忘れていた感触

7月12日 火曜日 晴れ 

 コになってから、歌を書く、録音するって欲求が湧いてこなかった。言葉とメロディーが奇跡的に合致するポイントを探すことができなくなっていた。もちろん無理にやればできるけれど、作為的にそれをやると自分がおかしな方向に行ってしまう。

 時代に生きること。それはオレの場合、経験が音となって昇華されるってことで、それを明確に表現するために歌という手段がある。未だにうまくできないけれど、歌は楽器を演奏することより、はるかに魂に近い場所にある。

 昨日、それは不意にやってきて。二年(それ以上かも)ぶりに歌を録音するためにマイクに向き合ってみた。

 遠い場所に古くから残っている曲だったんだけれど、リハビリとしてはじゅうぶんすぎた。なんでこの曲を歌いたくなったのか、向き合っているうちに理解した。歌うことによって、スピリットを引き寄せていく感じ。

 しばらくこの作業を続けてみようと思う。

 もっとシンプルに。よりシンプルに。なっていくんだと思う。

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忘れていた感触 への3件のコメント

  1. 堺のヒロシ より:

    ずきんずきんします!
    静かに、見守らせて
    いただきます。ニャ。
    (=^ェ^=)♪

  2. 甲斐 より:

    詩が産まれる瞬間が待ち遠しいです!

  3. fujiiku より:

    洋さんの歌が私たちに届く日を待ってます。このところ仕事を含め厳しい状況ですが
    「意味のない経験はない」の言葉を胸に秘めて頑張って行きます。

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