day #018 世界の寅さん

1月29日 晴れ

忙しいという言葉は好きじゃないです。充実してる、の方が好き。早朝から深夜まで。ぼーっとする時間はありません。身体を使い、メンテナンスし、頭を使い、空想し、現実を遠くから観察し、カオスの中からモノを創っています。異邦人感がとても楽で、心地よいです。寂しいと思ったことは一度もないす。昔、あんなに寂しがり屋だったのに。笑。その感情、忘れたす。いや、まじで。

言葉が決して自由ではないのが、いいのかも。ネコたちとは言葉が不要だから、妙に通じ合える。不思議です。回送のバスが僕を見つけて「ヘイ!乗っていけ、お前のエキスプレスだ」って。異邦人の役得。笑。日本に帰ったら、家を探して引っ越さなきゃいけないんだけど、ほんとうに考えるなぁ。何処に行ったって、オレの自由じゃん、とか。そもそも日本じゃなくていいじゃん、とか。流れる、かぁ。「流れる」ってのは「流される」のとは違うんす。自分の意志です。世界の寅さん、悪くないかも。

生まれてこのかた、居場所なんてあったためしがないのだが。

どうやら、それは一生ないのだと気がついた。

故郷も家族も、実物はないけど、それはこころの中にあるからね。

寂しいという感覚はもうない。

この異邦人感からモノを創ることはできると思う。

しっかしオマエたちにはかなわん。笑。

この脱力の仕方、教えてください。師匠!すごい表情ですね!

彼らのいびきをBGMに。

オレは音楽を創るのだった。アーメン。

 

 

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day #018 世界の寅さん への4件のコメント

  1. kumiko より:

    どれほど多くの人が洋さんが怪我のないようご無事でありますようにと願い、このBlogを拝見していることかと思います。今目指しているものは、魂と無関係ではないと思う。まだ見ぬ未来に向かっていますよー。洋さんが元気である場所に安住より新しい場所を目指して羽ばたいて下さいねー世界の寅さん。

  2. きょーこ より:

    いままでの山行き日記でいちばん今年は安心して読める感じです。楽しそうだしチカラいい感じに抜けてる感じだし。いい時間過ごして元気になって帰ってきてくださいねー。世界の寅さん。。いいなあ。でも日本で音楽聴ける機会減るのは正直淋しいです。

  3. 桃子 より:

    アイルランドのラジオを友人に訳してもらいました。
    その待ち合わせで入った初めてのお店で30年前の岡本太郎氏に会いました。作品の話しをしながら食事をしたと飾ってある色褪せた写真でしたけど。友人たちからの質問責めと突然の太郎さん嬉しかったな。英語ダメでも良いことありました(笑)!
    BOWLやラジオから流れる洋さんの歌のドキドキ、バスの話しや雪山のネコズが好き。海沿いのランニングコースや沈む夕陽と同じ位に。

  4. ヘンテコリン より:

    コメント読んで、世界の寅さんが大変もてて熱烈に愛されてる実態を目の当たりにして、日本の未来にエスポワールを感じました。大変嬉しゅうございます!魂のシュプレヒコール・・・聴こえてくるでしょ。we love you!!!

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