リクエスト募集

7月17日 日曜日 雨のち晴れ

やると決めたことを投げ出したことがないのが、多少自分の誇りだった。

インターネットの黎明期に今もこのサイトの管理人をしてくれているYくんと、いったいオレたちに何ができるだろうね?なにをやったら、楽しんでもらえるだろうね?と話し合って、まだblogという言葉もないころに始めたのがこのdiary。

いろいろ嫌な思いもしたけれど、それからたぶん25年以上は経過してると思う。我ながら、よくやったと思う。笑。裁判の証拠に使われたことも一度や二度じゃないし。ここをきっかけにいろんなことが起きたし。

なんつっても、みんなが意思をもって、ここに来てくれることがオレの励み。

でもまぁ、最大の危機ではあった。過去形で。笑。

昨日、ライヴで久しぶりに人に会ったんだけれど、どうやらくだんの気持ち悪さを抱えているのは「まったく」オレだけではないことがわかって妙に腑に落ちた。

なにをもって、当たり前の感覚というのか不明だけれど、オレにとって当たり前の感覚を持っている人は気持ち悪くて当たり前だってことがよーくわかった。接してみるもんだね、人と。笑。

例えば、正直身の周りに自民党を支持する人間なんてひとりもいない。イデオロギー云々じゃなくて、ほんとにひとりもいないんだよ。でも、この国の実態は真逆。つまりかなり偏ったところに生きてるってことで、それは痛切に自覚しなきゃいけない。そりゃ、生きづらいさ。笑。でも、多様性こそ文化だから、いろんな意見はあって当然。それぞれの意見は尊重されるべき。

だから、同調圧力には屈しないし、たとえば、公共の場でなければマスクはしない。

正直ね。昨日、小さなステージに立って、オレの奥底から何も湧いてこなければ引退しようと思った。

安心してください。そんなこと微塵もなかった。

怒りも苦しみも悲しみも、そして歓びも。ぜんぶ合わせて、目の前にいる人たちをひとときでもハッピーにしたいって超絶な欲求がなぜか込み上げてくるのだった。

くどいなぁ、、、。笑。

まぁ、ミュージシャンもいろいろあるから、確かに綻びはするんだけどさ。オレたちは音楽がなきゃ生きられないんだよ。不要不急と言われようとも。

不要不急ってさ。広辞苑によれば、「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」、あはは。ほんとによくできた言葉だよ。

でもね。

苦しいことはフツーに苦しいって伝えればいいんだって、思った。あくまでも前を向いた上でね。思いやりをもって。それをポジティヴに共有して、どうにか打開できないのか、探していけばいいのかと思った。

8/2に横浜のサムズアップでやるんだ。ド平日に。お店だって、いい加減ピンチなんだよ。黙ってらんない。みんな土日の奪い合い。なんだかなーって、思う。醜いよ。

 

なんで、みんなといいライヴにできたらと思う。それ全力でやり終えたら、3年ぶりに九州に帰ってみようと思う。みんなの今の気持ちを思いきり聞かせてほしいんだよ。オレはその気持ちに音楽で応える。まぁ、水曜日だし、今回は会場に来れない人にもリクエストも聞いてみることにする。だって、気持ち悪さを抱えてる人は全国にいると思うからね。

プロになったときから。1回のテレビ出演より300回のライヴを選んで生きてきた。だから、オレはずっと野に生きようって、昨日もあらためて思った。だって、ライヴは嘘がつきようがない。ついたら全部バレる。だから、いいんだよ。清々しい。

てなわけで、8/2のライヴ。リクエスト募集します。ひとり1曲、なるだけオレが書いた曲にしてくださいまし。いつも締め切り間際にどっとくるので、今回はオレを励ますと思って、早めにお願いします。懇願。

そこに今の気持ち悪さ、ぶつけてくれても構いません。でも、思いやりは忘れずにね。

いろいろ意見や励ましをありがとう。またがんばってみるよ。

Life goes on !

 

 

 

8/2のソロライヴへのリクエスト。このblogのコメント欄にどうぞ。
1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域

2. リクエスト曲(1曲でお願いします)

3. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)

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リクエスト募集 への9件のコメント

  1. かつらぎ より:

    1.ゆきこ 53才 女 兵庫県
    2.安里屋ユンタ
    3.元住吉のライブで口笛バージョンを初めて聴いて、
     とても素敵だったから。

    かぐや姫って物語があるじゃないですか。
    安里屋ユンタのヒロインも、
    結婚が、女性の意思でままならない時代に、
    島の人とむすばれたいと、権力者にさからうような女性だったという説を、ライブ後にスマホで調べて知りました。

     わたしも、立場がよわくても、熱くなれる魂だけは、売りたくないなぁ。またはーりぬ♪ とつづくこの歌のお囃子を口ずさむのが、なぜか昔から好きだったけど、感受性を護るために背骨を伸ばしてこれから生き抜くために、ヒロシさん解釈の、口笛が素敵な安里屋ユンタを聴かせてください‼︎

  2. ラッキー より:

    8/2のソロライヴへのリクエストよろしくお願いします。
    1. 名前(ラッキー)、年齢(47才)、性別(男性)、お住まいの地域(神奈川県横須賀市) 

    2. リクエスト曲(親父)

    3. 聞きたい理由(歌詞とメロディーが めちゃくちゃ 素晴らしいです。名曲です。心にグッときます。ぜひとも生でききたいです。よろしくお願いいたします。 )

  3. 萩原晋也 より:

    1. 萩原晋也、49歳、男、神戸市

    2. 親父

    3. とにかく凡骨の歌の曲が聴きたいです。その中でも不遇のこの曲は今歌われべきじゃないか。あらゆる人がいつのまにか亡くなってしまった。安倍さんの国葬はやはりおかしい。そんなことをリアルに言ってる人を隣で見ることがない。それが今の日本の生きにくさでしょう。話がとっ散らかってますが。1998年、月に吠えるの時にこのダイアリー始まって、それ以来ずっと読ませて頂いてます。ここにしか良心がないのか?くらいこのダイアリーは大切なものです。山口さん、僕も違和感が沢山ですよ。そんな世界を引き裂くロックンロールをお願いします。いつも真摯な言葉を有難う。

  4. アキラ より:

    どんなに小さな支流でも、本流である事を認識すべきだと思う。

  5. あさはら より:

    1. 名前:あさはら、年齢:40代、性別:男、お住まいの地域:横浜線沿い
    2. リクエスト曲:ガーディアンエンジェル
    3. 聞きたい理由
    リクエストしたい曲はたくさんありますが、ガーディアンエンジェルをリクエストさせていただきます。この曲は僕がHEATWAVEを大好きになるきっかけとなった曲です。初めてこの曲に出会った約20年前、僕は東北地方に住んでいました。それから震災を経験し、いろいろなことがあり、住む場所も仕事も変わり今は関東の片隅にたどり着きました。最悪な状況に直面した時「これ以上悪くなることはない」と心を奮い立たせ、同じ轍を踏むことなく、自分の道をただひたすらに歩いてきたように振り返っています。僕にとってガーディアンエンジェルは人生の道を開く伴走者となってくれた楽曲の一つです。コロナ以降、ほとんど山口さんのライブには足を運べていませんが、当日は仕事を早めに切り上げて会場に足を運ばせていただきます。横浜の夜、楽しみにしています。

  6. 堺のヒロシ より:

    1. 名前:ネコにゃラン、年齢:もうじき58歳、性別:雄猫、お住まいの地域:大阪府堺市
    2. リクエスト曲:新しい風〜ロックンロール
    3. 聞きたい理由:弾けたい‼︎とにかくはじけたいっス!陰鬱な空気を吹っ飛ばすロックンロールをかき鳴らしてほしいっス‼︎
    当日、現場参戦はできませんが、夢想参戦します。配信があったら参加できますにゃ。
    (=^ェ^=)/~♪

  7. キャッツ より:

    1,キャッツ 50代後半 男 栃木
    2.モーターサイクル
    3.栃木から新しいバイクで横浜に行きます!
     バイクに乗ると「午前5時 月の光を浴びて 風を受けて・・・」
     この歌が流れてきます。希望と力を与えてくれる歌だと思います。
     早く音源化して欲しいです。何度でも聴きたい曲です。
     
     飛ばしているときも、ゆっくり走っているときも、風と光の中で
     心が浄化される感じ。ソロ・ライダーなら解るあの感じ。
     それはライブでのあの瞬間にも似て、光と音に満たされる空間に
     魂を預けたいと思います。
     
     

  8. しお より:

    1.しお 50代 男 福岡県
    2.ON MY WAY HOME
    3.山口さんのブログを読んでいたら、理由は分かりませんが「原点に帰る」という気持ちが浮かんできました。
    この曲は、私がヒートウェイヴを好きになった原点の曲です。
    それでこの曲にさせていただきます。

  9. ReaMo より:

     1 ReaMo 54歳 男性 熊本市
     2 「ナタリー」

     この曲の主人公のナタリーが、本当に世界中を自由に往き来できるような、アヴェニューを作ろう。また、そのアヴェニューを次世代に残していこう。との思いで、「ナタリー」をリクエストします。
     世界はいま、戦争や戦争準備体制のなかにあります。日本も憲法改正や防衛費の増額なんかで戦争準備を始めています。
     しかし、武器には武器なのか? 先の事件のように暴力で訴えることが許されるのか?
     答えはNOです。
     言葉で論じ合い、言葉で妥協点を見出せばいい。戦場ではなく、そういう話し合いの場を設ければいい。

     「ナタリー」が、ギター1本でどのように変わるのか、わたしは、大変申し訳ありません、ライブには行けないのですが、非常にたのしみです。

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