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1月11日 土曜日 晴れ

いろんなことが重なって更新遅れてすまんす。後述しますが、長い文章が書けないのです。

まずは増え続けるリクエスト。ほんとうにありがとう。みんなの日々で、音楽が響いていたことがとんでもなく僕を励まします。誰でもそうだと思うけど、自分の小さな力が世の中良くするために少しでも役立っていること。それこそが励みです。いや、まじで。

そして「満月の夕」ってリクエストがひとつもないのがすごい。僕は殆ど過去を振り返らず生きてきた人間です。自分の過去の作品は聴きません。作るときに嫌っちゅーほど聴いたからです。でも、こうやってみんなのリクエストを読んでいて、過去の作品も手に入るようにしなきゃと痛感しています。僕が余りに興味がないゆえ、欲しい人はオークションで異常な高値で手に入れていると、聞きました。それは望んでいることじゃないです。ソニー時代のものも、特にポリドール・ユニヴァーサル時代のもの。せめて配信で聴けるようにしなきゃ、と思います。てな訳で、ユニヴァーサルの誰か、連絡くれー。

コメントに「ご自分で”月に吠える”聴いてみたらどうですか?」と。聴いてみたすよ。走りながら。もはや他人の音楽のように聴けたんだけど、照れずに書けば、素晴らしかった。20年近く経過して、自分の作品に励まされるとは思わなかった。ほとばしってるし、情熱と愛がある。数年前に佐野さんに「山口。俺たちが昔一緒に作ったものを最近聴いてみたんだ。でね、こう感じたんだ。俺たちは間違ってない !!!」って。そんな気分です。重ねて、ありがとう。

頂いたリクエスト、ぴーんときたもの、いくつか演奏してみました。これがね、面白い。みんなに聴いてもらおうと思っていた矢先に事件が。後述。

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ここまで書くのに1時間。理由は後述。

「オレのためにすり鉢5個焼いてくれ」。自分でメモを残しているが、理由がまったく思い出せない。でもこのフレーズ、妙にリリカルで好き。

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ある作家のことが急にどうでも良くなった。僕は肉体性のない(それは単にフィジカルなことだけを意味しない – 精神にも肉体性はある)作品には惹かれなくなった。多分、自分の残り時間が関係しているんだろう。

あまりにも自身や肉親の死にこだわるのはどうなんだろう。人はだれでも一度だけ死ぬのだよ、それはとても自然なことだ。死ぬってそんなに大したことなのかな?僕が死んで、世界は変わるのかな?変わらないよ。誰もが一度だけ経験するプレシャスなこと。人は死について考えたとき、有意義に生きることができるようになる。BORN TO DIE !

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日本のスキー場に行かないのは音楽が流れているからだ。それがサービスだと思っているのなら、迷惑千万だと感じている僕のような人間も居ることを知って欲しい。山では自分の心の声を聴きたい。

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真剣に走っているともだち(女性)と走った。何はともあれ、一年続けたってことは素晴らしいから。もっと好きになって欲しくて。でもその女性はオレより、男っぽかった。オレは群れない人が好きです。そして、非難を覚悟で書くけど、女性が3人以上いる場所に同席させられるのは拷問です。

ガールズ・トークってのは若い女性にありがちな傾向なんだと思ってました。が、しかし。おかんの看病をしているとき、病室におかんと同年代のexガールズが来る訳ですが、年齢に関係なくガールズ・トークを繰り広げるおかんたちを観て以来、トラウマなんです。

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石垣島のともだち、ゆーすけがやって来たので、彼の歌を聴きにいったのです。あの島はね、才能の宝庫なのです。よーこも、ひでおも、ゆーすけも、素晴らしい才能です。そして彼らの活動を支える場所と人々があります。彼らがあの島に住んで、そこから音楽を発信していけるようなことを話し合いたいと思っています。

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キャベツをスライスしていたのです。スライサーで。そして右手の薬指の先をスライスしてしまいました。縫おうにもパーツがありません。残念。吹き出る血にうっすら卒倒しそうでしたが、「血ってきれいだな。オレ、生きてるんだ」と不思議な気持ちで眺めているもうひとりの自分が居ました。

これも何かのメッセージだと思います。しかと受け止めます。けっこう派手にやってしまいましたが、まったく暗くなっていないので、安心してください。

流血前。

流血前。

まさかこんな落とし穴が待っていようとは。

まさかこんな落とし穴が待っていようとは。

あの海岸を走ってます。

あの海岸を走ってます。

石垣から来たゆーすけは北極のように凍えていた。かわいそうに。

石垣から来たゆーすけは北極のように凍えていた。かわいそうに。

しかし、すごいシチュエーション。

しかし、すごいシチュエーション。

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days like this への9件のコメント

  1. 野崎洋子 より:

    うわー なんてこったい!! お大事に。攻めてライブがない時期で良かった。まったくキャベツをスライスして何を作ろうとしてたんでしょうか。

  2. 林檎 より:

    私にとって『満月の夕』は山口さん、HEATWAVEとの出逢いの曲。
    自分自身の魂の歌と思っています。
    『満月の夕』はリクエストしなくても必ずライヴでは演っていただけるものと思い込み、リクエストには上げませんでした・・・(^^;

    そして、ユニヴァーサルの方~!! よろしくお願いいたします~!!!!!!!♪

    薬指の傷、想像しただけで(。>_<。)
    早く治りますように!!(^^)
    治るまで、更新はご無理なさらないで下さいね~!

  3. ジュリアン より:

    奇遇です。9日の日の夜私もスライサーでキャベツ千切りにしてたら右手薬指を切りました。一時間圧迫止血しても血が止まらず近くの救急外来受診。今は右手をビニール袋に入れて輪ゴムでとめて洗い物してます。私はへいちゃらだけど、ギター弾く指は大事ですからね。しかしっこんな身近に二人もおんなじことに。皆さんも注意してくださいね。洋君早く良くなってください。

  4. メグ より:

    「月に吠える」は通勤途中、子供たちを保育園に送り迎えする車の中で聴いていました。だから歌詞カード見ながらじっくり聴いたことがなかったんです。( 山口さん、ごめんなさい! )
    改めてちゃんと聴きなおして見ると山口さんて、ほんとすげぇ・・って、思いました。
    「ホーボーマン」と「33」めっちゃテンション上がりますね。
    ホーボーマンのバイオリン聴いてたら、いい歳してバイオリン習いに行こうかなー?と思ってしまいました。
    あの当時は、子育てと仕事の合間に、たまにタワレコとか行ってHEATWAVEの新譜を見つけると買うっていう状態で、月に吠えるは持っているのに、把握してなくて、間違えてもう一枚買ってしまったという・・・
    改めて聴いてみたら、HEATWAVEを知らない人にも 是非聴いて欲しいと思ったので、33歳のお友達にプレゼントします。山口さんの詩が彼の心にどう響くのか、興味深いものがあります。
    ポリドール時代の作品もボックスセットにして販売すればいいのに・・と思います。

  5. Kumiko より:

    お正月も休まず音楽に没頭している洋さんに神様が少し手を休めなさいと仰っているのだと思います。
    余り無理なさらずにメッセージをお聞きになられたら如何でしょうか?
    薬指お大事になさって下さいませ。

    配信の件ですが自主制作盤EP『36°5』と『MY LIFE』の音源を聴いてみたいのですが無理でしょうか?この2枚聴いた事がないのです。
    何卒宜しくお願い致します。

  6. もりばん より:

    指、大丈夫っすか!?
    洋さんここ数年、指弾きの方が増えてるから右薬指もけっこう使いますよね。。。
    自分も以前、カッターで左人差し指の先端をザックリいっちゃったことがあります。指板押さえる方の指先なんで数週間まったく弾けず、残念な思いをしたことが。自分は血の赤さを眺める余裕などなくひたすらパニクってましたが。
    とにかくお大事に。
    リクエストのコメントの数、凄いですね。当然ですが皆、懐メロを期待しているわけではなく、洋さんが「今」どのような歌に昇華させてくれるのかをホント楽しみにしておるのです。自分がSweet Revolutionを挙げたのは、’95年という色々な意味で特別な時に「Sweet」な革命が物凄い変化をしたのを目撃したから。じゃあ今ならどうなるのかと。ともあれ、どの曲を演ってくださるにしてもかなり期待しています。
    長文失礼ししました。
    P.S. 「ガールズトーク」の件、激しく同意です。

  7. うっちゃん より:

    「月に吠える」の頃、初めてHEATWAVEのライヴを観ました。モーガンの演奏凄まじかった。あの頃の洋さんのイライラ感が爆裂的に最高でした。時代とともに、顔も変わるのかにゃー…笑

  8. BlindboyN より:

    あの後海さくらの面々や前花さん、リクオさんらと飲んでいるのだろうと思っていたらよもやそんな事になっていたとは…
    指はギタリストにとって命であろうから、どうぞご安全に。

  9. Kashimo より:

    「OLD MAN」が聴きたいな。

    父が他界して、こればかり聴いてました。

    なかなか、人の死がプレシャスとは受け入れられないものです。

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