巻き返す

2月20日 月曜日 晴れ

思い返せば、すべてのデフレスパイラルはフェスの帰りに新幹線から降りようとしたときに発症した「ギックリ腰」から始まっているのです。昨年9月のことでした。ちょっと良くなっては悪化を繰り返し、長い目で見ると下降線をたどる一方。とどめに新年開けてのコで完全なる五里霧中。

もちろん悪化していく身体を指をくわえて見ていたわけではなく、いろんなことを試しました。で、いつかきちんと伝えるけれど、ジャストフィットしたのが「びわのお灸」。九州在住のマスターがその方法を伝授してくれるってことで、錦糸町まででかけました。目から鱗の連続。ものすごく根気が必要だけれど、逃げずに長い時間かけて向き合えば、必ず前よりよくなることを実感したっす。
今、病に苦しんでいる人たちの多くがそうだろうけど、光を見つけるまで、ほんとうに苦しいだろうと。オレの場合、腰に効いたのは「びわのお灸」でコの後遺症に効いたのは「雪山」。そんなこと、ネットを探しても出てこないけれど、ニンゲンが地球の生き物である以上、その人にフィットする方法は必ずあると思うのです。オレは自分の人体実験の結果をここで伝えるので鵜呑みにせず、参考にしてもらえればと思います。
コは情報やネットから離れ、山の神が棲む雪山に身を置いて、少しだけ体を動かし、麓に帰って、なるだけ美味しいものを食べ、自分に合った泉質の温泉に浸かる。わずか二日目。ビールを飲んだ瞬間にわかったっす。「治った」って。オレの直感は間違ってなかった。
なんであれ、道はそんなに楽じゃないけど、ようやく「巻き返せ」そうなので、伝えていきます。興味ある人は読んでくださいまし。

 

ところで。今日はコで後回しにしていた一年で一番ブルーになる作業に取り掛かります。このことを一度もblogに書いたことはないと思うし、嫌なことから先に取り掛かるタイプなんだけど、これもコでやる気にならなかったのです。あー言いたくない。なんと書けば伝わるのか。サラリーマンの方は必要ないけど、我々自由業者は避けることができない「年貢」についての作業です。最終的にはその道のプロに任せるのですが、任せる前までの作業は自分でやるしかない。それが苦痛以外のなにものでもない。

 

これはクリエイティビティーのかけらもない。その使い道は無茶苦茶なのに、取り立てだけはきっちりやられる。言いたいことは山のようにあるけれど、わたすも国家の飼い犬である以上、今日はこころを「無」にして取り組みます。

 

がんばりましょう、御同輩。

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巻き返す への5件のコメント

  1. シバダスト より:

    全く同感です
    自分も個人事業主なので、この時期は気が重いです。

    ちなみにこの時点でまだ全く手を付けておりません(笑)
    どうしよう

    アナログの『柱』でハートに火を点けて
    領収書の山に立ち向かいます

  2. s より:

    こんな少ないとこからもこれだけもっていくのね、と思いつつちゃんと使ってくれれば文句もないけど…

    昨今のめちゃくちゃな使い方を横目で眺めつつ、国から予算が降りず3月で雇用が終了すると今日伝えられてちょっと笑っちゃいました。
    帰宅してすぐ、水戸でいただいたCDから気に入った曲の入ったアルバムを注文しました。
    ロッケンロール。

  3. より:

    年貢の計算には、頭がカッとなります。
    e-○○〇でやれと言っているくせに、
    サイトの動作が遅くて戸惑います。
    「はらかいてくらす(九州弁?)」寸前です。
    先日から向き合っていますが、道程はまだ遠く。。。
    途中休憩にシネマネコで猫の映画観てきました。
    韓国の猫ちゃんたち、可愛かったです。

  4. カジ より:

    同感です( ̄ー ̄)

  5. michi より:

    すでに皆さんご覧になっているかもしれませんが、おじゃぴいさんのTwitterより抜粋します↓
    https://twitter.com/SaymazYoko/status/1626518183833214977
    そして、古い民謡が被災地の心を癒しているのもそっくりです。
    トルコの震災も満月の夜、明け方に起きました。
    トルコ南東部、クルド人やトルコ人が混在して暮らしている地域で
    まるでデジャヴの様な気持ちになります。
    普段から、音楽と共に暮らして来たトルコの人々。
    だいたいどの家族にも一人くらいはサズ(民族楽器)の名手がいます。
    トルコの震災も満月の夜、明け方に起きました。
    トルコ南東部、クルド人やトルコ人が混在して暮らしている地域で
    まるでデジャヴの様な気持ちになります。
    普段から、音楽と共に暮らして来たトルコの人々。
    だいたいどの家族にも一人くらいはサズ(民族楽器)の名手がいます。

    SOUL FLOWER UNIONの中川さんの歌と
    HEAT WAVEの山口さんの歌。

    私はまたしても遠くから見つめるしかなく
    またしても両方の歌が響いて来ます。

    日本人の我々だからこそ寄り添える何かがある気がしてしまう

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