アナログプレイヤー

12月28日 水曜日 晴れ

心地よい、疲労の中にいます。もう喉に気を遣うことなく思いっきり笑えるのがいいネ!まずは三浦麻旅子さんによる12/26の写真をどうぞ!ロックンロール!!みんな楽しんでくれたみたいで嬉しいっす。てか、まだバリバリの現役でいるつもりだし、更なる最高到達点も目指すし、ロックンロールの伝道師でもあるつもりですたい!

とってもいいバイブスだったね。撮影、三浦麻旅子

 

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昨日はツアーで縦横無尽に頑張ってくれたスタッフの慰労会でした。町のアホちんたちも集まってくれて、僕の誕生日も祝ってもらいました。美味しいもの食べて、思いっきり笑いました。こういうの大事。

町ってさ。いろんな職種の人が住んでいて、たいていの用事は町で事足りる。そんな暮らしが好きです。それぞれの専門の仕事、つまりプロと関わって生きていきたいんすよね。いつか佐藤タイジのyoutubeで話したけど、オレの三台の乗り物、それぞれ独特なものなんだけど、クルマもハーレーもヴェスパも。それぞれ小さなガレージ、町のプロたちが面倒みてくれてます。そういうのがいいよね!

昨日、飲んでたらエンジニアのともだちが先に家に帰ったんす。しばらくしてまた店に戻ってきて、誕生日プレゼントのアナログレコードを持ってきてくれたんすね。嬉しかったなぁ。オレは若いスタッフに48年前親父に初めて買ってもらったビートルズのLET IT BEのリイシュー盤をプレゼントしました。この飲み屋はトレーディング・ポストか!笑

そんなこんなで来年の話もしましたよ。年末年始はちょいと体を休めますが、来年はまた全力で走ります。

 

そうそう。足元が冷えて困ってる後同輩。アイルランド製の100%ウールの靴下勧めます。むっちゃ高いけど、それだけの価値はあります。あの国の風雪に耐えてる羊さんの毛、半端ないです。デスクワークも楽しくなるよ。オレはバイクに乗るときも履いてます。薄いやつじゃなくて、ここは値が張るけど、3000円以上する分厚いやつ買ってください。

あ、あとね。グッズもたくさんの人が手にしてくれて嬉しかったです。ツアーに来れなかった人のために「売り切れ御免!カモネギシャチョーの秘密のお年玉つきびっくり新春SALE !」てのをやると思います。なんか、格好いい文字じゃなくて、思い切り長くてダサい日本語でやろうぜって。

そんでもって、山口洋のアナログ盤、民謡深掘りシングルなのですが、びっくりするくらい売れてません。オレ、みんなの年末にと思ったんだけど、こりゃいかん。笑。高いのか?って、国外(チェコ)の信用のあるプレス工場で製造したら、あの値段でもじぇんじぇん商売にはならないのです。実際のところ。でも、オレ、サブスクを認めつつも、猛然と反撃したいのです。あれは音楽制作を殺すのでね。なので、敢えて、今、アナログなんです。
で、スタッフといったいどういうこと?って話し合ったなら、みんなプレイヤーを持ってないんじゃないか、と。だって、スタッフだって持ってないわけだから(買ってくれたけど)。

んー。そうか。じゃ、グッズで作るか。(在庫抱えるとたいへんそうだな)関係ないけど、NO REGRETS社。増え続けるアイテムと在庫で、新倉庫を借りることになりました。これでもうちょっと円滑に発送できそうです。

閑話休題。

どれを買っていいかわからないという人のためにちょー簡単、おすすめアナログプレイヤーのご紹介。でも、その前に。実家の箪笥に眠ってませんか?昔のものは構造がアナログなので、たぶん使えますよ。

まずは簡単で安価にアナログを体験したい人。スピーカー、USB、bluetooth、これ単体でもアナログ感楽しめます。いくつか僕も若い世代にプレゼントしたけど、音はそれなりだけど、でも楽しいっすよ。お年玉でぜひ。

もうちょっとお金に余裕がある人はこのクラスでどうすか?

最後に僕が使ってるやつを。これはDJ御用達のもので、僕も30年使ってるけど、一回も壊れたことないです。タフです。

中古でもぜんぜん問題ないです。ヤフオク(嫌いなので、みなさん自分で検索してください)3万くらいで買えるんじゃないかな。

正月、アナログで楽しい時間を過ごしてくださいまし!

てなわけで、とっても売れていない民謡深掘りシングル、ぜひ買ってください。(発送は正月明けになると思いますが、時間の都合がつけばシャチョー、自ら早めに発送します)

社運!はかかってないけど(笑)、よろしく頼んます!

 

 

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アナログプレイヤー への12件のコメント

  1. rohi より:

    渋谷でのライヴ、久しぶりバンドで聴く曲が案外多くて痺れっぱなしでした。
    ライヴ来年ツアーあるのかな?
    物販アナログレコードとトートバック買いました。
    トートバック早速仕事で使い職場の同僚にいいね!
    をいただきました。
    使いやすいです。
    アナログレコードは、プレイヤー持ってないのに買ったのでまだ聴けてません。
    実家で眠っているSONYリバティーがあるので、それで聴いてみます。
    あー楽しみだ。

  2. なっか より:

    ライブありがとうございました!!
    生音サイコーーでした!!HEATWAVEサイコーー!!!
    お三方の痺れるカッコよさを目の当たりにして、こんな風に歳を重ねたいなと思いました。。目標は高く!

    全国を回るツアー、本当にお疲れさまでした。最高到達点を更新するHEATWAVEをこれからも目撃したいです!
    お身体労わってくださることを祈りつつ、応援します。

    我が家はHEATWAVEのアルバムを聴くために一度手放したCDプレーヤーを復活させ、G.Yokoさんのレコードを聴くために洋さんが紹介してくださった初心者レコードプレーヤーを導入しました。そしたら続々とレコードでHEATWAVEが聴けるようになって嬉しいです。

    正直サブスクも利用している身ですが、レコードで音楽を聴く時間は特別感があってとても好きです。片手でタップしてiPhoneから流れるのとは違って、両手を使って準備して手間をかけて聴くというのがとてもいいです。音楽については素人ですが、レコードから奏でられる音は空気感がより鮮明に伝わってくる感じがして、『柱』の当時感や民謡のソウル感がより伝わるものになっているのではと思いました。あと、この期間テレワークで家時間が増えて、外に出ないと…と思うこともしばしばですが、レコードは家の中の空気感を変えてくれるので、そんなところも好きです。レコードいいですよ!!

  3. ReaMo より:

     アナログプレイヤーの件、持っていない派としましてはとても参考になりました。ありがとうございます。そして大変遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます。そしてそして、今年一年ありがとうございました。
     今年の5月、ソニー時代のヒートウェイヴしか知らなかった私は、「ミュージシャンの愛用ギター」というワードで検索していたところ、こちらの山口洋さんのブログのVINCENTのギターについて語られた過去の記事に漂着。以来、毎回読まさせていただきHW熱再燃、2021年と2020年の全ての記事も読破させていただきました。こちらのブログは今や、私にとっての“ポーラスター”であります。
     これからも、勇気と希望と文化を発信され、健康でそしてバンドマンであり続けてください。
     それでは来年もまた良いお年をお迎えください。

  4. 平和台の星 より:

    5年前、バンドはベースレスで進むことを選択した。
    それは結成以来38年間ヒートウェイヴを支えてきた渡辺圭一への敬意。
    文字通り基礎を外して。
    それは茨の道。

    ベースレスでの初めての演奏を見たのは2018年サムズアップ。
    「Bind Pilot」、池畑さんのバスドラムべた踏みに心が熱くなった。

    あれから4年。2022年12月18日、京都・磔磔。
    オープニング3曲目は「Prayer on the Hill」。
    かつて渡辺圭一のベースで始まり、渡辺圭一のベースソロがある曲がチョイスされていた。
    池畑さんの切り裂くドラムで始まり、ベースソロの部分も池畑さんのビッグビート炸裂。
    かっこよすぎだよ。
    温かな磔磔の空間で鳥肌が立った。
    ベースがいないトリニティでも更なる高みのグルーヴが醸成されていた。
    そして、それは渡辺圭一へのオマージュ。

    最初のアンコールはロックンロールマナー。
    この3年間音楽を守ってきた磔磔と先月亡くなったウィルコ・ジョンソンに敬意をこめての「Going Back Home」!
    ウィルコのスピリッツが降りてきた洋さんの愛機の切れ味鋭いカッティングに池畑さんのシャッフルビート。
    僕の中のリミッターが外れた。
    そんな心振るわされる魂の演奏に踊らないという選択肢は僕の中にはなかった。
    バンドの平均年齢が60を超えようがお構いなしだ。
    そんじょそこらの若手のバンドには決して出せないキレっキレっのロックンロール。
    自分も齢50を超えても10代に芽生えたロックロール小僧の魂は死なない。
    立ち上がって踊ってるのは唯一僕一人(笑)。
    高揚するビートに身を任せ踊っていると洋さんと目が合った。
    今このヒートウェイヴで演奏ができる喜びが本当に伝わってきた。
    曲が終わって楽屋に戻るとき、洋さんが僕の手の中にピックを治めてくれた。
    「ありがとう」の言葉とともに。
    今年最高のプレゼント。

    結成43年。
    ヒートウェイヴは更なる高みに立っていた。
    3人の個性が醸成する上質なロックロールグルーヴは更なる進化を遂げていた。
    そして3年間のそれぞれの想いが磔磔の空間に善循環していた。
    来場された人たち、スタッフの人たちの表情がそれを見事に物語っていた。
    幸せな夜だった。
    僕は終演直後、思わず「ヒートウェイヴ、最高!!!」
    と叫んでいた。
    事前通達、25%の声援なんてオレには絶対無理(笑)。0か100%。

    “over the thousand days”
    千の夜は流れて。
    3年ぶりの帰還。
    素晴らしい磔磔の夜。

    首を長くして待ってました。
    おかえりなさい!

  5. のえりあむ(奈良) より:

    洋さんの影響でアナログプレーヤー買いました。
    g.Yokoさんのアナログ、柱のアナログも買いました。
    ただ、今回のアナログはちょっと手を出しかねています…
    先日のライブでも聴きましたが、民謡というものについていけませんでした。
    世代的なものなのか、子供の頃にあまり民謡に触れてこなかったからでしょうか。
    民謡初心者におすすめの曲などあれば教えていただけると嬉しいです。

  6. 青森のロマンティック・ダンディ より:

    民謡シングル売れてない問題についての世論調査結果が出ました。

    第1位:値段が高い。75%の人が回答。(1曲1000円は高すぎるぅ~。)
    第2位:アナログプレーヤーを持っていない。68%が回答。(アナログの良さは認めつつも、レコードを聴くという、金銭的、時間的、空間的、精神的余裕がない。←私のことです。よって、Pブレイディ&Aアーヴァイン、プランクシティ、ボシーバンドetc.の名盤を持っていても20年近く聴いていない、泣!!)
    第3位:民謡に興味がない。52%の人が回答。

    こんなん出ましたけど・・・どうでしょうか?(注、あくまで私の脳内での話です)。

    私自身は、東京にいたときには、都内の図書館(みなと図書館だったか)まで通い、「日本民謡大観」なるCD約100枚組の戦前~戦後の民謡のコレクションを1回3枚ずつ借りてテープにダビングしたこともあるくらい、民謡には興味を持っていたので、今回の企画は大賛成ですが、普通の人はどうかなあ、難しいかもなあと思っていました。実際民謡はすべてが面白い訳ではなく、退屈な部分も相当あるので、普段ロックしか聴かない人に聴いてもらうには相当アレンジに工夫が必要でしょう。とは言え最近では民謡クルセイダーズの活躍もあり、一部では民謡が盛り上がっている気配もあります(個人的にはあそこまでワールドミュージック寄りになるはちょっと・・・ですが)。山口さんには、単にカッコイイだけでなく、民謡の本質・真髄まで感じさせてくれるような作品を期待しています。またその過程で様々なアーティストとのコラボなども夢想してしまいます(例えば、二代目高橋竹山さんとかうつみようこさんとか←なんとなく合いそう)。まあ、これは本当に険しい道だと思うので、気長にコツコツ取り組んでほしいと思います。ファンも少しずつ慣れていくと思うので。

    私自身は、

  7. かまを より:

    ここ数年のレコードブームでプレイヤーはかなり値上がりしています。針も高くなりました。肝心のレコードも高くなってます。今これを維持するには気力と財力が必要です。。今回のシングルにはDLコードをつけても良かったのかもしれませんね。

  8. ふなちゃん より:

    山口さんの歌う民謡はいわゆる民謡っぽくなくて楽しいです。G.YOUKOさんともレコーディングして欲しいなー

  9. にゃあにゃあ。 より:

    ジャケットなどのデザイン料や、幾重の梱包の手間、シャチョー宅への配達料などは、曲数とは無関係ですもんね。
    おまんじゅう5個500円、10個1000円のようにはいかないですよね。
    超カッコいいジャケットに、唯一無二のロック民謡。
    ライブでのグッズ代を用意するのにレコードの値段を確認し、「2000円 安っ!」とわたしは思いました。
    自分でレコードを買ったのがこれで3枚目で相場を知らないのですが、聴いてみたら、プライスレスでした。
    「柱」と「民謡」は、アナログレコードで聴くべきなのがよく分かります。
    その空気感から、得も言われぬ「力」が伝わってくるのですね。
    アナログおそるべし。。
    民謡第二弾、とっても期待しています!!!

  10. Masako より:

    東京公演の三浦麻旅子さんの素敵な写真ありがとうございます。行けなかったのが残念です。東京の素晴らしい演奏を聴きたいなぁ。CDの音源化があるといいけれど…。

    「相馬盆唄」は民謡です。お祭の手踊りの山形県の「花笠音頭」も民謡です。こきりこ節に似てますよね。初心者のギターの本にあるDanny Boy、Greensleevesも民謡。世界の民謡を探すと色々ありますよ。何年か前のドナール・ラニーアンディ・アーヴァインのライヴでは、アイルランド民謡を演奏していました。懐かしいなぁ。ずっと受け継がれている曲だからこそ。民謡=音楽をアナログ盤で山口さん風にアレンジ。民謡クルセイダーズのバンドの演奏も素晴らしいですが、安里屋ユンタ、こきりこ節のシンプルな感じがとてもいいです。社長さん、直ぐに判断せずに各地にツアーに回って、聴いてもらって、良さをわかってもらってくださいね。
    今年は色々あったけれど、音楽と旅で元気をもらいました。本当にありがとうございました。感謝、感謝です。寅年ももうすぐ終わりですね。嘘みたいに早いです。皆さま、よいお年をお迎えくださいませ。

  11. fujiiku より:

    「民謡」との言葉に尻込みしている方もいらっしゃると思いますがMasakoさんの言われているとおり洋さんの中で消化し 洋さんらしい音楽となっていますので 洋さんの音楽が好きな方には気に入っていただけるのではと思います。

    私などは恵まれた環境で洋さんHWのライブに参加でき生の場で洋さん流の民謡を感じる事ができますが 生で聞くことができない方が多いと思います。一部だけでもHPで公開してみてはどうでしょうか?

    また昨今巷で売られているアナログ盤はとても高いです。これで本当に聞きたい音楽ファンが買えるのかと思うものも多いです。その中今回の7インチは良心的なお値段ではないかと思います。もちろんこれからプレイヤー一式揃えるとなるとそれなりのお値段になりますが・・・

    洋さんはじめ皆様良い年をお迎えできる事を願っています。

  12. ナカムラ より:

    年の瀬のコメントになります。
    福岡のLIVEでアナログ盤購入しました。
    チェコ製を選んだ理由も素人ながらわからなくもなかったです。
    20代からヒートウェイヴを追っかけてきてクオリティーの高さにいつも感嘆しています。
    そして、何よりも民謡シリーズの第1段が安里屋ゆんた、、昔から大好きな民謡でした。勝手になにかのご縁と思ってました。
    私の職業が福祉職なんですが2005年にホームヘルパーステーションゆんた という名前でスタートしたのも安里屋ゆんたが由来でした。
    今年もヒートウェイヴの音楽に励まされました。ありがとうございました。

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