月別アーカイブ: 9月 2022

9月18日　日曜日　曇り　 　長野には実のところ、よく行ってたのです。冬にはスノーボードで、たまにバイクで走りにね。ものすごく好きな町なので。でも、そこでともだちに連絡するのは憚らなければならないような状況ではあったのです。 　ようやく、大好きなネオンホールでライヴができる歓び。かつて当たり前だったことはまったく当たり前ではないのです。こうやって大好きな町でライヴがやれるということ、ね。 　それゆえ、あらゆる手段を使って、最高のものを伝えようと思うのです。楽屋に響いてくるBGMとオーディエンスのざわめきを聴いてるだけでぐっとくるものがあったなぁ。 　来てくれて、ほんとうにありがとう！ 　3日間、1000キロ、弾丸の旅でした。

9月17日　土曜日　曇り ライヴってね。 演者だけが創るものではないんだよ。一方通行じゃないんだ。オーディエンスはもちろんのこと、その日の天気とかヴァイブスとか、世界で起きたこととか、いろんなことが絡み合って、音楽を真ん中に据えて、みんなで創りあげていくものだよ。 オレがやりたいことはでっかい会場でスクリーンを見ながら、みたいなライヴじゃない。もっとプライベートな空間で、最大に集中して創りあげていきたい。なんだか、とんでもないものを体験してしまったって、そのレベルまでいきたい。 おそらく、想像できないレベルで集中してる。五感、六感。持っているすべての力を使って。そして最後には「空っぽ」の状態にたどり着く。最初から「空」ってのは無理なんだよ。 でっかいライヴと小さいライヴ。どっちが難しいって、オレの場合、小さいライヴの方がはるかに難しい。 one of themの「one」の存在がより大きくなるから。それぞれの人たちが抱えてきたいろんなものがよくも悪くも手に取るように感じるから。 自分が持っているすべての能力を使って、ある意味「空っぽ」を目指して、エネルギーを巨大な「ちびくろサンボ」状態にして循環させていくこと。 だからオーディエンスもそのエネルギーの一端を確実に担っていることを理解してくれると嬉しい。緊張しなくていいけど、自分のその行動が与える影響について考えてほしい。 日本の電車みたいな、事細かいアナウンスなんて死んでもしたくない。だって、そういうのがウザいって感じるやつが集まってんだって、オレは思ってるから。 よろしくたのむぜ。

9月16日　金曜日　晴れ　 　思い返せば、2020年4月。 　HOUSE OF CRAZYのライヴをコで飛ばしたことから、オレのコとの暗黒の歴史も始まったのだった。 　地方の、小さいけれど、愛をもって取り組んできたハコがどんな想いをしてきたのか。オーナーの話を聞いてるだけで、胸に迫るものがあったよ。 　生き延びてくれて、ありがとう！オーナー65歳、音楽とともに生きてきた彼にとって、この2年半はとんでもない時間だった。ちょっと、今、だけは死にたくないよねと、二人でがっちり握手をして再会の約束をしたさ。 　来てくれて、ありがとう！楽しんでくれたかい？ ついしん 　ライヴ中にオレに携帯を向けるな！気がついてないとでも思うか？音の粒子まで極度の集中によって、演奏してるんだよ。気が散るんだ。君のその行為が命がけでハコを守った人や、働いたお金でライヴに来た人たちに不利益をこうむらせることに気づけ。 　ライヴは網膜とこころに刻め。んなこと、オレは説教なんかしたくない。大人だろ！よく考えろ。

9月15日　木曜日　曇り　 　この週末のツアー。豊橋から長野へ。 　バイクで行けるようにすべての準備を整えていたのです。 　しかーし、台風によって日々、天気予報は悪化の一途。やむなく、クルマに切り替えて、もう豊橋に到着しておりまする。 　命あって、こそだもんね。大人の冒険の意味を台風に教えてもらってます。笑。 　豊橋はね。3年前、コの悪化とともに断腸の想いで公演中止に。そのときの借りを豊かに返しにきましたよ！たいせつなハコを守ってくれて、ありがとう！ 　では、明日。 　あ！これから地元のラジオに出演します。ぜひ、聞いてね。詳細は昨日のblogを。

9月14日　水曜日　晴れ 怒涛の日々を過ごしております。 今日は都内でヤイコさんとリハーサル。これは9/25のソーラーブドウカンのためのものなんだけれど、彼女は新譜をリリースしたばかりなのでタイミングがここしかないんです。かくいうわたくす。ちゃんと新譜を聴いてからリハーサルに臨みたかったけれど、タイムアウト。 新曲が素晴らしいのです。コになって歌詞が書けなくなって、彼女もたぶん同じ想いだったと思うのです。それゆえ、ギターで彩りを加えさせてほしい、とこころから思うのですよ。その歌、僕も若かりし頃、よく行ってた場所が舞台だからね。 人生の交差点。 あっという間にリハーサルは終了。会わなかった空白の時間は音楽が埋めてくれる。そんな感じです。 さて。明日からはツアーに復帰。豊橋、長野とまいります。ぜひ！明日は豊橋に前乗りして、ラジオに出てます。ネットからも聴けるんで、ぜひ。 問題はバイクで行くのか、クルマで行くのか。天気予報とにらめっこしてこれからきめまっする。 ―――― 9/15（木曜日）18時～　ラビットアワー。 毎週木曜日　18時から19時まで生放送 （途中地域情報等が7分ほど入って6時15分頃から本編） やしの実ＦＭ（エフエム豊橋）：84.3 MHz MC：小川真一（音楽評論家）・竹内竹蔵 携帯アプリはFMプラプラをダウンロード後、「TEES-843FM」を選択。 https://fmplapla.com/tees-843fm 対応ブラウザでしたら上記アドレスからＰＣ、スマホでそのまま聴くことがもできます。 メッセージはメール rh@843fm.co.jp から。アプリからのメッセージも可能です。      

9月13日　火曜日　晴れ さて。北陸から弾丸で帰って参りました。 久しぶりに移動も含め2連ちゃんでライヴをやったのですが、なかなか堪えますね。でも、ライヴはエネルギーの交換なので、身体中の血潮が入れ替わったような、そんな気分です。 まずはお知らせから。今週末、久しぶりの豊橋、長野に行きます。豊橋公演の前日に町に入って、ラジオに出演します。ネットやアプリからも聴けるそうなので、ぜひ。メッセージなども、遠慮なく。 ———— 9/15（木曜日）18時～　ラビットアワー。 毎週木曜日　18時から19時まで生放送 （途中地域情報等が7分ほど入って6時15分頃から本編） やしの実ＦＭ（エフエム豊橋）：84.3 MHz MC：小川真一（音楽評論家）・竹内竹蔵 携帯アプリはFMプラプラをダウンロード後、「TEES-843FM」を選択。 https://fmplapla.com/tees-843fm 対応ブラウザでしたら上記アドレスからＰＣ、スマホでそのまま聴くことがもできます。 メッセージはメール rh@843fm.co.jp から。アプリからのメッセージも可能です。 ———— で。富山県高岡市のわたくすが勝手に世界遺産と認定しているキンちゃんが握るお鮨でございます。 キンちゃんの仕事が間近で見ることができる特等席で、スポンテニアスかつ、信じがたい技量で、相手のタイミングを計りながら、絶品の富山湾の魚を握ってくれます。 山からミネラルを含んだ豊かな水が海に注いで、四季を通じてすんばらしい魚たちが育つんすね。 銘店ゆえ、満席です。鮨屋はカウンターに限ります。それぞれの客の好み、食べるスピードなど、サラウンドに視認しながら、たったひとりで握っていく姿はほんと惚れてしまいます。 すっごい仕事だよなぁ。仕入れ、仕込み、握るのはライヴ。会話も味のうちです。ザッツ・エンターテイメント。 こんなことなら、一眼レフ持っていくんだった。でも、全世界にキンちゃんが出してくれた順番にすべてご紹介。 キンちゃん、体に気をつけて！ほんとうにありがとう！今度は冬にー！！！！！     この日の最高到達点ははじめていただいた「きじはた」って魚でした。 キンちゃん、まだ幸せが体じゅうに。    

9月12日　月曜日　曇り にゃんと6年ぶりの高岡。新幹線が開通し、街は大きく二分化されているように感じた。 でも、会わなかったうちにそれぞれに等しく時間は流れ、知人たちとまた新たに出会ったって感覚。 PAエンジニアも、たくさんの音を吸い込んだ会場も、主宰者も、もちろんオーディエンエもそれぞれに素晴らしく、音の小さな粒まで表現できてほんとうに愉しかった。 なんというか、一本のライヴを通して、一本の映画を上映しているような新しい感覚だった。 終演後、ひとりの男が話しかけてくる。知ってるぞ、この目つき。笑。初めてこの街に来たときクソ生意気でオレに絡んできた輩。 でも、やつは自分の道をまっすぐ進んで、家具職人になり、オレに自分が創った椅子を持ってきてくれたのだった。 もともとは92年ごろ、オレがやってたラジオを聴いてたんだって。 嬉しかったな。店も主宰者もオレも。続けてなければ、こうはならないわけで。 ギフトだね。 高岡、ほんとうにありがとう。また戻ってくるよ。それまでどうぞ、元気で。

9月11日　日曜日　晴れ 3年ぶりの金沢です。 やっと戻ってきました。コの影響でいつもきてくれる人たちが全員来てくれたわけではないけれど、ステージに上がった瞬間から待っていてくれたのはその拍手の長さでじゅうぶんに感じました。嬉しかったっす。ほんとうにありがとう。 いつも演奏していたメロメロポッチは大好きな近江町から移転したけれど、これからまた金沢の人たちとともに、新しい歴史を作っていけたら、と思います。 来てくれて、ほんとうにありがとう！！ ――――――― さて。 G.Yokoの1stアルバムのジャケットを描いてくださった奈良美智さん。どんな言葉を用いいても、感謝の気持ちを言い表すことはできません。 にゃんと！にゃんと！奈良さんの出身地である青森県弘前市のれんが倉庫美術館で行われている奈良さんの回顧展で「Yokoの恩返し」と題して演奏させてもらうことになりました。 感激です。 弘前は個人的に特別に好きな街です。弘前の人々はもちろん、これを機会にぜひきてみませんか？ 「Yokoの恩返し」/ G.Yoko with 山口洋 1st Album「Survive」のジャケットを描いてくださった 奈良美智さんの故郷、弘前で行われるドキュメント展で G.Yokoが歌わせていただくことになりました！ 2022年10月1日（土）弘前れんが倉庫美術館 Open 18:30 Start 19:00　¥3,000 予約・お問い合わせ : 弘前れんが倉庫美術館 0172-32-8950 Web予約 : https://www.hirosaki-moca.jp/events/5332/ 前売り券発売 : JOY-POPS、ASYLUM ————————————   それに合わせて素晴らしいメンバーと横浜でライヴをやります。 両会場でアナログ盤「Survive」の3rdプレスを販売します。今回はクリア盤です。   バードハウスへようこそ（2022完結篇） 6月のライヴでも好評だった素晴らしいゲスト陣を迎えて、2022年最後のライヴをお届けします！ 出演：G.Yoko（Vo.G.）山口洋（G.）辻コースケ（Per.）真城めぐみ（Vo.） 会場：横浜サムズアップ 横浜市西区南幸2-1-22 … 続きを読む →

9月10日　土曜日　曇り　 　にゃんと何年ぶりだろ、今日は北陸に参ります。 　みんなに会えるのを楽しみにしているぞよ！

9月9日　金曜日　晴れ　 　過日、コーちゃんとライヴをやりました。 　今回、全編エレクトリックギターでって言ったのは彼なんすが。 　オーディエンスにいい音で楽しんでほしくて、アンプもエフェクターも全部持っていくわけですが、彼は会場にあるJC（わたすがいちばん嫌いなアンプ）にボスのオーバードライヴ（ギター始めた少年が誰でも持ってるやつ）1個だけで、軽々といい音出したのですね。 　これはかなり衝撃だったな。 　常々身軽でいたいと思ってるし、どんなクソアンプでもオレが弾けばいい音ってとこに到達したいと思ってたら、ここに居た！みたいな。俺が知る限り、そのレベルにいるのは吾妻光良さんだけなんだよ。 　なんであれ、こうやって同輩から刺激を受けるのはとってもすばらしーことなんすよ。 　吾妻さん、きっと覚えてないと思うけど、フェスの後、行きつけのバーでばったりお会いしたら、フェスで見たそのギタープレイもすごかったけど、バーで体験したMC入りのエアギターの方がもっとすごかったっす！ 　オレもがんばろ！明日からツアー、会えるの楽しみにしてるね。