疲弊

3月4日 水曜日 曇り

昂ぶっていたのか、ホテルでは一睡もできず。

夜も明けない名古屋の街をさまよって、始発の新幹線に乗ったら8時台には家に戻ってた。

こころの殺伐。

ステージに立つ者として、いつもと同じように音楽を提供したいのだけれど、そう簡単に事は運ばない。いいようのない疲れが澱のように溜まっていく。

でもね、これは音楽を信じて生きてきた俺たちの意地なんだ。

明日もコータローくんと俺たちの音を鳴らすよ。「俺たちの場所」って今となってはほんとうにナイスなタイトルだと思う。

あ、それから次々とライヴが中止になる中、明日はHW的に言って、わりかしデカめの発表をします。6月の平日はぜひ、空けておいてくださいまし!

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疲弊 への10件のコメント

  1. Y.HAGA より:

    オレ、閉鎖された空間に長時間いる事がダメだってんなら「国会」はどうなんだって言いたい。あんな長時間ぎゅうぎゅうに座ってて、議員のセンセイ方マスクすら付けてないじゃん!
    きっとあの方々は政治資金パーティーでいいもん食って免疫力あるんでしょうね。国会は社会活動に「どうしても必要」って事なんだろうけど、それは安倍さんが勝手に決めた格付けで、国民にとっては学校やライブ等も同じように「必要」なものです。くだらないモラルの押し付けは止めて欲しい。それは文化を侮辱してます!

    明日の吉祥寺、僕は何がなんでも行きますよ。今こそ俺たちの音楽の場所を守らなきゃと思ってるファンは多いと思います。山口さん、どうか今夜はこころ穏やかにお休みくださいますよう…。

  2. 路子 より:

    山口さん、明日の吉祥寺行きますからね!
    最高の音楽を聞かせください。
    楽しみにしています!

  3. 萩原晋也 より:

    ライブやイベントへの
    バッシングが酷過ぎる。
    東京事変もバッシングの中
    やっても楽しい場にならないと
    結論した気がする。
    どこへ行っても感染の可能性はある。
    コロナウィルスの聞きがじりの情報は書かない。
    社会人はあいも変わらず仕事してる。
    当たり前じゃん。
    収入なしでどうやって暮らすの?
    それはミュージシャンやスタッフ
    ありとあらゆる仕事が同じ条件だよ。
    けど、どこまでいってもバッシングはある。
    山口さんのソロ行きたいなと思います。
    今、新幹線の中で書いてる。
    これが現状でしょう。
    コロナウィルスで止まった建築関係の仕事は
    とりあえず聞いたことないです。
    今こそ元気を出すべきだと思います。

  4. はたぼー より:

    私も行きますよ!
    こんな殺伐とした今こそ極上の音楽が必要なんです。
    山口さんとコータローさんの絡み楽しみにしています。
    きっと最高のLIVEになることでしょうね。

  5. ヨコチン より:

    僕の仕事は、ウィークデーにお医者さんを僻地の病院まで片道2時間かけて乗せていく事なんだけど、マスクを付けて僕のクルマに乗ってくるドクター一人もいません。ひとりも、です。そして皆さん至って冷静です。なんなら僕と2時間ずっとおしゃべりしている方もいます。
    それはきっと、マスクは自分が持っているものをばら撒かない為には有効だけど伝染されたくない向きには役に立たないという疫学の基本と、今回のウィルスの危険度をロジカルに判断出来ているからだと僕は思っています。

    まあ最後は自分の判断だと思うけど、お上のお達しを右向け右で聞いちゃう国民性よ、、そういうの為政者は全部分かってやってっからね、だからナメられんだよ。

    あ、でも、インディペンデントで活動してて自身のアリーナライブを中止して1億円の負債背負ったHipHopクルーの事は本気でリスペクトしてます、自分達で考えて決断して行動してるから。それはそれでいい。

    色々思う事あるし腹も立っているから、あとは自分の場所で書こうと思います。地域性や生活様式もあるけど、僕は今のところ普段どおり生活してます。

  6. toshie, tokyo より:

    発表?なんだろう??今日、一番気持ちがあがりました!
    それでは、おやすみなさい。

  7. Kaguya より:

    いつも、このブログで感じさせて貰います。
    山口洋を愛して止まない、沢山のファンがいることを。
    昨日、今日の山口さんのブログは何か胸の奥が痛くなるものでした。とてもとても切ない。
    でも、もっともっと山口さんが好きになります。
    人間の心は、その瞬間、瞬間で揺れ動くものなのかもしれません。
    それでも、真っ直ぐに歌い続ける山口さんはカッコいいです。
    本当に惚れてます。
    全国に山口洋を思っている沢山のファンがいることを忘れないでいて下さいね。

    どうか体も心も穏やかに過ごして下さい。

  8. たかいけいちろう より:

    山口洋様へ

    コロナ報道の最中、静岡ウーフーに約束通りに来てくれて、本当にうれしかった!!
    本当に最高の時間をすごせました!!

    来れなかった人もいたけれど、それぞれが自己判断できめたことだから
    それはそれで構わないと思います。

    あのライブをみてから、確実にヒロシ菌が、体の中で繁殖し続けているのを感じる。
    私だけじゃない、多くの人が、山口洋:ヒートウェイヴの音楽で
    今日を生きている。

    …思うところあって、
    久しぶりに、ロビー・ロバートソンの≪SHAKE THIS TOWN≫をリピートして
    聴いたとです。
    まんま、今の山口さんがやっている事なんじゃないのかと…。
    ~カモン、ブラザー、カモン、シスター、シェイク、ディスタウン!!~
    これからも、全国各地をGOOD MUSICで揺らし続けていってください!!

    いつもありがとうございます!!

  9. そばや より:

    昨今のプロバイダのような空気感や人の弱さ。これは長期戦になるかもしれない。わからないものへの恐れ。駆り立てられる防衛本能。知らず知らずに状況に飲み込まれていく個々の意識。何なんだろう。自分らしさが希薄になっていく。
    私は今までライヴハウスに行ってこころを震わせ、困難から立ち直って来ました。小さなハコは特に身近に感じられて愉しい。山口さんにはイジられて、迷惑かけたり、ちょっと褒められたり。家人には、また音楽関係で出かけるの?と言われつつ、何となく許してもらって来た。今回は心苦しい。いろんなものに。
    この状況もいずれ終わると思うが、何か本質を試されているようで、咀嚼するのは体力と精神力がいる。
    山口さん、いずれ何らかの形で歌にしてください。哲学と心理学とユーモアを織り交ぜて。真夜中に眠れなくなって、書いてしまいました。長々とすみません。

  10. 佐渡の渋谷陽一 より:

    すいませんお怒りのところ、全然違う話です。

    山口さんの「文学と音楽 #003 ローリング・サンダーとヴィジョン・クエスト(後編)」がきっかけで、ようやく「ローリング・サンダー航海日誌―ディランが街にやってきた」を読みました(ボックスセットは無理です)、いや~しんどかった。
    「ローリング・サンダー―メディスン・パワーの探究 」を先に読んでましたので関連する箇所がありなるほどと、逆に読んでなきゃ全然ピンとこなかっただろうと思いなました。
    チャグチャなツァーの様子から、ディランというより著者とか周囲のメンバの狂気が感じられて(この時代のツァーなんてあんなものなんでしょうかね?)ひどく陰惨な印象を受けました、ディランはこんな中でも飄々としているようで不思議です。
    ※ディランのCDも日本語著作もほぼ全て接して、ローリングサンダーツァ―のライブアルバムは大好きですしブートレグシリーズ版も熱心に聴きましたが、ローリングサンダーがらみの著作や映像だけは手つかずでした、山口さんのおかげでやっと読めました。

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