孤独の発明

11月27日 火曜日 晴れ 

 どうしてなのか分からないけれど、筆が進む場所ってものがある。具体的には記さないけれど、その場所の微妙な静粛さの中で原稿を書いているのが好き。きっと日常と非日常の分岐点のような場所だから、かな。主観と客観のバランスがいい。

 日々、リハーサルやライヴでギターを弾き続けていると、指板が手に吸いついてくる感覚がある。そして、それが度を越すと、しばらくそこから離れたくなる。今日はそんな感じ。

 だから、ギターを持たずにでかけた。曲が湧いてくる予感があるのに。ギターがないと僕は具現化できないのに。それもまたひとつのチャレンジ、かな。と考えたところで、いいアイデアを思いついた。実現したら、それは僕にとってもバンドにとっても相当なチャレンジだな。

 離れてみないと見えないことはあるもんだね。嗚呼、孤独の発明。

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孤独の発明 への3件のコメント

  1. 内山五月 より:

    こないだのスターパインズカフェ、壮絶でした。
    いつもより早めに宇宙に行っちゃったなー、と思ってニヤニヤしてたら、気づけばあっちに連れてかれてた感じでした。
    渡辺さんが抜けた後、初のバンドライブ参戦でした。このメンツなら大丈夫だろう、と思っていた反面少し不安があったのも事実です。
    が、ライブが始まってから数曲でその不安が消えたどころか、完全に魂を持って行かれてました。
    最近のバンドでのライブではあまり聴かれなかった長尺のアドリブでの音の会話、壮絶と感じました。技術面はもちろん、お互いの音が聴こえてない、聴いていないとあんな風にならない、また信頼関係が無いとそれぞれが自由になれないって事も感じました。
    しかし、ギターどこまで進化、深化するのかって事に驚きました。自分もギター弾くんですが、久しぶりに辞めたくなりました笑
    が、続けます。パワーもらいました。俺もいつかギターにチョップしてみます^ ^

  2. Masako より:

    HW SESSIONS Ⅲ。そんなに素晴らしい演奏だったんですか?羨ましい!!熱量の入れ方がいつも以上だったんですね。音源をCDとして出すことはないんですよね?残念。また、また、遅れを取ってしまった。(失笑)

  3. may より:

    先日のスターパインズ、本当に素晴らしかったです。音楽を聴いているのに、まるで絵画を観ているような感覚でした。頭の中で、様々な風景や光や人が描けました。
    特に「Heavenly」は印象に残っていて、4月の国立でのライブで初めて「Heavenly」を聴いた時に、天にいる父と会話している感覚になったのを今でもはっきりと覚えています。そして今回もそうでした。
    身近な人が天にいることで、天とつながっているように感じられるようになった私は、山口さんが「天と話す」と言っていたことにとても共感しています。
    私の中で、天と話せる場は、自然の中と、香りの中と、それからHEATWAVEの音楽の中です。
    来月のHeavenlyツアーも楽しみにしています!

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