月別アーカイブ: 6月 2017

リハーサル

  6月9日 金曜日 曇り そこに立ち止まらない人が好き。人や組織にのっからず、独立しようとフントーしてる人が好き。自分の過ちを認める勇気がある人が好き。自分のことより前に誰かを思いやれる人が好き。 音楽にはぜんぶ出るんだよね。その人の生き方が。ぜったいに嘘はつけない。だから素晴らしいし、怖くもある。 リハーサル。そんなことがスタジオでは行われていた訳です。素晴らしかったよ。みんなほんとうに素晴らしかった。 あとはステージでミラクルを起こすだけ。来てね!

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リハーサル

6月8日 木曜日 曇り 来週のMLIMMウィークに向けて、チャボさん、古市コータローくん、サカナくんとリハーサル。 曲数多いから、大変ちゃ大変なんだけど、出演してくれるミュージシャンはそれぞれにワン・アンド・オンリーであるがゆえ、演奏にこれまでの道のりがにじみ出ててさ。最高。すばらしすぎる。たのしすぎる。連日、ぜんぜん違う風景になるから、見に来て欲しいな。男たちが年輪とともに描き出す希望の風景。すごいよ! さいきん、遅れてきたグレッチ・ブーム。(笑)弾いてるのが超絶愉しい。我ながらいい音するなーと。チャボさんやコータローくんと響きあってるのが無上の歓び。そしてサカナの左手はすごい!(来れば分かるさ) でね。腰痛の原因はグレッチもある。弾くとすっごい腰痛い。重たいからなぁ。なにか考えなきゃなぁ。でも、弾くぜ!  

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分岐点

6月7日 水曜日 曇り な、な、何なんだこの日々は。モーレツなのは充実している証拠だと、自分に言い聞かせてアイドル並みに分刻みのスケジュールをこなしているが、どーにも追いつかない。昨日は何とかラジオの収録をやり終えたけれど、今日はついにレコーディングをする時間がなくなった。事務的なポカもやらかすし、約束を守らなかったことがないオレが原稿の締め切りに追われてるし、どーやらキャパシティーいっぱいいっぱい。 考えてみれば、来週、種類の違うライヴを6本やるのだよ。共演者、全部違うし。そりゃ曲を頭の中に入れるだけでいっぱいいっぱいだよ。悪いのはオレじゃないと思い直して、再度目の前のことに全力で取り組むおじさん53歳。来週のMLIMMウィーク。一本たりとも同じライヴはないから、迷わず来て欲しいんだよね。 忘れちゃいけないことと、続けることの意味と、ミュージシャンというか、音楽の底力を体験して欲しいんだよね。 昨日のゴトウイズミの記述はいろんな人のこころに波紋を投げかけたようで。そりゃそうだよな。なかなかあの決断はできることじゃない。 人には薦めないけど、選択しなきゃいけない場面になったら、安全な方にはほぼ行かない。そこに何かがあることはオレの場合、少ない。たまには痛い目にも遭うけど、オレはエキサイティングな人生の方が好き。経験上、いつも自分のことより先に相手のことを考えていたら、どーにかなるってオレは思ってる。ほんとにね、どーにかなってきたよ。たまたまかもしんないけど、ここまで生きてきたってことはたまたまあじゃないな。笑。 てなこと書いてる時間があったら、仕事に戻るぜー。しゅるしゅるしゅるー!明日はリハーサルだー!。

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MLIMMラジオの収録 / 愛しのヲルガン座

6月6日 火曜日 曇り 6月6日、ダミアンの日。今月は多忙ゆえ、前倒しでMLIMMラジオの収録。このところ、ずっと頭の中にあるテーマ、「HOMETOWN」を伝えようとフントーするも、伝わるといいなぁ。人に想いを伝えるのはほんとうに難しい。まぁ、簡単なわけないんだけどね。番組ディレクターはわたしの娘でもおかしくないお年頃。父親のような年齢のおじさんが伝えたいことがありすぎて、舌がもつれるゆえ、毎回助けてもらっております。情けな! でも、聞いてね。伝えたいんだ。 ————————————————————- 昨夜、広島のアホ友から緊急メール。広島で僕がいつも演奏させてもらってるヲルガン座についてのメールだった。ヲルガン座は僕の大学の後輩でもあるゴトウイズミが10年かけて築いた素敵な城だ。年に一度しか会わないけど、嘘のない、ちょーまっすぐな奴だ。彼女は稀代のアーティストでもある。昨年は彼女が書いた歌にド肝を抜かれたりもした。つまり人として、オレは大好きだ。彼女がSNSに書いた文章を読んで、ひさしぶりにこころが震えた。イズミ ! どえらい奴だなぁ。格好よすぎだろ。惚れてまうで!オレは本気で応援する。7月に行くから待ってろよ。伝えたかった「HOMETOWN」ってこういうことだよ! 以下、勝手に転載。みんなヲルガン座をどうぞよろしく。 ————————————————————– 「今までヲルガン座で関わらせて頂いた、大切な皆様へ大事なご報告」 一ヶ月前ほど前にビルの不動産屋から電話があった。内容はこんな感じだった。 「この(ヲルガン座の)ビルと土地は売りに出されることになりました。欲しい方はすでに何人かいらっしゃいます」というものだった。イキナリの事だったので正直唖然としたが、しかし心のどこかで(遂にきたか)という思いも少しあった。売ると言われても困るので、一度話をしましょうという事になった。今現在私がここを借りている訳なので、どうにかなるのであれば、この話し合いでどうにかしたいとその時は考えた。 数日後に話し合いをもったが、結果はどうにもならない事がすぐにわかった。どこかで恐れていたピンチはこうも急にくるものなのか。場所も場所なので買いたいとおっしゃってる方も多い。よくわかる。その方達はこのビルが欲しいのではない。この土地に価値があるのだ。きっとね。そうなるとこのビルは解体されて違う綺麗な建物が建つだろう。考えたら自然と涙が出た。そしてこう言われた。「では、ゴトウさんが買いますか?」と。値段を聞いてみた。金なら無い。無いが無いなりに一週間の猶予をもらって考えた。その一週間がどれだけ辛かったか。店に居ながら、お客様の風景を見ながらこの景色が無くなってしまう、と考える。ライブを見ながらもうこのステージが無くなるのだと思う。この10年間、いろんなドラマがあったし、いろんな景色があった。いろんな人がやってきては去り、また違う人が来る。そんな人たちと10年の月日を共有してきたこの場所。染み込んだ音。それが無くなるという事はどういう事だろう。 これはもう人生の問題だった。ここを辞めたら、一人の旅芸人にでもなって毎日演奏すれば食べれるかもしれない。どこか小さな店を見つけてスナックでもやろうか。それとも意外にも企業にでも入って企画制作の仕事でもやろうか。それか海外に住むのもいいかもしれない。ここがなかったら自由なんだな!そうも思ったがどれもここを無くす理由にはならなかったし、それほど魅力的でもなかった。そしてここが無くなる事をイメージしては何度も泣けてきた。泣いて泣いてわかった事は私はここが大好きなのだった。この古いビルが愛おしいし、ここでしか出来ない風景や景色を愛しているのです。それがはっきりとわかった。新しい物は再生可能だが古いものは無くなってしまえばもう戻らない。それがどれほどに哀しい事か。そして返事の日「私、買います」と伝えた。それがどういう事なのかは十分理解している。その返事をするまでに信頼のある仲間がいろいろ調べてくださり、いろいろ相談に乗ってくださった。そしてようやくその決心がついたのだった。そうだ10年前も同じだった。思い出した。またあの無一文、借金持ちになるだけのスタート。そう、それだけでここが守れるならば守ろう!と思いました。自分のためにも、もしかしたらここを愛してくれてるかもしれない人達が居たのなら、その人たちと。そうして6月1日に契約を済ませてきました。今からまた大変かもしれないけれど、今はとっても清々しい気持ちなのです。今からもここでやっていく覚悟ががっつりと決まり、腹が座りました。広島市中区十日市町が第二のふるさとになれますよう、また一からがっつりやっていきます。今まで皆様に喰わしてもらいました。素直に頭があがりません。そしてこれからもまたお世話になります。どうぞよろしゅうお願い致します。みながいい人生になりますよう。 10年目の初夏の日に、誠実に愛を持ってのご報告でした。読んで頂いてありがとうございました。 ゴトウイズミ ———————————————————– 今日、収録の前に彼女と電話で話した。実のところ、どえらい心配していたけれど、彼女は「憑き物が落ちたように」清々しかった。とても感銘を受けたよ。オレたちに出来ることはどえらい演奏をして、あの空間に歴史を刻んでいくことだ。みんな、来てくれよな!          

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Recording day #007

6月5日 月曜日 晴れ 50歳になったときに、後悔しない50代を送ろうと決めたのですね。それから、そのように生きてる = つまりちょー充実している = のだけれど、人間的な暮らしを送ることができているかと問われると、? マークは点灯するかな。なんだか、今年は殺人的。 午前中に事務的な用事をベス美で走り回って終わらせ、餌を食して、昼からどりゃーっとレコーディング。6テイクくらい歌って、いろんな楽器をダビング。夕暮れとともにランニング(ようやく軽く走れるようになった)やストレッチ、筋トレを済ませて、これから原稿を書いて、明日のラジオの収録に備える。寝る前に今日の曲を編集したら、ようやくgo to bed、かな。オレの夢はね。週に2回くらいは飲み屋に行くこと。ともだちとアホな会話がしたい。酒場の力は偉大だよ。トホホ。 ひさしぶりに連絡があった大姉から「新譜いいねー、ヒロシの生活、色気ないねー」と。左様でございます。飲みにでも誘ってくださいまし。      

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耳休め

6月4日 日曜日 晴れ 商売道具の耳を休める。ほんとうは休んでる暇はないけど、無理すると最後まで乗り切れないのは明らかだから。大人になったぁ、オレも。 ラジオの選曲をし、原稿を書き、今月のMLIMMウィークの構成を考える。1時間番組じゃだいたい6曲しかかけられないので、毎回選曲は悩む。とっても。でもまぁ、それも愉しいんだけどね。できるだけアナログ盤でお届けしたいと思っております。    

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Recording day #006

6月3日 土曜日 晴れ まったく、このひとつのことしか考えられない単細胞の脳味噌はどうにかならんもんか、と思う。 原稿とか、ラジオの構成とか、今やっているレコーディングとか、MLIMMウィークのライヴの内容とか、バンドの運営とか、エトセトラ。何か通底するテーマがありそうで。それを見つけたら、何とかなりそうで。 ようやく「HOMETOWN」ってキーワードが浮かび上がってきた。ともだちがきっかけをくれたんだけど、さ。 道が見えたら速い。スライドを使うことを思いついたり、ラジオとライヴと原稿を連動させることを思いついたり。ふーっ。 午前中に取材を受けた。そこしか時間がなかったから。僕らの音楽から何かを受け取ってくれている人物だったので、インタビューというよりは、エネルギーを循環させることをこころがけた。情熱をこめて話すということは頭の中を整理することで、おかげで複数の道筋をシンプルにすることができた。 そこからはレコーディングに復帰。今回、オレはミキシングを担当しない。オレがやると時間がかかるし、たまには素晴らしいエンジニアに丸投げしたい。今回は曲数も多いしね。バンドの4人によるダイナミクスが録れているので、本当に必要な音だけを調味料のように重ねるだけ。でも、この作業が一番難しい。過ぎたるは及ばざるが如し。 晴れて夕方には1曲目が完成。ネットを通じて、エンジニアに送る。フィニッシュは僕のスタジオでエンジニアとやることになるけれど、かなりの部分までエンジニアがミックスしてくれる。楽だ。褒美のような感じ。Carpe Diemを作るのはちょー孤独な作業だったからね。次のはほんとうのバンドとスタッフまで含めたチームワークを伝えられる。 運動したくて身体がムズムズしてる。今日はゆっくり走ってみようか、と思う。痛くなんないといいなぁ。 ——————————- えっとえっとえっと。ずっと伝えたかった、監督としてのショーン・ペンが描く「魂の救済」について。ようやく書くことができました。僕はこの映画に救われのです。きっと必要としてる人が居ると思うのです。アンテナにひっかかった人は是非。    

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Recording day #005

6月2日 金曜日 晴れ こういう仕事(あんまり仕事と思ってないけどね)をしていると、ときどきアンビリーバブルな言葉を投げつけられたりもする。いちいち向き合っていたら身が持たないので、チャンネルを合わせない術を身につけてる(はず)なのだが、今日のはバッドなヴァイブスに引っ張られて、午前中を棒に振った。まだまだだな、オレも。苦笑。 いわく、オレが飲酒運転をしているので、速攻止めろと云う内容。見ず知らずの人間に事実無根のことを揶揄された挙げ句、社会的道徳にのっとって説教されるという流れ。フツーこの程度なら耐えられるはずなんだけど、我慢ならなかったのは、オレの親父が車二台に轢かれて死んだからだと思う。オレなりに痛みは知ってる。あんたね、どこの誰だか知らないけど、憶測でテキトーなこと云うんじゃないよ。まったく。 さ、気分を変えよう。 レコーディングは今日から自分のスタジオでエンドレスの独り作業。風を入れたり、アロマを焚いたり、マスコットを置いたり、エトセトラ。いいトラックを残すためならなんでもやる。笑。 MLIMMラジオへのリクエストは今日が最終日。みなさんのメッセージに僕が音楽で応えます。HOMETOWNってテーマでお送りしようかと。なので、みんなのHOMETOWNのこと教えてくださいまし。 1. ラジオネーム 2. お住まいの地域 3. メッセージ を書いて、このblogのコメント欄まで。  

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HOMETOWN

6月1日 木曜日 晴れ 僕が小学校4年のときに故郷にできた複合商業施設、その名も「香椎アピロス」についての記述を幼なじみがSNSにアップしてる、と友人が教えてくれた。 その写真を見た瞬間。どわーーーーーーーーーーーーーっとさまざまな記憶が鮮明に蘇った。過去を懐かしむ感覚ではまったくなく、何だろう?目の前にこみ上げてくるセピア色のフラッシュバック、みたいな。とても不思議な感覚。 たとえば。 香椎アピロスの前にあるミスター・ドーナツで僕のガールフレンドはバイトしてた。僕は彼女を迎えに行くのが日課。店ではなく、彼女から漂ってくるドーナツの匂いを2017年にリアルに感じた、んだよ。     ノスタルジアではなくてね。なんだろうなぁ。よく分からないけど、ひどく鼻の奥がつーんとする。 きっとこれは誰にもある感覚なのかな?昨日、福島からのメールに感じたものに共通するのかなぁ。その女性が撮る福島の何気ない風景にも、ひどくこころが動く。そこに写っているものはその女性のこころ、そのものなのね。邪心がなく、ひかりがある。そのことにこころを動かされるんだと思うよ。ひかり、なんだ。 ————————————————– レコーディングしたものを仕上げるための準備。明日からは自分のスタジオでの作業になる。相変わらず、やんなきゃいけないことはたくさんあるけど、やりたいことに集中できる歓びがエネルギーだよ。鼻の奥がつーんとする感覚と共にね。 ———————————————— そうそう。ニューアルバム、Carpe Diem。発売からまだ二週間。よろしくねー。 MLIMMラジオへのリクエストは6/2まで受け付けます。みなさんのメッセージに僕が音楽で応えます。てか、みんなの憂鬱は音楽で吹き飛ばすから、どーんと来なさい。笑。 1. ラジオネーム 2. お住まいの地域 3. メッセージ を書いて、このblogのコメント欄まで。  

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