9月23日 土曜日 曇り
音楽を創るってことは深く自分を見つめることでもあって、自分の中にある井戸を深いところまで潜っていくような作業でもある。毎日、潜ってそこから光を求めて這い出してくるのはヒドくしんどい。
強靭な肉体と精神が必要。だから、雨が降らない限り夜の海沿いを走る。ストイック?違うって。鍛えてないと持たないだけ。
次第に人と意見が合わなくなって、会話も噛み合わなくなってくる。ひょっとして気でも狂ったかと不安になるけど、これが唯一の生きる道だから仕方ない。こういう作業、30年も続けてる訳だから、慣れてるはずなのに、どうしてこんなにしんどいのか。ようやく気付いたのは、二枚組だからだ。笑。作業は倍。てか、エンドレス。一人の闘い。あとは夢ないけど、予算だな。この時代アーティストに一方的に負荷がかかってんのはどうかと思う。自由人だから収入はゼロ。ほとんど死ねという宣告に近いものもあるが、オレは負けたくないんでね。意地でもたどり着いてやるって気持ちが自分を支える。そんなことを続けてると、ポルシェ911ターボでアウトバーンを300キロでぶっ飛ばしたくなる。いや本気で。
明日はフェスに行くんだけど、だいじょうぶか、オレ?仙人がそんなにたくさんの人の前に出て。だから確かめてみる。
明確なバロメーターがあってね。病んでる時にカオリーニョ藤原が歌う「人生の花」を聞くと涙が止まらなくなる。昔、本気でヤラレてるとき耳元でオレのために歌ってくれたことがあってね。素晴らしい歌なんだ。あと、友部さんの「夕日は昇る」も。
不安だったから、昨夜寝る前に聞いてみた。泥酔してたけど。全然フツーに聞けた。ってことはオレはまだだいじょうぶだ。笑。よしフェスに行くぞ。みんなをハッピーにしなきゃ。それが俺の仕事。戻ったらコータローくんとライヴもある。少しだけ、この世界から離れることを良しとしよう。考えずにロックンロールの道を行こう。
何もかも。全力でしかできないんだよ。苦しいよ。苦しみを売りにはしたくないけどね。ほとんどのオファーを断った。悪いけど、これを完成させるまでは他のことをやる余裕はまるでない。すまん。
共に作業をしてるエンジニアとデザイナーにはほんとうに頭がさがる。てか、申し訳ない。俺は多分抽象的なことしか言ってないからだ。「光がほしい」とか「渾然一体の中の奇跡のバランス」とか。
ひどく常識を欠いた世間知らずの人間だって、痛感することがあってさ。やることなすことそうらしんだけど、そうしか生きられないのなら、もはや仕方がないさ。そこから生まれてきた音楽に情熱を込めることしか俺にできることはない。
ぜーんぜん暗くないから心配なく。やり遂げるよ。あとさ、明日はMY LIFE IS MY MESSAGE RADIOの最終回なんだ。聴いてくれると嬉しい。ほんとうに聴いてくれると嬉しい。音楽で愛を還流させるのはオレの夢なんだよ。批判もあったけど、精一杯やってきたんだ。
さぁ、音楽に向かうよ。昨夜、ギルドの12弦とギルドD-35を本気でワンテイクづつ弾いて復活させたトラックなんだ。自分で言うのもなんだけど、神業だったよ。年末にはこのアルバム、届けに行くよ。そして国外に逃亡だ。笑。
はち切れんばかりの想いを、勝手に受け取りました。歴史の証人の気分です。何かとてつもないものが生まれる予感。ドキドキ。
MY LIFE IS MY MESSAGE RADIOお疲れ様です。
去年の9月から全13回ですね。欠かさず聴いて勇気をたくさん貰いました。この番組が聴きたくてラジコプレミアムに登録したようなもんです。明日は正座して聴きますね(^^)
エンドレス洋さーん。フェスもライヴも、そしてラジオも、みんなをハッピーにしてくださいね。
仙人みたいなお姿では、ダメですよ。気合い入れて。お洒落して。洋さんが明日の太陽フェスをどう立ち向かうのか観てみたいなぁ。でも、ラジオが…。うーん、どっちも楽しめると良いなぁ。
Hey,ベイビー!常識っていうその地球の物差し、捨ててくんないかなー(^_−)☆ あなたがどんなであれ、山口洋というニンゲンであるってことだけでみんな祝福してるんだぜ。頼むから忘れないでくれよなー(デコピン!)
「人生の花」ほんといい歌ですね。温もりに包まれて歩き出せそう。
中津川ソーラー、晴れそうで良かった。道中お気をつけて。
私はラジオの前でスタンバイ組。明日の予定はそこを基準に考えてますので!
光のような新譜、心待ちにしてます!
ところで、洋さんのスタジオ、ブースとかは何かしら
防音してあるんですか? 音楽制作に没頭できる環境を
どう作ってらっしゃるのか、いつか図解してほしいです。
中津川向かってます!
ラジオはタイムフリーで!
カッコいい山口さん希望で~す(*^O^*)