに身体が緩んで生まれ変わる感じ、確かにあるなぁ。 今日は矢井田さんとラジオの収録だったのです。でも、どう頑張ってもやんない方が良かったな、これ。 こんなときこそ「失われた時を求めて」を読めばいいんだろうけど、難しい文章は読めまっしぇん。なので、最近手に入れたアルバムを聞いてます。はやくピークすぎてくんないかなぁ。

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ご報告

12月13日 火曜日 雨 ダイアリーが更新されないけど、病気でもしてんのかってプレッシャーにだんだん耐えられなくなってきました。はい、左様でございます。強力に発熱中です。ラジオの収録をすっ飛ばし、ミーティングをすっ飛ばし、ただひたすらベッドの上の住人です。ご迷惑をおかけしてるみなさん、ほんとうにすいません。 こうなると、独居中年はどうにもならず、食欲もないけど、喰わなきゃ衰弱するだけ。そんな時に何処から聞いたのか町のともだちがお粥や果物を宅配してくれて、泣けたっす。しかもお粥についてたふりかけは「コレクターズ、日本武道館さるかに合戦(知ってる人は知ってる)ふりかけ」だったんだよね。元気出たよ。ありがとう。早く治す。寝る。な、訳でしばらく更新しなくても心配しないでね。

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HW新春特番のお知らせ

12月10日 土曜日 晴れ   「OFFICIAL BOOTLEG #004」、ファンのみんなが喜んでくれていて、嬉しい。作った甲斐があるってもんです。あなたの家や車の中がライヴ会場になるように作ってあるよ。音がいいって云われると、ほんとーに報われる。引き続き、どうぞよろしく!  通販はこちらから。  はてさて。HW福岡公演で僕の同級生たちから、大阪公演では匿名の方からたくさんの寄付をMY LIFE IS MY MESSAGEに託されました。本日、オレが責任を持って届けました。ほんとうにありがとう!  それからFM長崎の新春恒例HW特番。今年で11年目なんだよ。ほんとうにありがとう。しかも僕が一年に一回ライヴをやってる出島にあるR-10がスポンサーなんだぜ。ヒロシ・サミットの末弟ヒロシの店だよ。この番組、欲じゃなくて、愛でできてんだぜ。  だから、オレもそれに応えようと思って、新しいアルバムの曲を自分でマスタリングして送った。リリースはたぶん2017年の5月あたりになるから、世界でどこよりも早くオンエアされるってことです。  「HEATWAVE Special Program vol.11」は2017年1月2日(火)FM長崎で16:00~17:00の1時間。DJ平川歩美と山口洋がお届けします。是非。

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ライヴと云う魔物

12月9日 金曜日 曇り 強行日程だったけれど、昔から好きなミュージシャンだったから、会場の近くの駐車場で仮眠してでも観に行った。 感想なんて野暮なことは書かない。書けない、いや、書きたくない。ライヴってのは恐ろしい場所だ。嘘をついてもバレる。いろんな意味で、受け取ったよ。普段オレたちを観に来てくれるファンがそうしてくれるように、自分でチケットを取り、立ったまま開演を待ち、音楽から何かを受け取る。逆の立場になってみると、思うことは山のようにある。 ひとつだけ。ライヴ中のオーディエンスのスマートフォンでの撮影がどれだけイメージを阻害してくれたことか。ライヴはさ、君の網膜に刻みなよ。音楽はこころに刻めよ。その写真には何も映ってやしないさ。 首都高の黒豹になって、家に帰り、ツアーから帰ってきた楽器を受け取り、やりきれなかったから飲みに行ったさ。 誠実で居たい。ファンにも、音楽にも。自分にも。    

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ツアー2日目、大阪にて

12月8日 木曜日 曇り ツアー2日目、大阪にて。一日の間にバンドは修正点をに見つけ前進。そして丸焦げ。云うことなし。スタッフはツアーバスと共に東京に戻ったから、久しぶりにバンドのメンバー4人だけで深く音楽の話をしたよ。これからの可能性についても。いい夜だったよ。 愉しんでくれたかな?ロックンロール!

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ツアー初日、福岡にて

12月7日 水曜日 曇り ずっとやってきたことだけど、支えてくれるスタッフも含めて、仲間とピークを目指すロックンロール・ライフは愉しい。初日ならではの瑞々しさもほころびも、演奏した瞬間に消えていく音の粒がひどく愛おしい。 師走の忙しい日々に足を運んでくれて、ありがとう!来年、できるだけ早い時期に新しいアルバム抱えて帰ってくるぜ。よいお年を!

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